「S.T.A.L.K.E.R. 2」はBethesdaから発売？　非公式情報として1C Companyの元マーケティング担当者がコメント

　1C Companyの元マーケティングディレクター，Sergey Galyonkin氏が，開発中止の噂が流れている「S.T.A.L.K.E.R. 2」について，Bethesdaが制作を行うという情報を自身のブログに書き込んで話題になっている。


　非公式ながら信頼できるソースから聞いた話だというGalyonkin氏の情報によれば，これまでシリーズのゲーム開発を行ってきたGSC Game Worldのオーナー，Sergey Grigorovich氏が，S.T.A.L.K.E.R. 2の開発，販売，さらに小説や映画化といった商品展開に関する諸権利をBethesda Softworksに売り渡したとのこと。現在，ウクライナ以外の地域にある，Bethesdaの技術に詳しいサードパーティが，PCおよびコンシューマ機向けの開発を進めているという。

　1C Companyは，S.T.A.L.K.E.R.シリーズのロシア語圏でのパブリッシャであり，Galyonkin氏はそのマーケティングを担当していた。2011年末，GSC Game Worldがロシア語圏以外での販売契約に失敗し，資金難から多くの開発者が辞めたことを最初に報じたのもGalyonkin氏であり，GSC Game Worldの内情に精通している人物であるのは間違いない。ただ，Bethesda Softworksは現在のところ，この件に関する公式な発表は行っておらす，こうした販売権が二転三転することも少なくない。