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AMD未発表のGPU「Radeon HD 7730」を試す。「Cape Verde LE」は1万円以下の市場で存在感を示せるか
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印刷2013/07/13 00:00

レビュー

AMD未発表のGPU「Cape Verde LE」はエントリー市場で存在感を示せるのか

Radeon HD 7730
(MSI R7730-1GD5V1)

Text by 宮崎真一


R7730-1GD5V1
メーカー:MSI
問い合わせ先:MSIサポートページ
実勢価格:9000〜9500円程度(※2013年7月13日現在)
Radeon HD 7700
 AMDからこれといった発表がないまま,「Radeon HD 7730」(以下,HD 7730)なるGPUを搭載するMSI製グラフィックスカード「R7730-1GD5V1」が,2013年7月5日に発売となった。
 その型番からして,HD 7730が「Radeon HD 7750」(以下,HD 7750)と「Radeon HD 6670」(以下,HD 6670)の間に置かれるGPUであることはまず間違いないだろうが,その実力は,コストを重視するゲーマーの眼鏡に適うものなのか。4Gamerでは独自にR7730-1GD5V1を入手したので,テストを通じ,HD 7730というGPUの素性に迫ってみたいと思う。


GPUコアはCape Verdeで,SP数は384基

メモリ周りの仕様はHD 7750を踏襲か


HD 7730 GPU。384基というコア数のGPUだと,ノートPC向けのRadeon HD 8700M・8600M・8500Mシリーズに採用される「Mars」もあるので(関連記事),ちょっと期待したのだが,見る限りCape Verdeそのものである
Radeon HD 7700
 AMDが詳細を明らかにしていないため,製品仕様は基本的にMSIから入手した資料に頼ることとなる。その点は注意してほしいが,MSIによれば,GPUコアは「Cape Verde LE」で,シェーダプロセッサ「Stream Processor」(以下,SP)数は384基とのことだ。

 と,ここでCape Verde(ケープヴェルデ)と呼ばれるコアを振り返っておくと,これは,「Graphics Core Next」(以下,GCN)アーキテクチャを採用したSouthern Islands(サザンアイランド)世代の最下位モデルとして用意されるGPUコアである。

HD 7730のブロック図(※4Gamerによる推測)。GCN Compute Unitの数が6基になるよう,無効化されるユニットに黒色を重ねたが,実際にはもう少しバリエーションに富んだ形で無効化されている可能性もある
Radeon HD 7700
 GCNアーキテクチャでは,16基のSPが集まって「Vector Unit」(ベクトルSIMDユニット)を構成。さらに,4基のVector Unitが,命令発行ユニットとしての「Scalar Unit」(スカラユニット)や,スケジューラ,4基のテクスチャユニット,L1キャッシュとセットになって,演算ユニットたる「GCN Compute Unit」となる。つまり,384基のSPを搭載するHD 7730(Cape Verde LE)における演算ユニット数は6基(64×6)となるわけだ。
 これは,Cape Verdeシリーズの上位モデルであるHD 7750(Cape Verde PRO)の8基(512 SP)比で75%,「Radeon HD 7770(Cape Verde XT)の10基(640 SP)比で60%の規模ということにもなる。

 一方,ROPユニット数は16基でHD 7750と変わらず,メモリインタフェースも128bitで変わらずだ。付け加えるなら,メモリクロックも4500MHz相当(実クロック1125MHz)でHD 7750と同じなので,グラフィックスメモリ周り,俗にいう足回りはHD 7750とまったく同じと述べていいだろう。

「Catalyst Control Center」でハードウェアのプロパティを確認したところ,デバイスIDは「6837」だった(左)。HD 7750だと「683F」,HD 7770だと「683D」なので,確かにGPUコアは別モノのようだ。右は「GPU-Z」(Version 0.7.2)実行結果で,シェーダプロセッサ数は384基と出ている。ROPユニット数が8基と出ているが,これはGPU-Zが対応できていないためではなかろうか
Radeon HD 7700 Radeon HD 7700

 そんなHD 7730のスペックを,HD 7750とHD 6670,それに競合製品となる「GeForce GT 640」のGDDR5メモリ採用版(以下,GT 640 GDDR5)およびDDR3メモリ採用版(以下,GT 640 DDR3)と比較したものが表1となる。

※1 MSIの製品資料を基にした推測。確度は高いと思われるが,100%正しいとは断言できない
※2 一部の地域ではコアクロック900MHz版も流通しているが,日本では800MHzとなる


R7730-1GD5V1カードサイズは実測169mm

エントリーモデルらしくシンプルな基板設計


Radeon HD 7700
 ここからは,R7730-1GD5V1というカード自体をチェックしてみたい。
 カード長は実測170mm(※突起部除く)。HD 7750も同170mmだったので,同じ長さと述べていいだろう。GPUクーラーは2スロットを占有するタイプで,GPUのダイに密着したヒートシンクを,70mm角相当のファンで冷却するという,至ってシンプルなものになっている。MSI自慢の「Propeller Blade Technology」によって羽の形状を工夫することで,同じ規模のクーラーと比べてエアフローを20%向上させてあるそうだ。

HD 7750と同じく,PCI Express補助電源コネクタは搭載せず。カードの背面側にメモリチップも用意されない
Radeon HD 7700 Radeon HD 7700

GPUクーラーを取り外したところ
Radeon HD 7700
 GPUクーラーの取り外しはメーカー保証外の行為であり,取り外した時点で保証は受けられなくなる。その点はくれぐれも注意してほしいが,今回,すべてを覚悟のうえでクーラーを取り外してみると,カードデザインはHD 7750のリファレンスカードとよく似ているのが分かる。2+1フェーズ構成に見える電源部や,比較的シンプルな部材配置などはそっくりだ。
 いま手元にHD 7750リファレンスカードはないので,100%の確証はないが,同じデザインの基板を採用している気配は感じ取れよう。

GPUクーラーを取り外したR7730-1GD5V1(左)と,発表当時のレビュー記事から再掲となるHD 7750リファレンスカード(右)。HD 7750リファレンスカードでクーラーの取り外しは許可されなかったので,“剥いた”状態との比較は行えないが,それでもかなり似ているようには見える
Radeon HD 7700 Radeon HD 7700

Radeon HD 7700
 メモリチップはSK Hynix製のGDDR5「H5GQ2H24AFR-T2C」(5Gbps,2Gbit)。GPUパッケージの周辺に4枚配置することで,グラフィックスメモリ容量1GBを実現している。メモリチップはGPUクーラーのヒートシンクと触れていないので,冷却はファンによるエアフロー任せということになる。


上位&下位製品,競合製品と比較

用いるドライバはCatalyst 13.6 Beta2


 今回用意したテスト環境は表2のとおり。簡単にいうと,表1で挙げたGPUをすべてテスト対象とした構成だ。
 用意したGT 640 DDR3搭載カード「ZOTAC GeForce GT 640」は,メモリクロックがリファレンスより若干低いため,テストにあたってはEVGAのオーバークロックツール「Precision X」(Version 4.2.0)を使って,リファレンス相当にまでクロックを引き上げたことを,あらかじめお断りしておきたい。


 テストに用いたグラフィックスドライバは,Radeon用が「Catalyst 13.6 Beta2」を,GeForce側が「GeForce 320.49 Driver Beta」となる。テスト開始時点ではGeForce Driverの最新版「GeForce 320.49 Driver」がリリース済みだが,NVIDIAのドライババージョン表記ルール上,両者の違いはWHQLを通過しているかどうかだけなので,基本的に同じドライバという理解で構わない。

Radeon HD 7700
MAXIMUS VI HERO
シンプルさを志向したゲーマー向けZ87ボード
メーカー:ASUSTeK Computer問い合わせ先:テックウインド(販売代理店) info@tekwind.co.jp
実勢価格:2万9000〜3万2000円程度(※2013年7月13日現在)
Radeon HD 7700
SMD-32G28CP-18ML-Q
メーカー:サンマックス・テクノロジーズ
問い合わせ先:パソコンショップ アーク
パソコンショップ アーク販売価格:3万4181円(税込,※2013年7月13日現在)
 テスト方法は4Gmaerのベンチマークレギュレーション14.0準拠。ただし,HD 7730がエントリークラスのGPUであることから,「高負荷設定」およびそれに準ずるテストは行わず,「標準設定」を基準としつつ,「エントリー設定」が用意されている場合はエントリー設定を積極的に採用することとした。解像度は1280×720ドットおよび1600×900ドットの2つだ。
 また同じ理由から,「3DMark」(Version 1.1.0)では,「Fire Strike」テストの「Extreme」プリセットを行う代わりに「Cloud Gate」テストを実施する。

 さらに,このクラスのGPUではオンラインRPG用途を想定する必要があることから,レギュレーション14.0のタイトルとは別に,「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」(以下,新生FFXIVベンチ)と「PHANTASY STAR ONLINE 2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」(以下,PSO2ベンチ)のテストも行っておく。
 新生FFXIVベンチは「標準品質」を,PSO 2ベンチは「簡易描画設定3」を選択したうえで,それぞれの解像度ごとに2回テストを行い,その平均をスコアとして採用する。

 なお,これは“いつもどおり”だが,テストに用いたCPU「Core i7-4770K」の自動クロックアップ機能「Intel Turbo Boost Technology」が,テストによって異なる挙動を示す可能性が無視できないことから,テストに先立ってマザーボードのUEFI(≒BIOS)から同機能を無効化している。

 ……と,ここで気づいた読者は鋭いが,ここまで紹介してきたテスト環境および方法は,用意したグラフィックスカードが異なることを除いて,GT 640 GDDR5およびKepler採用版「GeForce GT 630」をテストしたレビュー記事と完全に同じだ(※というか,揃えるためにWHQL取得前のGeForce 320.49 Driver Betaを用いたのだが)。そのため,GT 640 GDDR5とGT 640 DDR3のスコアは,先のレビュー記事から流用する。この点はあらかじめご了承のほどを。


その3D性能はHD 7750の75%程度

GT 640 GDDR5とGT 640 DDR3の中間に


 3D性能のグラフは基本的にRadeon→GeForceの順で型番順に並べてあるが,グラフ画像をクリックすると,3DMarkはFire Strike,ゲームアプリケーションを用いたベンチマークテストは解像度1600×900ドットのスコアを基準に並べたものを表示するようにしてあることもお断りしたうえで,テスト結果を順に見ていこう。

 グラフ1は3DMarkの総合スコアをまとめたもので,HD 7730はHD 7750の81〜85%程度となった。GPUコアクロックもメモリ周りもHD 7750と同じながら,GCN Compute Unitの規模が75%になっていることを考えると,HD 7730は健闘していると言えるだろう。
 下位モデルであるHD 6670に対して,Fire Strikeで約34%のスコア差を付け,GT 640 GDDR5に対して互角以上に渡り合っている点にも注目しておきたい。

Radeon HD 7700

 しかし,3DMarkはRadeon勢が優勢になる傾向となっている。実際の3DゲームだとGeForceのエントリークラスとの力関係はどうなってくるだろうか。
 「Far Cry 3」のエントリー設定におけるスコアをまとめたグラフ2だと,HD 7730のスコアはHD 7750の約70%というスコアに落ち着いた。GT 640 GDDR5に対しても90〜91%と,有意な差を付けられている。

Radeon HD 7700

 レギュレーション14.0で採用するタイトルのうち,最も描画負荷の高い「Crysis 3」のスコアをまとめたものがグラフ3だ。このクラスのGPUにとってはエントリー設定でも十分以上に“重い”ため,マトモにプレイしたい場合の最低ラインとなる平均30fpsを超えたのは1280×720ドットのHD 7750だけである。
 HD 7730のスコアは,そんなHD 7750の73〜75%程度だが,ここに至ってはHD 6670やGT 640 GDDR5,GT 640 DDR3とのスコア差もそれほどないので,「HD 7750以外は,Crysis 3を前にするとかなり厳しい」とまとめるほうが適切ではないかと思われる。

Radeon HD 7700

 グラフ4は「BioShock Infinite」の結果だが,HD 7730のスコアはHD 7750の74〜75%程度と,Far Cry 3と同様の結果となった。GT 640 GDDR5とGT 640 DDR3ではGT 640 DDR3に近いスコアだが,間に入るという意味ではこれもFar Cry 3と同じだ。
 Radeonの場合は,平均40fpsも出ていれば,ストレスなくプレイできる最低ラインをクリアできる(※GeForceではときおりフレームレートが大きく落ち込むため,レギュレーション14.0では60fpsを最低ラインとしている)ので,1280×720ドットなら,HD 7730はBioShock InfiniteをHigh設定でまずまず満足にプレイできるとも言えるだろう。

Radeon HD 7700

 高解像度テクスチャパックを導入しつつも,ゲーム側のグラフィックス設定を落としたエントリー設定とした「The Elder Scrolls V: Skyrim」(以下,Skyrim)のスコアがグラフ5だ。
 ここでHD 7730はHD 7750の約77%。対GT 640 GDDR5では,1280×720ドットにおいて約85%に落ち込んでいるものの,1600×900ドットでは約90%にまで持ち直しており,エントリークラスのGPUとしては広いグラフィックスメモリバス帯域幅の効果が見て取れる。

Radeon HD 7700

 グラフ6の「SimCity」だと,HD 7730のスコアはまったく振るわない。HD 7750の69〜70%程度,GT 640 GDDR5の69〜74%程度,GT 640 DDR3の89〜93%で,HD 6670と同レベルなのだから,水準からすると異常と述べていい。
 正直,HD 7730のスコアがここまで落ち込む理由は分からないが,Catalyst 13.6 Beta2はHD 7730に対応こそしているものの,最適化は不足しているのかもしれない。

Radeon HD 7700

 「F1 2012」のテスト結果がグラフ7だ。SimCityの結果を見た後だと同じ傾向に見えるかもしれないが,Radeon間で比較するとHD 7730はHD 7750の76〜78%程度,HD 6670の107〜109%程度なので,HD 7730のスコアだけ特別に低いわけではない。むしろ,GeForce Driverにおける適切な最適化(もしくはCatalystの最適化不足)がスコアを左右している印象である。

Radeon HD 7700

 グラフ8に示した新生FFXIVの結果は,SimCityと同じような傾向になっている。HD 7730は,HD 6670やGT 640 DDR3に置いて行かれており,やはりドライバの最適化待ちか。

Radeon HD 7700

 性能検証の最後となるPSO 2ベンチだと,打って変わってHD 7730のスコアが良好だ(グラフ9)。「HD 7730が」というよりは,Radeon勢が全体的に高いスコアを示す傾向にあるのだが,それでもHD 7730がGT 640 GDDR5に20〜48%というスコア差を出しているあたりは景気がいい。

Radeon HD 7700


HD 7750からは消費電力が若干減少

GT 640 GDDR5と比べると若干高めか


Radeon HD 7700
 本稿の序盤において表1内に示したとおり,MSIはR7730-1GD5V1のTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)を47Wとしている。HD 7750の公称典型消費電力が55Wだったので,実際の消費電力も若干下がっていることを期待できるが,実際はどうなのだろうか。ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を利用して,システム全体での消費電力を測定,比較してみよう。

 テストにあたっては,ゲームでの利用を想定し,ディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点を,タイトルごとの実行時としている。

 その結果をグラフ10に示すが,HD 7730の消費電力は,アイドル時でHD 7750より2W,アプリケーション実行時で3〜14W程度低く出た。アプリケーションによって多少の違いはあるものの,HD 7750より若干低めと断言していいように思う。演算ユニット(=シェーダプロセッサ)の規模で75%の割には大きな違いでないと思うかもしれないが,半導体自体は同じものなので,これはやむを得ないだろう。
 なお,GT 640 GDDR5と比べると全体的にHD 7730のほうがやや消費電力は高めだが,HD 7730の場合,省電力機能「AMD ZeroCore Power Technology」(以下,ZeroCore)は有効なので,アイドル時にディスプレイ出力を切るように設定しておくと,消費電力は66Wまで低下した。HD 7750もZeroCoreを有効化すると67Wまで下がったが,いずれにせよ,ZeroCoreを有効化して長時間放置したときの消費電力はGT 640 GDDR5よりやや下がることになる。

※そのまま掲載すると縦方向のサイズが大きくなりすぎるため,簡略版を掲載しました。グラフ画像をクリックすると完全版を表示します
Radeon HD 7700

 グラフ11は,3DMarkの30分間連続実行時を「3DMark時」として,アイドル時ともども,TechPowerUp製のGPU情報表示ツール「GPU-Z」(Version 0.7.2)から温度を取得した結果をまとめたものになる。テスト時の室温は24℃。システムはPCケースに組み込まない,バラック状態においたときのものだ。

 言うまでもないことだが,搭載されるGPUクーラーがカードにより異なるため,温度の横並びの評価にあまり意味はない。とはいえ,HD 7730のGPU温度はアイドル時に33℃,3DMark時に50℃なので,R7730-1GD5V1で適切に冷却が行われているとは言えるだろう。
 なお,R7730-1GD5V1のGPUクーラーは,筆者の主観であることをお断りしつつ書いておくと,「すこぶる静音」とは言い難いものの,その動作音が気になるようなレベルではなかった。エントリークラスでLow Profile非対応かつ2スロット仕様のクーラーとしては標準的という印象である。



GCNアーキテクチャのエントリーモデルとして存在意義は大きいが,価格はもう一声ほしいところ


R7730-1GD5V1の製品ボックス
Radeon HD 7700
 この原稿を書いている最中に,玄人志向ブランドからも搭載製品が発表された(関連記事)ことで,MSI独自モデルではなく,AMDの正式ラインナップである可能性が高まってきたHD 7730だが,その3D性能はGT 640 GDDR5とGT 640 DDR3の間といった評価が妥当だろう。
 ドライバの問題と思われるテスト結果をさておくと,HD 6670比では確実に高速。過去1年以上,エントリーモデルの固定化が起こっていたRadeonファミリーだけに,GCNアーキテクチャがより安価な市場をカバーできるようになるという意味において,HD 7730の存在意義は大きい。

 問題は,R7730-1GD5V1の実勢価格が9000〜9500円程度(※2013年7月13日現在)であること。HD 7750搭載カードの実勢価格が7500〜1万2000円程度(※同)なので,一部のHD 7750カードより,R7730-1GD5V1のほうが高いのだ。安価なものなら6000円台前半から購入できるHD 6670カードが,HD 7730の登場後も併売されるのかどうかは分からないが,いずれにせよ,HD 7730カードの価格はもう一声下がってほしいというのが正直なところである。

 搭載カードがほかのメーカーからも出揃い,価格がこなれてくると,HD 7730は面白い存在になるのではなかろうか。

AMDのRadeon HD 7000シリーズ製品情報ページ(英語)

MSIのR7730-1GD5V1製品情報ページ(英語)

Amazon.co.jpでR7730-1GD5V1を購入する(Amazonアソシエイト)

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