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[TGS 2012]アークシステムワークス初のソーシャルゲーム「ダマスカスギヤ」は,機体カスタマイズと戦闘演出にこだわったロボットモノ
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印刷2012/09/22 02:35

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[TGS 2012]アークシステムワークス初のソーシャルゲーム「ダマスカスギヤ」は,機体カスタマイズと戦闘演出にこだわったロボットモノ

アークシステムワークスブース(上)。下はブース内で話を聞かせてくれた小林敬弘氏
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 アークシステムワークスは,東京ゲームショウ2012の初日となる9月20日,同社初のソーシャルゲームとなる「ダマスカスギヤ」を発表した。本作はいわゆるロボットモノで,「アクは強いがそのぶんハマる」とされるタイトル。サービスは今秋,Mobageで始まる予定だ。

 発表時点の情報からは,一般的なソーシャルゲームによくある「ライトな雰囲気」を微塵も感じなかった本作。ロボ好きとしては一体どんなタイトルなのか気になるところだが,4Gamerは,ダマスカスギヤ開発元のエープラスでプランナーを務める小林敬弘氏に本作を紹介してもらう機会を得たので,その内容をお届けしたい。


“らしくない”膨大なデータ量がウリ

シンプルさのなかにある「演出へのこだわり」も見どころ


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 ダマスカスギヤは,自分のロボットをカスタマイズして,ミッションやバトルをこなしていくゲームだ。最大の醍醐味はカスタマイズ部分そのものにあり,頭部や胴体,腕,足に,左右の腕や肩に装備する武器などを自由に選択して,自分だけの機体を作り上げていくことになる。

 “ソーシャルゲームらしく”ないのは,機体性能を決めるパラメータが細かく設定されていること。ソーシャルゲームでは,キャラクターの強さが攻撃と防御の値で決まっていたりするなど,分かりやすくシンプルに設定されているのが一般的だが,ダマスカスギヤでは,まず機体のパラメータとして体力,物理防御力,光学防御力,速度,回避率,必要出力が用意される。さらに武器のパラメータとしても物理攻撃力,光学攻撃力,リロード,命中率,必要出力が用意されているといった具合で,パラメータの項目数が非常に多いのである。

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 小林氏によれば,戦闘中に効果を発揮するさまざまなスキルをパーツに装着可能で,各種パラメータともども,プレイヤーはカスタマイズに頭を悩ませるだろうとのことだった。

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 カスタマイズした機体の見せ場となるのが,ほかのプレイヤーと競い合う「ランキング」だ。これは,毎日決められた対戦相手と自慢の機体で戦っていくというものなのだが,面白いのは,前日の時点で次の対戦相手を確認できること。たとえば,次の相手が物理防御の高いカスタマイズを好むプレイヤーであれば,光学兵器満載で戦うといった具合に対策できる,というわけだ。
 一方,当然のことながら対戦相手もこちらの情報を仕入れているので,有利に戦えるようカスタマイズを変更してくる可能性もある。こういった部分の読み合いが,対戦とカスタマイズの面白さにつながってくるのだろう。

 また,対戦だけでなく,ほかのプレイヤーと協力してボスと戦うミッションなども用意されるとのことだった。

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 対戦自体は自動的に進むようになっているため,操作はシンプル。ただ,戦闘シーンの演出に力が入っており,見ていて楽しい。3Dで描かれたロボット同士がそれぞれの武器で攻撃を行う様子は,ロボ好きならグっとくるものがあるだろう。

 とはいえ,ダマスカスギヤはソーシャルゲームなので,演出をスキップされてしまうこともあるはずだ。ではなぜコストをかけて戦闘演出に力を入れているのか。
 発表会では「リッチな体験を実現して,ソーシャルゲームをより良くしたい」とその理由が説明されていたが,小林氏がそれに付け加える形で「正直に言えば,演出はスキップされるのが普通です。しかし,新しく搭載したスキルが発動する瞬間を見たりするのは,大きな楽しみになると思うんです。その瞬間がプレイ時間の100分の1,1000分の1(しか占めない)としても,そこに力を入れることがゲームの面白さにつながっていくはずですから,演出には力を入れています」と述べていたことをお伝えしておきたい。

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 東京ゲームショウのアークシステムワークスで,ダマスカスギヤはプレイアブル展示されている。試遊バージョンということで,とくに頭を悩ませず適当に画面をタッチしているだけでゲームが進んでしまうため,キモのカスタマイズ部分を堪能するのは少し難しいのだが,豊富なパラメータや作りこまれた戦闘演出などからは,本作がライト路線でないことをはっきりと確認できるはずだ。
 22〜23日に東京ゲームショウ2012へ足を運ぶ予定のロボ好きは,ダマスカスギヤを触ってみてはどうだろうか。

アークシステムワークス公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    ダマスカスギヤ

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