インタビュー
[E3 2013]「新生FFXIV」のPS4版は,2014年の早い時期に登場。PS4版の概要といよいよ開始されるβテストフェーズ3について,吉田直樹氏に聞いてみた
その“PlayStation 4版”が登場する。
本作の発売日をまだかまだかと待ちわびている人々はもちろん,多くのゲーマーに大きな衝撃を与える発表が,E3開催日の前日となる現地時間6月10日のSCEカンファレンスで行われた。そして本日6月12日(現地時間6月11日),「FINAL FANTASY XIV "CRYSTAL'S CALL"」トレイラーが全世界に向けて公開されたのだ。
4Gamerではこの直前に,この「FINAL FANTASY XIV "CRYSTAL'S CALL"」トレイラーを見せてもらい,プロデューサー兼ディレクターを務めるスクウェア・エニックスの吉田直樹氏から,今回明らかになったPlayStation 4版の話を含め,6月14日から開始されるβテストフェーズ3の概要やPlayStation 3版について,いろいろと聞くことができた。本稿で,その内容をお届けしよう。
「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」公式サイト
FFXIV,公式コミュニティサイト「The Lodestone」
PS4版のグラフィックスは,PC版の最高画質と同等に。PS3版からプレイしていて良かったと思うを施策を検討中
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。今回は,「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」(以下,新生FFXIV)のE3で発表された「FINAL FANTASY XIV "CRYSTAL'S CALL"」トレイラーの内容から,いろいろとお話を聞かせていただこうと思いますが……まずは,PlayStation 4(以下,PS4)版について教えてもらえますか。
はい。PS4版ですが,2014年のあまり遅くならないうちに対応させていただこうと思っています。
4Gamer:
おっと,いきなりリリース時期からですか。2014年リリースというだけでも早い動きだと思うのですが,“あまり遅くならない時期”なんですね。
吉田氏:
詳細な時期はまだお話しできませんが,思っているよりは早い,と感じていただけるかと。僕も開発チームも今はPS3版とPC版に全力投球中ですが,PS4版がありますというアナウンスは,「新生FFXIV」がそれだけに留まらず,弊社の重要プロジェクトとして,今後,一人でも多くの人にプレイしていただくために,つねに前に進んでいきますという意思表示です。
4Gamer:
そうすると,PS4の発売からそう遠くない時期に遊べそうですね。……しかし,PS3版が今年の8月27日に発売されますから,プレイヤーからすると,PS4版が出るまで待とうかな,という意見も出そうですが。
吉田氏:
のちほどご覧いただきますが,「新生FFXIV」のPS3版は,開発も僕も自信を持ってのお届けになります。そして,PS3版をお持ちの方がPS4版への移行を望まれる場合には,スムーズにかつ「これは嬉しい,PS3版からプレイしていてよかったな」と思っていただける施策を,現在ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)さんとお話しているところです。
4Gamer:
それは,何か得られるものがあるとか?
吉田氏:
いえ,PS3版からやっていないともらえないアイテムとかではなくて,純粋に「これはありがたい!」と思っていただけるような施策です。なので,どんどんPS3版から冒険を始めていただいて,PS4版の続報をお待ちください。
4Gamer:
どのような施策になるのか,続報に期待していますね。ところで,あえて確認してみたいのですが,PS4版のグラフィックスクオリティは,PC版でいうと,どのくらいになるのでしょうか。
吉田氏:
もちろん最高画質です。
先日の「第7回 FFXIV プロデューサーレターLIVE」(以下,レターLIVE)でも,PS3版の画面をお見せしましたが(関連記事),我々としては,PS3版についてハードの性能の限界を超えて作り込んだという自負があります。しかしPS3版をプレイしていく中で,PC版の存在が気になる,PC版の最高品質くらいの高解像度でプレイしたいという欲求は,出てくるのではないかと思います。それであれば,PC版の最高画質と同等のPS4版を用意するので,ぜひ将来的な選択肢の一つとしていただきたい,そのタイミングでさらに新規プレイヤーへの訴求もしていきます,というのが我々の思いになります。
4Gamer:
PC版でも最高画質で快適に遊ぼうと思うと,それなりにPCスペックが必要ですし,場合によっては,PC版で設定を絞って遊んでいた人がPS4版で遊ぶようになる,という可能性もあるかもしれませんね。サーバーは,PC版やPS3版と同じですよね?
吉田氏:
はい。そこは,SCEさんと協力して,きちんと共通のものにします。
4Gamer:
分かりました。それにしても,いつかPS4版はリリースされるのだろうと思っていましたが,こんなにも早く発表されて,時期もそう遅くはないというのは正直驚きました。
吉田氏:
ベースとなるPC版がありますし,これまでの情報でご存じのとおり,PS4はPCに近いアーキテクチャですからね。PS3版/PC版の正式サービス後に発表だと,どうしてもインパクトに欠ける部分もありますし,対応します,というのはお話ししておこうという形ですね。
パーティプレイで大逆転を狙えるギミック「リミットブレイク」
4Gamer:
それでは「FINAL FANTASY XIV "CRYSTAL'S CALL"」トレイラーで気になった部分を教えてください。トレイラーには「リミットブレイク」らしき映像が多数公開されていましたね。
吉田氏:
ええ,パーティメンバーが揃ってポーズを決めているような映像は,ほとんどがリミットブレイク レベル3(※)のものです。いくつかは,レベル2ですけれど。
※2012年8月のGamescomにおける吉田氏のコメントのように,リミットブレイクには3つの段階があり,高レベルほど専用ゲージを溜める必要がある
4Gamer:
βテストフェーズ3(以下,フェーズ3)からは,リミットブレイクシステムも公開されるわけですし,ぜひ概要を教えてください。リミットブレイクを発動するためには,専用ゲージを溜める必要があると以前お聞きしていましたが,その溜め方は普通に戦っているだけでいいのでしょうか。
吉田氏:
パーティを組んで,普通に敵と戦っていれば専用ゲージが溜まっていきますが,「ファインプレイ」と呼ばれる要素でも上昇します。
4Gamer:
それはどのような要素でしょうか。
吉田氏:
例えば蛮神イフリートと戦うコンテンツでは,途中に出現するピラー(柱)を破壊するとボーナスが入りますし,イフリートが範囲攻撃「エラプション」を詠唱している最中に,それを剣術士がスタンで止めたりするとボーナスになります。そうした,ゲージを早く溜めるためのコツのようなものが,いろいろなところに隠されているんです。
4Gamer:
なるほど,まさにバトルにおけるファインプレイを決めて,気持ち(リミットブレイクのゲージ)を盛り上げていくんですね(笑)。
吉田氏:
盛り上がったところで,ガツン! といってください(笑)。ちなみに,溜まったゲージは,パーティの誰でも使えます。パーティがピンチのときに,白魔道士が全体回復のために使ってもいいですし,ナイトがパーティ全体のダメージを軽減するために使うのもいいでしょう。
4Gamer:
そうすると,前もって相談しておかないと,うっかり誰かが使ってしまったり。
吉田氏:
開発でプレイしているときは,むしろ,発動の機会を逃すことがありました(笑)。ですから,そこはぜひパーティ内で相談していただければと思います。レベル1で使うか,レベル2で使うか程度を決めておいて,あとは溜まったらガシガシ使うのがよいかと。僕もそうですが,どうしても「使うのがもったいない,溜めておこう」と思いがちなんですが,レベリング中のダンジョンなんかでは,どんどん使って構わないと思います。
4Gamer:
リミットブレイクは,基本的にパーティプレイ用のギミックですよね。
吉田氏:
はい。4名以上のパーティでゲージが表示されます。あと,コンテンツの難度に応じて,リミットブレイクの最大レベルが制限される場合があります。その制限のMAXレベルまで溜めてから使ってもいいですし,溜まりきる前のレベル1や2の段階でも使えますよ。
4Gamer:
とはいえ,できるだけMAXレベルで発動したくなりそうです。ちなみに,一人でプレイする場合にも,リミットブレイクのような技を使いたいというプレイヤーはいると思うのですが。
吉田氏:
そういう意見はあります。ですが,例えばソロでレベル50帯のバトルになると,相当集中しないとやられてしまいます。かなり忙しいですし,リミットブレイクには詠唱時間や発動時間があるので,仲間のフォローあってこそというイメージなんです。それに,リミットブレイクがなくても,(ストーリーを)クリアできないことはないですし。
4Gamer:
つまりリミットブレイクというのは,パーティで団結して気持ちよくボスを倒すためのギミックという位置付けなんですか。
吉田氏:
ええ,そんな感じです。死の一歩手前で大逆転の手段として使ったり,それこそシューティングゲームでいう,ボムのような感じだと思ってください。ただ,エンドコンテンツだと,どのタイミングで誰が使うか,真剣に考える必要も出てくると思います。
ついにチョコボが「バディ」として登場。将来的には「魔導アーマー」も
4Gamer:
続いて,「バディ」についても教えてください。トレイラーにも出ていましたし,レターLIVEでもフェーズ3で公開するということで,チョコボを使った実演デモを行っていました。まず,どうやって入手するのでしょうか。
吉田氏:
3都市のグランドカンパニーに所属して,支給される「マイチョコボ」を入手する必要があります。
4Gamer:
と言うことは,「旧FFXIV」から遊んでいるプレイヤーであれば,すでにマイチョコボを入手済みという人もいるわけですね。
吉田氏:
ええ,「旧FFXIV」でデータの引継ぎをされるプレイヤーさんはそうです。βテストフェーズ3では,「異邦の詩人(NPC)」に話しかけると,バディの機能を解放してもらえます。
4Gamer:
レターLIVEで表示されていた画面には,パーティメンバー同様,バディにステータスバーが出ていましたが,パーティメンバー扱いになるんですか。
吉田氏:
そうです。パーティメンバーとして,各種のゲージが表示されます。
4Gamer:
これもレターLIVEからの情報になりますが,チョコボの成長に関して教えてください。チョコボのレベルはプレイヤー依存で,アビリティはツリー方式とのことでしたが。
吉田氏:
チョコボのレベルは,プレイヤーのその時点でのクラスレベルに依存します。
4Gamer:
ということは,クラスを切り替えたとき,バディの能力はどうなるんでしょう。
各アビリティの威力が,バディのレベルに合わせたものに調整されます。
そもそもバディのアビリティの習得は,ポイントによってアビリティを取得するツリー方式で,レベルによるものではありません。そして,アビリティ取得用のポイントを割り振って覚えていきますが,もちろんポイントは有限ですから,1体ですべてのアビリティを習得できるわけではありません。
4Gamer:
覚えたアビリティですが,リセットはできますか。おそらくプレイヤーは,1匹のチョコボ(バディ)と長くつきあっていくでしょうけど,育てる過程で勝手が分からないうちは,ポイントを振らずに溜めちゃうと思うんですよ。というか,自分なら振れません(笑)。
吉田氏:
おっしゃるとおり,ポイントが有限ということで,何もアビリティを取ってもらえないとなると本末転倒です。だから,どこかのタイミングでリセットできるようにしようとは思っています。
4Gamer:
例えばレベル50到達時に,1回分のリスペック権利が譲渡されたり……?
吉田氏:
具体的にはまだお話しできませんが,リスペックできないという仕様にはしませんので,そこは安心していろいろ試していただければと思います(笑)。
4Gamer:
リセットができるのであれば,とりあえずいろいろと振ってみて試せそうですね。リセットができる頃には,ほかのプレイヤーからのアビリティの感想も出てくるでしょうし。
ちなみに現状では,マイチョコボは1キャラクターにつき1体ですが,複数を飼えるようにはならないのでしょうか。リセットではなくて,状況によってチョコボを使い分けたくなるのではと。
吉田氏:
そうですね。将来的には,複数のチョコボを扱えるようにする予定です。異なるタイプもですが,色違いだったり,あるいは配合したいというリクエストが出てくるでしょうから。
4Gamer:
配合! それは楽しそうですね。FFVIIのように変種が生まれたりするのでしょうか(笑)。期待しています。
ところで,チョコボ以外のマウントとして「魔導アーマー」をバディにするというのを,ニコニコ超会議2でのレターLIVEでおっしゃっていましたよね。
吉田氏:
はい,パッチによるアップデートで検討しています。開発チームでも「魔導アーマーは乗れるだけじゃ,つまらない」という話が出ていますからね。FFシリーズでは,チョコボと魔導アーマーは特別ですから,ストーリーとの関連も含めて期待してください。
4Gamer:
確か,チョコボや魔導アーマーに乗ったままでは,戦えないんですよね?
吉田氏:
はい。やはりシステム面から見ると,キャラクター2体分のメモリを使って,1体分の攻撃しかできないという,効率のよくない遊びになってしまいますからね。以前にもお話ししましたが,騎乗戦闘を実現するのであれば,例えば8対8で戦うような形の専用コンテンツになると思います。
4Gamer:
魔導アーマーに乗って魔導ミサイルを撃ちたいので,ぜひ実現してほしいところです。あれ? ということは,魔導アーマーって自律行動ができるんですね……。
吉田氏:
そこは,ストーリーに秘密がありますので,お楽しみに(笑)。ほかにも,ガンビット(※)を組んで,オートパイロットで戦わせたりだとか,いろいろアイデアはありますけど,ここまで来ると,もはや別のゲームですね(笑)。
※プレイアブルなものとしては,FFXIIの戦闘システムに採用されている。AIをプレイヤーがカスタマイズするもので,プログラミング言語の制御構文のように,状況により処理を分岐させてアビリティを使用する
4Gamer:
でも,魔導アーマーのAIとしてガンビットを組み込んで戦わせるというのは面白そうです。たしか,モンスターのAIはガンビットで組まれているんですよね?
吉田氏:
はい。ほかにもチョコボだったりのAIも,内部的にガンビットで組まれています。ですから,そのガンビットを組むUIを開放すれば,AIをプレイヤーが組めるんです。ただ,自由にAIが組めてしまうと,ボットになってしまいますから,少なくともしばらくは公開の予定はありません。だからこそ,使うのであれば,コンテンツ限定にしたいと思っています。
「FINAL FANTASY XIV "CRYSTAL'S CALL"」トレイラーに詰め込まれた“FFシリーズ最新作”としてのこだわり
4Gamer:
トレイラーでは,飛空艇のシーンで,NPCのシドがクローズアップされていましたね。あれは,ストーリー展開上でプレイヤーに関わってくるのでしょうか。
吉田氏:
あの飛空艇はシド専用のもので……まだ詳しくは言えませんが,プレイヤーが乗り込むことになるんでしょうね。
4Gamer:
かなり緊迫感のあるシーンでしたが,どんな展開なのか楽しみです。ほかにも,タイタンやガルーダといった蛮神の姿がありました。ガルーダの声と言えば「旧FFXIV」のコアプレイヤーでもある……。
吉田氏:
ええ,ボイスは田中理恵さんです。かなり熱演してくださって……もうガルーダが出てくると,田中さんの顔しか思い浮かばないんですよ(笑)。
4Gamer:
ニコニコ超会議2では「他人に見せられない顔」で演じていたと,話されてしましたね(笑)。どんなガルーダを見せてくれるのか,本編も楽しみです。ところで,トレイラーの映像を見ていて思ったのですが,いわゆるプロモーションムービーというよりも,ムービー全体がすごく“ゲームっぽい”印象を受けました。
吉田氏:
発売が迫っている時期での公開ですし,「ゲームである」ということは,非常にこだわった部分です。そう感じていただけたなら嬉しいですね。このトレイラーの映像は,すべて実機のものですので,このままのクオリティでプレイできますよ。
4Gamer:
え,そうなんですか。
吉田氏:
冒頭のFFシリーズが集結していくシーン以外は,一切プリレンダリングなしで,実機で撮影したシーンを使っています。
例えばイフリートの登場部分は,普通にカットシーンとしてゲームに出てくるものです。映像を止めてイフリートの皮膚の皺や,炎のエフェクトをじっくりご覧ください。クオリティの高さと,逆にプリレンダリングではないことが,お分かりいただけると思います。
また「旧FFXIV」のエンディングに当たる「時代の終焉」の別カットも登場しますが,これはスクウェア・エニックスの「ヴィジュアルワークス」が作った映像を,別のカメラで撮った感じになるよう,リアルタイムの実機上で仕上げています。
4Gamer:
「時代の終焉」は,「旧FFXIV」の終わりであると同時に,新生のオープニングのようなものですよね。その別カットがストーリー上にあるんですか?
吉田氏:
はい。「旧FFXIV」を体験したレガシープレイヤーの方だと,新生された世界なのに,なぜ「時代の終焉」の別カットシーンがあるのかに疑問を抱くかもしれませんね。このあたりは,想像をめぐらせてほしいです。
4Gamer:
なんとなく不穏な空気もありますし……そう,不穏と言えば,トレイラーの最後に黒幕のようなキャラクターが出てきました。トレイラーを見ていると「あの声優さんだ!」と思うぐらい,有名どころばかりですね。
吉田氏:
そうです。声優陣は,どれだけ豪華なんだ! という規模になっていますね。
4Gamer:
ちなみに現在公開されている以外にも,声優陣は公開されていく予定なのでしょうか。
吉田氏:
「新生FFXIV」のローンチ直前に,シナリオにフォーカスしたプロモーション展開を予定しています。そこで,声優陣を一気に紹介することになります。
4Gamer:
分かりました。これまでにも聞いていたことではありますが,トレイラーにも登場するクリスタルタワーだったり,リミットブレイクだったり,先ほどのガンビットの話だったりと,このムービーではとにかく「ファイナルファンタジー」であることがすごく強調されていますね。
吉田氏:
そうですね。「新生FFXIV」はMMORPGですが,FFシリーズの最新作です。一般的なMMORPGと比較すると,FFらしい派手なエフェクトがあり,ストーリーもカットシーンにこだわって,コストをかけて用意してあるという作品に仕上げています。それもあって,本作がMMORPGだと知らない方がこの「FINAL FANTASY XIV "CRYSTAL'S CALL"」トレイラーを見ると,素直にFFシリーズ最新作として見ていただけるんじゃないかなと。
また,「FFX」以降の派手さもありますが,一方で,それ以前のクラシックなFFシリーズの感触を意識して,ゲーム本編にはシリーズのアレコレをいろいろ詰め込んでいますので,そこも楽しみにしてほしいですね。
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