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「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに
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印刷2018/11/03 19:47

インタビュー

「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに

 アメリカ・アナハイムで開催中のファンイベント「BlizzCon 2018」で発表された,「ハースストーン」PC/iOS/Android)の新拡張「天下一ヴドゥ祭(Rastakhan's Rumble)」関連記事)。トロルの王であるラスタカンにスポットを当てたこの拡張では,「血祭」をキーワードにした多くの新カードが登場する。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに

「ハースストーン」公式サイト


 4Gamerは会場内で「ハースストーン」のリードミッションデザイナーを務めるDave Kosak氏と,シニアプロデューサーのTim Erskine氏に話を聞いたので,その内容をお届けしよう。

Dave Kosak氏(左)とTim Erskine氏(右)
画像集 No.001のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに


4Gamer
 よろしくおねがいします。まずは,「天下一ヴドゥ祭」の世界観について教えてください。

Dave Kosak氏(以下,Kosak氏)
 天下一ヴドゥ祭は,トロル達の闘技大会です。トロルには9つの派閥があり,それぞれが異なるロアを崇拝しています。この闘技大会は,どの派閥が一番強いのかを決めるもので,それぞれの派閥を代表するチャンピオン達が,ラスタカン王のグルバシ闘技場で争うわけです。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに
画像集 No.008のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに

4Gamer
 チャンピオンとロアは,どのような形でゲーム内に登場しますか。

Kosak氏
 どちらもレジェンダリカードとして登場します。また,精霊と呼ばれるレアカードもあります。精霊は隠れ身を持っており,常に何かしらの効果を発動します。ロアと精霊は,互いを補い合う関係にあるので,組み合わせて使うことで良い効果が得られるでしょう。

4Gamer
 公開されたカードをいくつか見ましたが,相手のデッキを半分破壊するなど,無茶をするカードが多い印象を受けました。

Kosak氏
 天下一ヴドゥ祭のテーマが,「力」「チャンピオン」といったものなので,それに見合うようなカードを用意しました。また,天下一ヴドゥ祭の世界には観客も居るので,彼らを楽しませる意味でも,派手で娯楽性の高いカードが必要になってきます。

画像集 No.007のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに

4Gamer
 闘技がテーマということで,ずっと前にリリースされた拡張パック「グランドトーナメント」に通ずるものがありますが,世界観的なつながりはありますか。

Tim Erskine氏(以下,Erskine氏)
 確かにテーマは似ていますが,グランドトーナメントは騎士達がルールに基づいて戦う正統派の闘技大会という設定でした。それに対して,天下一ヴドゥ祭はトロル達のケンカなので,ルールがなく,やりたい放題です。グランドトーナメントはまた違った試合展開が楽しめるでしょう。

4Gamer
 1人向けのアドベンチャーである「喧嘩祭」は,どのような内容になりますか。

Erskine氏
 今回のミッションは,ランダムな3人のトロルから1人を選ぶところから始まります。プレイヤーは選んだトロルのチームに所属することになり,ほかの8つのチームと戦って上を目指していきます。勝利のたびにどんどん難しくなっていきますが,その中でもちょっとした工夫がありますので,それも楽しみにしてもらえればと。

画像集 No.005のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに

4Gamer
 デッキは自分のものを使うのでしょうか。

Kosak氏
 いえ,喧嘩祭のために用意されたデッキを使用します。デッキはチームによって変わるのですが,プレイしていく中でカスタマイズすることも可能です。

4Gamer
 ほかのアドベンチャーと同様に,無料で遊べるのでしょうか。

Kosak氏
 はい。無料でプレイ可能です。

4Gamer
 クリア報酬などはありますか。

Kosak氏
 クリア報酬はありますが,実用的なものにしてしまうと,プレイを半ば強制してしまうことになります。喧嘩祭は興味を持った人が楽しめるように作っていますので,カードパックがもらえるなどといったことはありません。

4Gamer
 拡張パック「凍てつく玉座の騎士団」では,ハースストーンのシリアスな世界観を見せてくれましたが,その後はコミカルな世界観の拡張が続いてます。そのあたりのバランスは意識されているのでしょうか。

画像集 No.006のサムネイル画像 / 「ハースストーン」開発者インタビュー。新拡張「天下一ヴドゥ祭」は,ルール無用の喧嘩祭りに

Kosak氏
 凍てつく玉座の騎士団は,まさに「World of Warcraft」という感じでした。そして,その対極にあるのが「博士のメカメカ大作戦」です。天下一ヴドゥ祭は,その中間ぐらいの立ち位置になりますが,いずれもWorld of Warcraftチームといろいろ相談しながら世界観のバランスを取っています。

Erskine氏
 「こんなものがあったらどうだろう」というのを常に考えています。例えば,ディスコ的な雰囲気を取り入れたいという考えから,「ワン・ナイト・イン・カラザン」が生まれました。そうやって,拡張パックの世界観を作っている感じですね。

4Gamer
 本日はどうもありがとうございました。

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