「Cult of the Lamb」の最新トレイラーが公開。カルト教設立に燃える子羊を手助けしてくれる心強い仲間たちを紹介

　Devolver Digitalは，2022年8月11日に発売を予定しているMassive Monsterが手がける新作アクションアドベンチャー「Cult of the Lamb」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Nintendo Switch / Xbox One）の最新トレイラーを公開した。

Steamの「Cult of the Lamb」ストアページ

　「Cult of the Lamb」は，悪魔に憑りつかれたことを司教に咎められて破滅の危機にあった子羊が，謎めいた存在に助けられたことから始まるストーリーが描かれる。子羊は，司教の勢力下にありながらも安全な場所を本拠にし，ここから自分が興した信仰に忠実な信者たちを集めて教団を作りつつ，偽りの司教に対抗する勢力へと拡大していくことになる。司教の軍勢や，ほかの地域に根付く異教徒たちと戦う“ダンジョンクロウラー”などとも形容されるアクションRPG要素に，教祖たちが開拓する村（コロニー）を建設していくシミュレーション要素をミックスしたハイブリッド型の作品となっている。


　今回のトレイラーでは，教団のコロニーに住む重要なキャラクターたちを紹介している。主人公の友人であり相談役として教団のマネージメントを助言してくれるネズミの「ラタウ」（Ratau）や，次のクエスト攻略のためのヒントを与えてくれるタロットカード使いの預言者「クラウネック」（Clauneck），武器商人の「クーダイ」（Kudaai），優秀な下僕となりそうな人材を捕まえてくる奴隷商人のクモ「ヒーロブ」（Helob），そして船の運航と釣った魚を買い取ってくれる「ザ・フィッシャーマン」（The Fisherman）ほか，さまざまなキャラクターたちが登場するようだ。


　中世ヨーロッパ風のカルト教の布教や，十字軍や魔女狩りによる弾圧といった歴史的要素をテーマにした，かなりブラックな設定と，なんともキュートなキャラクターたちがミスマッチな雰囲気の「Cult of the Lamb」。すべて自動生成されるというダンジョンも潜り甲斐がありそうで，こうした仲間たちとともにコミュニティを形成していくという要素も多く用意されそうだ。インタフェースと字幕が日本語化される予定で，Steamストアページでは，予約販売に加えて，引き続きデモ版も公開されているので，気になる人は遊んでみるといいだろう。

「Cult of the Lamb」公式サイト