連載
「乙女チック4Gamer」第343回:「十三支演義 偃月三国伝1・2 for Nintendo Switch」を特集。主人公は猫耳の関羽!
女性向けコンテンツの情報を紹介する「乙女チック4Gamer」第343回は,アイディアファクトリーから2022年8月25日に発売される予定のNintendo Switch用ソフト「十三支演義 偃月三国伝1・2 for Nintendo Switch」を特集します。
本作は,2012年発売の「十三支演義 〜偃月三国伝〜」と2014年発売の「十三支演義 偃月三国伝2」をまとめて収録したPS Vita用ソフト「十三支演義 偃月三国伝1・2」を,Nintendo Switch向けに移植した作品です。
舞台となるのは,三国志の世界。
主人公の関羽(※名前変更可)は,人間の体に獣の耳を持つ「猫族」(まおぞく)として,幼い頃から兄弟のように育てられた劉備(CV:石田 彰),張飛(CV:岡本信彦)とともに,平穏な日々を過ごしていました。
しかし,猫族の高い能力に目をつけた曹操(CV:鳥海浩輔)の策略によって,彼らは人々の戦いに巻き込まれてしまい……というのがおおまかなストーリーです。
続編である「十三支演義 偃月三国伝2」では,官渡の戦いから半年後が描かれており,新たな攻略対象キャラクターとして諸葛亮(CV:櫻井孝宏)と周瑜(CV:森田成一)が登場します。
本作の特装版には,特典として小冊子が同梱されています。
この小冊子は,「十三支演義 偃月三国伝2」限定版の特典だった「特別小冊子」に本作のキービジュアルや新規書きおろしSSを追加したものです。
また本作は,キャンペーン「オトメイト×Nintendo Switch 大抽選会2022」第2弾の対象タイトルです。
本キャンペーンは,異なるタイトルの抽選券を2枚集めて応募できるというもので,イラストレーター描きおろし複製サイン色紙や選べるアクリルクロックなどが抽選で当たります。
演義再演
ストーリー
時は後漢末。
乱世の奸雄曹操により、隠れ里から連れ出された『猫族』(まおぞく)。
人間の体に獣の耳を持つ彼らは、猫の姿の妖怪『金眼』(きんめ)の子孫と言われ人間たちから忌み嫌われていた。
人間たちは猫が十二支から外れたという昔話から十三番目の干支、『十三支』(じゅうざ)と呼び彼らを蔑んだ。
▼十三支演義
猫族である関羽、劉備、張飛の三人は幼い頃から兄弟のように育ち、固い絆で結ばれていたが、平穏な日々は突然終わりを告げる。
漢帝国より勅命を受けた討伐軍の曹操は、逃げた黄巾族を追って猫族の隠れ里に迷い込んだのだった。
猫族の高い能力に目をつけた曹操の策略により、平和に暮らしていた猫族たちは人間たちの戦いに巻き込まれていく。
▼十三支演義2
猫族の長・劉備は、人間たちの戦いに巻き込まれたことで、身に宿る金眼の呪いを増幅させてしまう。
邪へと堕ちた劉備だったが、関羽をはじめとする猫族の絆の力により純粋であった子供の劉備を取り戻し、官渡の戦いは幕を閉じる。
それから半年。曹操の計らいにより、人間と共に暮らしていた猫族。
しかし、曹操不在を機に人間たちの不信感が暴力となって猫族を襲う。
再び村を追われる身となった関羽たちは安寧の地を目指す。
時は動乱の世、猫族の、人間たちの、それぞれの運命が廻り始める―
システム
桃園システム
『三国志演義』の“桃園の誓い”をイメージしたシステムです。桃の花一つ一つに本編では描かれていないキャラクターたちのエピソードが込められており、それらを垣間見ることが出来ます。
戦闘システム
・介入システム
通常会話時に「介入キーワード」が表示されると、会話に介入する(割り込む)ことが可能となります。介入するかどうかで状況が変化し、物語の違った展開を見ることが出来ます。
・タイミングシステム
戦闘時、主人公の行動タイミングを図る状況が発生すると、「タイミングシステム」が起動します。赤い円が中央で点灯するのと同時にボタンを押し、タイミングが合えば成功となり物語が先に進みます。失敗すると最悪バッドエンドへと向かいます。
キャラクター / 主人公
※名前変更可
所属:劉備軍
猫族の少女。しかし完全な猫族ではなく人間と猫族の間に生まれた混血。人間と猫族の間に子供が出来ることは非常に稀で、実際関羽以外にはいない。親のことは知らず、物心ついた時から劉備・張飛と兄弟同然に育った。性格はまっすぐで礼儀正しく、そして類稀なる武力を持っており一族のみんなから頼りにされている。しかし、関羽自身は完全な猫族でない自分をとても引け目に感じており両親に捨てられた生い立ちから、知らず一人になることを多分に恐れている。そのため一族や劉備のために頑張り過ぎてしまう傾向がある。
キャラクター / 攻略対象
CV.石田 彰
所属:劉備軍
「ぼくもー! ぼくもね、みんなといっしょにまた暮らしたいの!」
猫族の長。劉備の一族は代々、村人たちから崇められており劉備もまた大事にされている。しかし十五歳という年齢の割りに心も体もとても幼くまるで子供のよう。兄弟同然に育った関羽には過保護すぎるくらい大切にされている。
CV.岡本信彦
所属:劉備軍
「つーか、バレバレすぎだってー。まぁ、姉貴は昔っからウソつくのが下手だかんなー」
劉備、関羽と兄弟同然に育ってきた猫族の少年。物事をあまり深く考えることが出来ず、考えるよりも先に行動してしまう。自分よりも年上で強く賢い関羽のことが大好きで、常に関羽に認められたいと頑張っている。
CV.鈴村健一
所属:公孫賛軍
「安心しろ。いざという時は、俺がお前を守るよ」
世の常識にとらわれず自分の直感・信念に素直に生きる武将。性格はとても大らかで何でも受け入れる度量の大きさを持っている。真面目でしっかりしており頼りがいもあるが、大らかすぎるゆえの天然な一面も持ち合わせている。
CV.鳥海浩輔
所属:曹操軍
「道理だと? ふっ、くだらぬことを。私は、全てを手に入れたい。私にとっての道理とは、それが全てだ」
若くして頭角を現し大陸制覇の野望を抱く武将。黄巾賊を追う内に猫族の隠れ里を見つけこれを利用しようと試みる。己の野望のためには手段を問わない冷徹さを持ち、自分を慕う臣下にすら心を開こうとしない。
CV.鈴木達央
所属:曹操軍
「人間と十三支の絆だと!? そんなもの成立するものか!」
頭の固いエリート武将。社会の常識・固定観念といったものに縛られ猫族と女性が大嫌い。曹操に対しては絶対的な忠誠心を持っており曹操のためになることしか考えていない。いつも従兄弟の夏侯淵とともに行動している。
CV.遊佐浩二
所属:董卓軍
「そこに猫族の皆さんがいるのですね。久しぶりにお会い出来るのが、楽しみです」
最強の武将呂布に仕え、執事兼武将をこなしている。とても物腰が柔らかくどんな時でも常にニコニコと微笑を絶やさない。しかし、人を殺すことを何とも思っておらず呂布の命令であればどんな人間でも、微笑をたたえながら斬る事が出来る。
CV.櫻井孝宏
所属:劉備軍
「当然だ。お前程度の頭で、この私を理解できるものか」
天与の才を持つ冷徹軍師。
世に住み侘びて、荊州にて世捨て人のような生活を送っていた天才軍師。戦乱を厭い人間に関わらないようにしていたが、猫族が荊州に来たのを知り力を貸すことに。理詰めで物事を進めるため、冷酷な判断を下すことも多々あり関羽とは常に意見が対立している犬猿の仲。物事に冷めていて、なぜ猫族に力を貸すのかは謎に包まれている。
CV.森田成一
所属:孫権軍
「はい、捕まえたー。今度は逃げるなよ?」
人間と共に戦う猫族武将。
荊州最後の猫族。幼い時に両親を亡くし、以後ひとりで人間社会を生きてきた。自暴自棄に暮らしていたところを孫策に拾われ、武将として孫策の下で戦うようになる。その武力から人間たちの信望も厚く女性にも人気。強いだけでなく頭も切れる。孫策には強い恩義を感じており、孫策亡き今、弟孫権が立派な君主になるため補佐をする。初めて出会った同族の女性である関羽に強い興味を持つ。
イベントCG
▼十三支演義
▼十三支演義2
「十三支演義 偃月三国伝1・2 for Nintendo Switch」公式サイト
※メーカーからの資料もしくはその一部をそのまま掲載しています
(C)2022 IDEA FACTORY/RED