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[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開
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印刷2015/01/13 17:59

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[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開

[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開
 オープンソース型の仮想現実(Virtual Reality,以下VR)対応機器の規格として「Open Source Virtual Reality Eco-System」(以下,OSVR)が提唱されているが,2015 International CES会場のRazerブースで初公開となった「OSVR Hacker Dev Kit」(以下,Razer HDK)を使って,早くも同ブースではゲームデモの展示が行われていた。

 OSVR(Open Source Virtual Reality)については,すでに本誌でも発表時の速報を掲載しているが,ソフトウェアやハードウェアの開発に誰でも参加できるオープンな状態を保つことを条件にしたプラットフォームである。知力,財力,そして経験値で先を行く「Rift」のOculus VRや「Project Morpheus」のSony Computer Entertainmentに対抗するため,特定分野を専門にしたハードウェアメーカーやソフトウェアデベロッパが共闘し,それぞれのノウハウを持ち寄ってVR対応ヘッドマウントディスプレイなどの新しいプロセスを提唱しようという動きである。

初日はヌンチャクコントローラを使ったデモが行われていたが,これは数年前にRazerが発売した「Hydra」というデバイスだ。この製品はOSVRの一角を担うSixense Entertainmentに委託開発したものだったそうだ
[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開

 Razerは,Sensics,Gameface,そしてVrvanaと並ぶ,ヘッドマウントディスプレイ部分の製造業者として名乗りを上げており,「Razer OSVR Hacker Dev Kit」(以下,Razer HDK)は,このOSVRに乗っ取った実機第1号としてCES 2015で公開され,開発者を対象に2015年6月ごろに199.99ドルで発売されるとアナウンスされている。

会場に展示されていたRazer HDK
[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開 [CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開

[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開
[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開
Leap Motionの公式サイトには,以前から「VR Developer Mount」というマウント器具の写真が掲載されていたが,これを使って「Razer HDK」に装着するようだ(写真はOculus VRのDevelopment Kit 2)
 まだ開発者向けのキットという位置づけなので,「Razer HDK」には赤外線センサーと同期することでポジショナルトラッキングを可能にするようなシステムは装備されておらず,会場で行われていたデモは,開催当初はソファに座ったままでプレイするタイプのテクノロジーデモであったが,CESの最終日になって,なぜか「ElementaL: Ghost Story」というインディーズゲームを使ったデモがプレイアブルで展示されていた。

 なぜデモが入れ替わったのかは分からないのだが,このElementaLは,OSVRの協賛企業の一つであるLeap Motionによる手や指の動きを感知する「Leap Motion Controller」に対応しており,実際にRazer HDKのモニター部分の外壁に装着される形で動作していた。
 Leap Motion Controllerに関しては,以前4Gamerでも詳しくレビューしたことがあるので,システムなどに関してはそちらを読んでもらうとよいだろう。

 ElementaLは,竹林の中に次々と現れてくる狂言の鬼面のようなゴーストを,左右の手で「火」と「水」の気を溜めて相手に打ち込むという,イギリスのインディーズゲーム開発チームMechabitのOSVR対応作品である。元々は,数か月前にLeap Motionが主催したゲームジャム(短期間でゲーム作りを即興開発するプログラマーイベント)でOculus VRのRift用に生み出されたものだが,MechabitはすでにRift向けにも「Chicken Walk」というゲームを開発していた。VRゲームの開発には一定の経験を持っているわけだ。


 ElementaLは,手のひらを上に向けて気を溜めてから,敵のいる方向にプッシュするという操作法になっており(上の動画参照),必ずしも反応が良いわけではなく,その世界を動き回らずに一地点で周囲を見回しながら戦っていくという単純なゲームシステムだったものの,短期間でOSVRに対応させており,「異なるメーカーのプロダクトが一つに合体する」というOSVRの独自性を大きく強調するものになっていたのだ。

[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開

 Razer HDKに搭載されている液晶ディスプレイは,5.5インチのワイドサイズで1920×1080ドットの解像度という仕様になっており,最大リフレッシュレートは60Hzである。現時点では両眼で100度の視野角なので,今回のCES 2015でも存在感を示していたRiftを比べると,数字的にはどうしても見劣りがする。非公式情報ではあるものの,「Rift」の最新プロトタイプ「Crescent Bay」は,2560x1440ドットでリフレッシュレートは90Hzとされており,視野角も180度まで引き延ばされているのだ。
 ただし,Razer HDKは部品を交換できるモジュール形式になっているのが大きな特徴であり,OSVRの協賛メーカー次第で,このあたりも製品版のリリースまでに大幅に向上していく可能性はある。

[CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開 [CES 2015]これがオープンソースのパワー。Razerの「OSVR Hacker Dev Kit」を「Leap Motion」と組み合わせたデモを公開
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 OSVRの開発ソフトウェアは,すでにゲームエンジン「Unity」や「Unreal Engine 4」にも対応しているため,すでに「Rift」向けのゲームソフトを表明しているコンテンツクリエイターにとっては,移植にそれほどの難度は感じられないはず。実際,Gearbox SoftwareやTechlandなど,知名度の高いゲーム開発会社が早くもサポートを表明しており,その「オープンさ」は,混沌とし始めたVRゲーム業界においても,一定の支持を取り付けるのは間違いなさそうだ。今後,3月のGame Developers Conferenceや6月のE3 2015などでも,かなりのプレゼンスを示すプラットフォームになるのではないだろうか。

「Razer(メーカー)」公式サイト

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    Razer

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