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[Vivendi#2]いよいよ完成間近! 「Judge Dredd」がプレイアブルで公開
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印刷2003/09/16 21:48

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 [Vivendi#2]いよいよ完成間近! 「Judge Dredd」がプレイアブルで公開 - 2003/09/16 21:48


 「Judge Dredd:Dredd vs. Death」は,イギリスの人気コミック「Judge Dredd」を題材としたSF FPSだ。当サイトでは,これまで「ここ」のプレビュー記事や「ここ」でも紹介しているので,すでにご存じの人も多いだろう。
 Vivendi Universalによる「Asia Games Summit」で,本作のプレイアブルバージョンが展示されていたので,触ってきた。新しい情報はこれといってなかったが,かなりマスターに近いバージョンで遊べたので,プレイ感と新情報を中心に紹介しよう。

 ゲームは,メガシティ・ワンと呼ばれる都市の,ジャッジ達のオフィスともいえる"グランドホール・ジャスティス"前から始まった。さすがにこの付近には凶悪犯罪者はいないものの,逮捕すべき(比較的善良な)NPCがたくさんいるので,職務質問しては,逮捕していく。
 ちなみに大勢登場するNPC達は,なんと全員逮捕可能とのこと。といっても不当な逮捕をするわけではない。どうやらこの世界の住人達は,細かいものを含めれば誰もが何かしらの罪状をもっているようなのである。例えばこの世界では,喫煙ですら犯罪だというから,現代人にとっては(人によっては)住みにくい社会かもしれない……。

 犯罪者を見つけた場合,相手の凶悪度に応じて,こちらの行動にいくつかの選択肢がある。比較的おとなしい犯罪者であれば注意して投降させられるし,凶悪ならば撃ち殺しても構わない。もっとも,相手の武器を撃ち落とすこともできるので,大抵の犯罪者は,生きたまま逮捕することが可能である。逮捕して裁判にかけたほうが獲得できるポイントが高いので,慣れてきたら,できる限り逮捕を目指すわけだ。
 ちなみにこのポイントを溜めると,隠しステージのロックが外れたり,新しい武器を購入できるようになったりするようだ

 ここまでを読むと,本作には激しい撃ち合いがあまりないと思われるかもしれないが,それは序盤だけで,ステージが進むとだんだんと銃を活用する機会が多くなるようになっている。凶悪な犯罪者が増えてくるのは当然として,それとは別に,バンパイアと呼ばれるモンスターが登場してくるからだ
 バンパイアは,見た感じは人間に近いが,人間ではない。人間達の生活を脅かす存在という位置づけで,逮捕はできず,見つければ殺さなければならないが,火炎弾で炎に包んでも,そのままジャッジ・ドレッドに向かって襲いかかってくるほどのタフなモンスターだ。しかも大群で現れることもあり,次から次へと撃ち殺すことで,まるで「Serious Sam」のような爽快感が味わえた。
 さらにステージによっては,凶悪な犯罪者とこのバンパイアが大勢登場する場面もあるようである。これは単に2種類の敵がいるということではなく,ポイントを稼ぐために,犯罪者達がバンパイアに殺されてしまわないように守ってあげる必要もあるということなので,複雑な三つ巴の戦いが展開しそうである。

 ちなみに本作のデモンストレーションに使われていたPCは,Pentium4/3.0GHz+メモリ 1GB+RADEON 9800と,現在考えられるほぼ最高級の環境だった。当然このPCでのプレイは非常にスムースだったが,今回デモンストレーションを行ってくれたリードアーティスト兼プロデューサーを務めるTim Jones氏にスペックについて水を向けたところ,かなりのロースペックでも動くように調整中だとのこと。具体的には,PentiumIII/700MHz以上+GeForceでも動くようだ。筆者が「GeForce4?」と聞き直したら,「いや,GeForceシリーズだよ。GeForce2でもいいしね」との返事だった。

 さて,これまでも何度かお伝えしたように,マルチプレイモードの多様さも本作の特徴である。デスマッチイリミネーション(一死退場)ジャッジ側と犯罪者に分かれたり,画面を分割してシングルプレイヤーモードを4人までで遊ぶコーペレイティブモードまで搭載している。
 ちなみにマルチプレイでは,さすがにローメーターの意味はないようだ。これは当然の処置といえるだろう。また,マルチプレイ用マップは以前紹介したときよりも若干増えて12種類となっていた

 ところで本作の発売日について,以前は2003年11月に発売予定とお伝えしたが,今回の展示では2003年後半と,少し曖昧な表現に変わっていた。とはいえ開発は順調に進んでいるとのことで,今回の展示に合わせてデモ版も公開されていた。このデモ版紹介記事も,のちほど当サイトに掲載するので,お楽しみに。(Iwahama)

→「Judge Dredd:Dredd vs. Death」のプレビュー記事など,当サイト内の記事一覧は,「こちら」

(C)2003 Rebellion. The Rebellion logo, 2000AD logo, Judge Dredd and associated characters, objects and locations are trademarks or registered trademarks of Rebellion A/S in the U.S. and/or other countries. All rights reserved. Developed by Rebellion. Published by Vivendi Universal Games International. Sierra, the Sierra logo, are registered trademarks or trademarks of Sierra Entertainment, Inc. in the U.S. and/or other countries. All rights.


  • 関連タイトル:

    ジャッジドレッド Dredd vs Death【日本語マニュアル付き英語版】

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