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「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.2」が2017年版「Star Wars Battlefront II」最適化版としてリリース
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印刷2017/11/17 11:18

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「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.2」が2017年版「Star Wars Battlefront II」最適化版としてリリース

 北米時間2017年11月16日,AMDは,公式最新版グラフィックスドライバ「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.2」(以下,Crimson ReLive 17.11.2)を公開した。
 例によってWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」となる今回のリリースは,2017年版「Star Wars Battlefront II」(邦題 STAR WARS バトルフロントII)に向けた最適化版となっている。

 入手先は下に示したとおり。最近のAMDはRadeon RX Vegaシリーズとそれ以前のGPUとでドライバの入手先を分けているのだが,入手できるインストーラに違いはないことから,4Gamerではリンク先を1つにしているので,この点はお断りしておきたい。

64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.11.2
32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.11.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.11.2
32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.11.2(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.11.2
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.11.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.11.2
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.11.2(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

※2017年10月時点でAMDは,「Radeon R9 FuryシリーズとRadeon Pro Duo,Radeon RX 400シリーズでは64bit版Windows 10・8.1・7に対応,Radeon RX 500シリーズでは64bit版Windows 10・7に対応」というスタンスだ。Windows 8.1用ドライバは,64bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.7.1」,32bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.1.2」を最後に更新されていない。

 「Display Driver」のバージョンは「17.40.2511-171115a-320421E-CrimsonReLive」。「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.1」だと「17.40.1031-171102a-319871E-CrimsonReLive」だったので,それと比べると「17.40」に続く4桁数字がけっこう上がっているが,英文リリースノートを見る限り,2017年版Star Wars Battlefront IIへの最適化を除けば,基本的にはバグ潰しがメインといった趣である。その割に数字の上がり幅が大きいことからして,ひょっとすると,近々と思われる年1回の大型アップデートに向けた準備的な「何か」が入っているのかもしれない。
 それはそれとしてアップデート内容を見てみると,Radeon ReLiveで録画した映像がおかしくなることのある不具合への対策は,Radeonユーザーにとって重要な項目と言えそうである。その意味において,2017年版Star Wars Battlefront IIをプレイするつもりがあってもなくても,今回の17.11.2ドライバは,自己責任での導入を検討する価値があると言えるのではなかろうか。

 なお,AMDはCrimson ReLive 17.11.2のリリースに先立つ11月13日付けで,17.11.1ドライバをWHQL通過版として再公開済みだ。2017年版Star Wars Battlefront IIへの最適化やRadeon ReLive関連のバグ修正よりもWHQL通過にこだわるのであれば,こちらを選ぶのも手だと思われる。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Crimson ReLive 17.11.2の対応GPU
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ


●Crimson ReLive 17.11.2が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.1)
  • Display Driver Package:17.40.2511-171115a-320421E-CrimsonReLive(←17.40.1031-171102a-319871E-CrimsonReLive)
  • Radeon Settings:2017.1115.1824.33103(←2017.1102.1456.25052)
  • 2D Driver:8.1.1.1614
  • Direct3D:9.14.10.01304
  • OpenGL:6.14.10.13497
  • OpenCL:23.20.793.0(←23.20.788.0)
  • Mantle:9.1.10.0228
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.5(←10.0.1.4)
  • Vulkan Driver:1.7.0
  • Vulkan API:1.0.54


●Crimson ReLive 17.11.2における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.1)
  • 2017年版「Star Wars Battlefront II」に向けた最適化


●Crimson ReLive 17.11.2における新要素
  • リリースノートに記載なし


●Crimson ReLive 17.11.2で解決した問題
  • Radeon ReLiveで録画したビデオで画面が緑色になってしまったり背景が緑色になってしまったりすることのある問題
  • ゲームをフルスクリーンとボーダーレスウインドウ表示との間で切り換えると,Radeon ReLiveによる録画が失敗することのある問題
  • Radeon HD 7000シリーズのCrossFire構成時に,CrossFire動作の有効/無効切り換えを行うと,Radeon Settingsがクラッシュしたりハングしたりすることのある問題
  • ユーザーがグラフィックスメモリのオーバークロックもしくはダウンクロックを行っても,その内容がWattManのユーザーインタフェース上で反映されないことのある問題
  • Radeon RX 500シリーズもしくはRadeon RX 400シリーズ搭載環境で,WattManから電圧設定を下げても,それを正しく適用できないことのある問題
  • 拡張ディスプレイ設定を行ったマルチディスプレイ環境で,ディスプレイの電源を落とした状態もしくはスリープモードから復帰させると,セカンダリディスプレイの画面が緑色になってしまうことのある問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    STAR WARS バトルフロント II

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