お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名

LINEで4Gamerアカウントを登録
【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のインタビュー

メディアパートナー

印刷2026/05/31 12:00

連載

【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?

ミートたけし /  川村 竜  / ベーシスト,作編曲家 ,ストリーマー

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?

ミートたけしの「世界の平和が俺を守る!」

ミートたけしYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@meatalk



第31回:ミート,クラシックの大手事務所に所属!?


 5月末,音楽業界を震撼させるニュースが流れた。

 川村 竜(ミートたけし),クラシック界最大手の事務所KAJIMOTOと契約を結ぶ!

 まぁ震撼は大げさではあるものの,音楽業界内ではそれなりに「なんで!?」の声が上がっていたようだ。近年,オーケストラとの共演も増えてきてはいるが,そもそもクラシック音楽とは縁もゆかりもない私が,急にKAJIMOTOへの所属を発表したのだから無理もないだろう。
 この珍妙な組み合わせがいかにして実現に至ったのかを,今回は書きつづっていこうと思う。

KAJIMOTOモードの私
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?


個人としての限界を感じたミート


 ここ1〜2年,対人関係におけるトラブルが頻出した。どうすればそのような考え,行動に至るのか,まったく理解できない人間に接触を許してしまった。
 そういう人間と接していると,一体,どの段階で今の人格や知性を形成してしまったのかを考えるようになった。

 別の言い方をするならば,どの段階でならテコ入れは可能なのだろうか,ということだ。
 個人的には,成人してからではもう機を逃していると思う。音楽の側面で見ても20歳を過ぎてテクニック的にも音楽的にも輝くものがないミュージシャンは,大成することはない……と断言こそしないが,かなり難しいだろう。

 となると”テコ入れ”のタイミングはいつなのか?
 そしてそれによって,どんなチャンスが生まれるのか?

 自分のなかでは中学生や高校生の芸術鑑賞会という案が浮かんだ。とはいえ自分の長いキャリアにおいて,数えきれないほどの芸術鑑賞会で演奏させてもらってきたが,今,自分が思い描く芸術鑑賞会はそういったものとは毛色が異なる。
 もちろん自分は音楽家なので,音楽を主軸にした内容にはなるのだが,子供達には「ミュージシャン」という職業を,決して特別でも崇高なものでもなく,数多くある未来の選択肢の1つとして提示したい。
 そのほかにもさまざまな職業,例えばイラストレーター,声優,料理人,VTuberなどを迎えて,人生のロールモデルとしてよかったことも悪かったことも,包み隠さずに子供達に伝えて,選択肢の1つとして具体的にイメージしてもらいたい。

 具体的にイメージしてもらうことで何をさせたいのか。それは自分で考えて自分で決める,というシミュレーションを,多感な時期に積み重ねてほしいのだ。
 ただただ演奏をして拍手をもらって帰るだけの,ある種,一方的に押し付けるだけのものではなく,子供達の将来の選択においてより有意義な時間を作りたい。

 そう考えながら関係各所へのアプローチを繰り返してきたが,「個人活動」の脆弱さを私は思い知ることになる。


個人にはない! 大手音楽事務所の強み!


 私にどんな立場があろうが稼ぎがあろうが人気があろうが(?),教育関係をつかさどる某機関の前では無価値なことに気付かされた。

 そんなこともあって,一時はこの取り組みをあきらめかけていた私に,声をかけてくれたのが,以前から親交のあったKAJIMOTOの寺井という男だった。

 彼は私の考えに強く賛同し協力したいものの,会社としては外部の人間に肩入れをしてしまうと,所属しているほかのアーティストに面目が立たない。それならば,竜さんが弊社と演奏活動に関する契約を結ぶというのはどうだろうか,というのが彼の提案だった。

 数十年も続いてきた大手音楽事務所としてのコネクションや,クラシックというジャンルの特性上,アカデミックな活動に理解を得られやすいことなど,今後の私の活動において,あまりにも頼もしいお話だった。

 決め手はそれだけではない。

 ミートたけしとしての活動を行ううえで,私自身,アンチの存在に対しては覚悟を持って許容している。しかし,いわゆる普通の音楽事務所ならば,アンチの存在など,契約するうえでのデメリットとして捉えられても仕方がないと思っていた。
 だが,寺井くんや梶本社長はむしろ「こんな人を待っていた!」という,拍子抜けしてしまうほどのスタンスだった。ここまで力強く手を差し伸べていただいたからには,私も強く握り返すほかないだろう。そうして契約は締結された。

KAJIMOTOモードの私2
画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / 【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?


所属発表したその日に炎上するミートたけし


 KAJIMOTOへの所属が発表され,さぁ,気持ちを新たに教育への一歩を踏み出そうとしたその日のうちに炎上するのだから,さすがミート,と言わざるを得ない。

 今もなおハマり続けている「マジック:ザ・ギャザリング」(以下,MTG)。可能な限りプレイイベントへの参加を繰り返し,実際に人とプレイするなかでルールや戦略を覚えていっている。
 それでも効果の理解が追いついていないカードがあり,その複雑さに苛立ちを覚えてしまうがゆえに楽しい,という意味を込めてこのようなポストをした。


 燃えた。らしい。
 らしい,というのは,この程度では炎上とは言わないと思っているし,自分には一切非がない自信があるからなのだが,それはいいだろう。

 どうやら「カードに文句を言っている」「ルールに文句を言っている」と解釈をしたプレイヤー達が腹を立ててしまったようだ。
 なかには「ルールも理解していないやつがMTGをやるな!」「この界隈から出て行け!」なんて意見もあった。

 超怖い(泣)。

 普通の人だったらこの時点でMTGをやめてしまいそうなものだが,持ち前のメンタルの強さと,攻撃的な意見を向けられると快感を覚える性質のおかげで,より一層MTGにのめり込めている。
 しかし,面白おかしく終わらせるつもりもない。昨今のSNSに多く見られる,こういった攻撃的なリプライや,炎上したアカウントへの過剰なまでのバッシングもやはり,教育が鍵を握っていると考えている。

MTGモードの私
画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / 【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?

 この手の攻撃的な方々の特性として,視野が狭くなってしまいがちだ。そうすると,こちらが言ってもいないことを言ったと思い込む。そして一体誰と戦っているかも分からなくなってくる。
 当然,こちらの書き方や伝え方を改善し,今後に生かすことは大前提だ。だがそれ以上に,すぐにこうだと決め込んでしまう人たちとは,それ以降のやり取りは難しいものがある。

 ここでも先に述べた「自分で考える」ことの必要性を説きたい。思考を重ね続けることで,人は可能性を増やせる。

 相手はこう思ったのかもしれない。
 自分はこうだったのかもしれない。

 思考の末の選択肢を増やせば増やすほど,短絡的な怒りや瞬間的な憤りに支配されることは減っていくだろう。そんな大人が増えれば世の中はもっと明るく希望に満ちていくし,平和になっていくはずだ。
 そうすれば私は,その平和に守られ続けることになる。

教育者を目指す私
画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / 【ミートたけし】ミート,クラシックの大手事務所に所属!?

 「小さなことからコツコツと」というのはよく言ったもので,この「教育」への取り組みは時間も労力もかかる。しかし,決してあきらめたくはない。

 音楽も,格ゲーも,コーヒーも,MTGも。
 もっともっとたくさんの人たちに愛されてしかるべきものだからだ。そのためなら,残りの人生をすべてささげて構わないと私は思っている。

■■ミートたけし / 川村 竜(ベーシスト,作編曲家 ,ストリーマー)■■
ベーシストとして国内外各所でライブやコンサートで演奏活動をしつつ,配信活動も活発に行っているミートたけしこと川村 竜さん。現在は主にYouTubeチャンネル「ミートたけし-MEAT TAKESHI-」とTwitchチャンネル「ミートたけしの『太くてニューゲーム』」で,雑談配信をしたりゲーム配信をしたりと大忙しの様子です。
  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:05月30日〜05月31日