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稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
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印刷2013/09/01 09:55

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稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始

画像集#001のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
 comceptの代表取締役兼コンセプターであり,誰もが知る著名な作品を数多く手かげてきた稲船敬二氏。そんな稲船氏が,新作PCゲーム「Mighty No.9」をPax Primeで電撃発表し,同時に,クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で出資者の募集を開始した。募集期間は2013年10月1日(北米時間)まで。現時点では,2015年春に発売予定とのこと。

 氏の大型新作で,かつ氏にとって初のプラットフォームであるPC(Windows)版,さらに開発資金をKickstarterで集めるという,話題性にコト欠かない「Mighty No.9」は,狂気の天才科学者に操られたロボット軍団と,主人公ロボット「ベック」の戦いを描いた横スクロールアクションだ。「変形」をコンセプトにした作品で,主人公・ベックは,敵の能力を奪い,自ら変形してその能力を使うことで敵と戦っていくという。

Mighty No.9 Kickstarterサイト

Mighty No.9 日本語サイト


関連記事:
新作「Mighty No.9」を発表したばかりの稲船敬二氏にインタビュー。ゲーマー達がクリエイターに“直接”投資するKickstarterが定着すれば日本ゲーム業界の未来が変わる?

 ……と,ここまで読んでイメージイラストを見れば誰でも気付くことだが,「稲船敬二の新作」「横スクロールアクション」「主人公がロボット」「天才科学者」というキーワードは,リリースでは一切その名前に触れられていないが,誰がどう見ても「ロックマン」との“強いつながり”を感じさせるものだ。
 しかも,稲船敬二氏のもと開発を手がけるのは,かつてカプコンに所属していたクリエイターが独立して立ち上げたインティ・クリエイツである。本記事の下にリリースを貼り付けておいたが,現在明らかにされている「Mighty No.9」の制作スタッフは,會津卓也氏松前真奈美氏小牧信介氏など,全員がなんらかの形でかつての「ロックマン」シリーズに関わっていた人物達(Kickstarterのページを見てもらうとよく分かる)。むろん,パブリッシャも作品名も違うが,ユーザーから見ればある意味“本家”と呼べそうなこの布陣は,大きな期待をかけずにはいられない。
 また,本作のもう一つのコンセプトとなっている「ユーザーと共に作り上げるコンテンツ」は,カプコン時代の稲船氏が制作を指揮しつつも開発半ばで中止となった「ロックマンDASH3 PROJECT」でも掲げられていたコンセプトだったりもする。
 ユーザーからボスキャラデザインを公募したり,ゲーム素材をフリーで使えるようにしたり,ロックマン時代に稲船氏がやっていたそういうユーザーサービスを考えると,今回もまた,何か楽しげなことをやってくれるに違いない。

画像集#010のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
画面のイメージも公開された
 それにしてもロックマンは,ご存じのように北米などでは「Mega Man」として絶大な人気を誇るわけだが,この新作を海外で先行して電撃発表するあたり,PAXの会場の盛り上がりを直にこの目で見たわけではないが,稲船氏の海外プレイヤーに対する強烈なアピールは,双手を挙げて歓迎されたに違いない。
 「日本人開発者初のKickstarter参戦」という意味ではわずかに遅れを取ったが,すでにロゴやイメージイラスト,画面のイメージも提示されており,発表の場にもわざわざPAX Primeを選んで,日本のゲームクリエイターが単独でここまで派手に打ち上げてKickstarterでアピールするのは,事実上初めてのこと。しかも嬉しいことに,Kickstarterには日本語ページへのリンクも用意されている(5ドル出資すればクレジットに名前が入るらしい!)。
 集まった出資金額に応じた機能追加リストである「Stretch Goals」には,Mac版/Linux版を始め,PS3/Xbox 360/Wii Uバージョンにも言及されており,かつ現段階では「???」として隠されたものもある。今後も引き続き話題を提供してくれることになりそうだ。

 いろいろな意味で“ネタが揃った”状態で登場した本作は,単に稲船氏が作る新作アクションゲームであるという期待だけでなく,いろいろな意味で大きく注目されることになるだろう。


画像集#002のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
メインビジュアル

Mighty No.9 Kickstarterサイト

Mighty No.9 日本語サイト


画像集#007のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始 画像集#008のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始

稲船敬二が手がける、完全新作横スクロールアクションが登場!!
「Mighty No.9」(PC用ゲーム)
キックスタータープロジェクト開始のお知らせ


画像集#003のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始

 ゲームソフトの企画・開発を手がける株式会社comcept(本社:大阪市浪速区 代表取締役:稲船敬二)は、9月1日からキックスタータープロジェクト「Mighty No.9」のクラウドファンディングを開始いたしました。

「Mighty No.9」とは?
 稲船敬二がゲーム制作において大切にしていた「ユーザーとともにつくり上げるコンテンツ」というテーマをさらに進めるべく、キックスターター上で開始したプロジェクトです。狂気の天才科学者に操られたロボット軍団と、主人公ロボット「ベック」の戦いを描いた、新感覚の横スクロールアクションゲームです。


キックスターターとは?
 ネットを利用してゲームユーザーから開発資金を募る、クラウドファンディングサイトの一つです。「Shadowrun returns」や「Torment: Tides of Numenera」など、多くのゲームがユーザーの支持により資金獲得に成功しています。日本からも参加可能で、応援していただいた方にはプレミアムな特典が用意されています!

comcept公式サイト
http://comcept.co.jp/

キックスターターサイト
http://www.kickstarter.com/projects/mightyno9/mighty-no-9

日本語版サイト
http://www.comcept.co.jp/mightyno9/


コンセプトは「変形」! 新機軸アクション

画像集#004のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
変形イメージ ストロングフォーム
 主人公である「ベック」は、敵の能力を奪い、自ら変形することによって、その能力を使用することができます。この多彩なアクションを駆使することにより、奥深いゲームプレイを提供していきます。

世界中のユーザーと作るゲーム
 このプロジェクトでは、キックスターターの利点を活かし、世界中のユーザーと作っていくゲームコンテンツです。ただ開発資金を募るだけでなく、アンケートやコンテストなどのイベントを積極的に行い、ユーザーの意見を反映したゲームづくりを目指しています。また、英語が苦手なユーザーにも参加していただけるよう、日本語版のサイトを作成します。

画像集#005のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
変形イメージ ドッジフォーム
画像集#006のサムネイル/稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始
変形イメージ ハンマーフォーム

豪華なクリエイター陣
 コンセプター稲船敬二率いるcomceptと、豪華なクリエイター陣が揃います。開発は横スクロールアクションに定評のある「インティ・クリエイツ」が担当。音楽は国内外にファンの多い松前真奈美さんが担当されます。

稲船 敬二 コンセプター
代表作:ロックマンシリーズ,鬼武者,デッドライジング

會津 卓也 インティ・クリエイツ代表
代表作:ロックマン9、10,ロックマンゼロシリーズ,ロックマンゼクス

松前 真奈美 テーマ曲作曲
代表作:ロックマン1、2,天地を喰らう,エリア88

小牧 信介 アートディレクター
代表作:トロンにコブン,ロックマンエグゼシリーズ,ソウル・サクリファイス

この他にも、名作アクションゲームに関わってきたクリエイターが参加します!

対応機種:Windows(他機種への移植も検討中)
販売形態:ダウンロード
配信日 :未定



PROFILE

株式会社comcept
CEO/コンセプター
稲船敬二


1965年、大阪生まれ。

株式会社カプコンに入社後、「ロックマン」、「バイオハザード2」、「ロストプラネット」、「デッドライジング」など、世界を舞台にミリオンセラーを連発し、熱心なファンを持つカリスマクリエーターとなった。

2006年にカプコンの常務執行役員に就任、開発チームのマネジメントやコンテンツの統括を行ってきた。そして2010年同社を離れ、株式会社comceptを設立。ソーシャルゲーム、コンシューマーゲーム、書籍など、多岐にわたる活躍を続けている。

稲船敬二の強みは、その類稀なるコンセプトメイキングの才能である。

コンセプトとは、コンテンツを作る上で最も重要な、面白さの“本質“”根本“となる部分であり、最後まで貫くものである。それはユーザーの心をとらえ、ヒットを生み出す“源泉”ともいえるものでもある。

今後はその経験と才能を活かし、ゲームのみならず、あらゆるメディアを通して、あまねく人へ、自らのコンセプトを活かしたエンターテイメントを送り届けていく。

≪これまでの主な作品、およびその総販売本数≫
 「ロックマン」シリーズ      2,900万本
 「鬼武者」シリーズ        800万本
 「デッドライジング」シリーズ  540万本
 「ロストプラネット」シリーズ   480万本
 「ストリートファイター?」    310万本
 「バイオハザード2」       500万本
 「バイオハザード4」       230万本
 「バイオハザード5」       590万本
 「モンスターハンター」シリーズ 2,200万本

≪最近の作品≫
『 SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス) 』(PS Vita発売中)
『 YAIBA: NINJA GAIDEN Z 』(発売日未定)
『おっさん☆たまご』(Android/iOS)
『 みじんこパズル』(Android/iOS)
『 怪盗ニポンスキー』(Android/iOS)
著書 小説『REM(レム)』(光文社)など
  • 関連タイトル:

    Mighty No. 9

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