一経営者になり，ホテルとスキー場の経営を成功に導こう。経営SLG「きらめきスキー白書」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1334回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，カイロソフトの新作シミュレーションゲーム，「きらめきスキー白書」（iOS / Android）を紹介しよう。

アプリはiOS，Android版ともに600円（税込）で配信中。“ワイロチケット”を使用するかアプリ内課金で各種アイテム/サービスを利用できる

「きらめきスキー白書」ダウンロードページ

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　本作でのプレイヤーは，ホテルおよびそれに併設されたスキー場の経営者。ホテル/ゲレンデを発展させつつ，ランキング上位への入賞を目指すのだ。
　実行できる主なメニューは，施設の建設や，スキー場の開拓を行い資源を獲得できる「建築」，新たな施設やアイテムを研究したり，資源を上位のものに加工したりする「開発」，広告を打つ，スポンサーを獲得するなど収益に関わる「運営」の3つ。これらを軸に，そのとき何が必要なのかを考えつつ，経営手腕を発揮していこう。

建設できる施設は，ホテルとゲレンデでそれぞれ異なる。自由にやっていいが，客のニーズがあるときはそちらを優先したい

プレイ中に特定の条件をクリアすることで，新たな研究アイデアを入手できる。アイデアを実現した結果，新たなキャラクターが足を運ぶようになった……ということも起こる

　ホテルやゲレンデに施設を建設していくと，“館内人気”“ゲレンデ雰囲気”といったパラメータが上がっていく。これらが一定値以上になるとランクアップが可能になり，ホテルの増築や，リフトを二人乗りに変更できるなど，さまざまなメリットを得られる。
　またホテル内に，指定された3つの施設を効果範囲内に設置すると，「スポット」という特殊な効果が発生する。一気に館内人気を高められるなど，ボーナスを得られるので，ぜひ活用したい。施設の組み合わせは偶然見つかることもあるし，プレイを進めることで判明することもある。

施設にはそれぞれ相性があり，組み合わせによってプラス，マイナス補正がかかる点に気を付けたい。一例を挙げると，コーヒーカフェとウッドベンチは相性が良く，客室とハンマーゲームは相性が悪いといった具合だ。施設は建設後も自由に動かせるので，いろいろ試してみるといい

　プレイヤーが行えること，すべきことが多いが，ゲームを遊びながら流れを把握できるので，安心して楽しめる作品だ。2周目に挑んだり，実績の達成に挑戦したりと，やり込み要素も豊富なので，長く遊べるのではないだろうか。経営シミュレーションゲームが好きな人にオススメしたい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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