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印刷2018/11/29 12:00

プレイレポート

ボスに変身して相手と激突! 対戦型シューティング「ライバル・メガガン」プレイレポート

 デジカから本日(2018年11月29日)発売されたNintendo Switch用ソフト「ライバル・メガガン」PCPS4版は11月30日,Xbox One版は12月1日発売)は,シューティングゲームに対戦要素を採り入れた,懐かしの名作「ティンクルスタースプライツ」をリスペクトしたゲームだ。雑魚を倒して相手のフィールドに妨害キャラクターを送り込み,ゲージを溜めて大型ボスに変身して直接対決できる,一風変わった本作のプレイレポートをお届けしよう。

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 デジカから2018年11月29日にリリース予定の「ライバル・メガガン」。本作は「ティンクルスタースプライツ」へのリスペクトから生まれたという対戦型シューティングだ。そこで今回は,それぞれの開発者であるJustin Rempel氏と,エムツーの松下佳靖氏に,両作品の開発秘話やシューティングゲームへの思いを語り合ってもらった。

[2018/11/17 12:00]

「ライバル・メガガン」公式サイト


 本作には,ゲーム好きの「ジェン」,ロボットの「トモダチ2.0」,ヴィラン(悪役)の「Dr.マジック」といった,多彩なキャラクターが登場。上述のとおり,縦スクロールシューティングでありながら対戦要素を持っているのが大きな特徴で,1人用のストーリーモードに加え,ほかのプレイヤーやCPUとの対戦だけを楽しむモードも存在し,オンライン対戦にも対応している。

シングルプレイモードでは,謎の機械生命体「ハーベスター」と戦う戦士を選ぶ大会に主人公達が出場する。主人公の1人・ジェンは大のゲーム好きで,戦いに勝ってヒーローを目指す(上段)。サイバー探検家のナノは,大会の賞金でサイバースペースへ移行するため,ほかの主人公らと戦う(下段)
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 画面は自分と対戦相手の左右2つに分かれている。それぞれのフィールドで同じステージをプレイし,敵の機械軍団「ハーベスター」を倒していくのだ。先に2回被弾した側が負けとなるが,普通に遊んでいたのでは,対戦相手がミスするのを祈るだけとなってしまう。「チェイン」「アタック」「メガガン」というシステムを使って,対戦相手を妨害するのが本作の醍醐味だ。

主人公達は,画面の左右でそれぞれに戦う。ハーベスターを撃ち落としつつ,対戦相手を妨害するのだ
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 ハーベスターを倒し,対戦相手のフィールドにドローン(妨害キャラクター)を送り込むのがチェインだ。ハーベスターを連続で倒してチェイン数を伸ばせば,それだけ多くのドローンを送り込める。また,チェイン数が一定値を越えると出現するドローンも強力なものに変化し,対戦相手のミスを誘うことができる。

対戦相手のフィールドに,妨害用のドローンを送り込むのがチェイン。12チェインごとに,より強力な機種のドローンが出現するようになるため,敵を素早く連続で倒すテクニックも必要。この画像ではチェインを決めて2段階目の「ミドルドローン」を召喚中だ
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 チェイン数が増えるとゲージが蓄積され,これを消費することでアタックとメガガンが使える。アタックは対戦相手のフィールドをミサイルや機雷で爆撃するという間接攻撃だ。攻撃パターンはキャラクターごとに異なり,どこに撃つかは自分で狙えないものの,ボタンを長押しすれば,ゲージの消費量が増えるのと引き換えにたくさんの攻撃を叩き込める。

スミスのアタックは,対戦相手のフィールドに機雷を散布する(上段)。トモダチ2.0のアタックは,フィールド後方から弾を撃つ(下段)。アタックは自分で狙いを付けることができず,あくまで相手のミス狙いの間接攻撃だ
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 そして,最大まで溜めたゲージをすべて使って大型ボスに変身し,対戦相手のフィールドへ直接乗り込むのがメガガンである。シューティングゲームのボスを自分で操作するというイメージだ。
 キャラクターごとに変身できるメガガンが異なり,扇状の弾や誘導ミサイル,太いビームなど4種類の,ボスらしい技を使うことができる。とはいえ,漫然と攻撃を垂れ流していたのでは対戦相手に避けられてしまう。おまけにメガガンの機体は大きいので,対戦相手からの攻撃を受けることが多い。ボムを撃たれて大ダメージを食らおうものなら,悔しさも倍増。ボスキャラの苦労を体感することができるのだ。

メガガンの発動時には,日本アニメ風のカットインが入る
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 撃墜されてもペナルティはないものの,確実に戦果を上げるには,4つの攻撃をうまく組み合わせるのがポイントだ。例えば,ナノのメガガン「バズキル」の場合,3WAY弾で相手の動きを制限してから突進技でトドメを刺す……というように,状況を見据えたうえで使うと効果的な攻撃ができる。しっかり考え,冷静に戦おう。

 もちろん,対戦相手もバリバリとチェインを決めてドローンを呼び出し,小憎らしいタイミングでアタックを仕掛け,ゲージが溜まるとメガガンで来襲してくる。敵の出現パターンは決まっているが,対戦相手の妨害があるため,状況が変化するのがスリリングで面白い。

ナノのメガガンは蜂を思わせる「バズキル」。お尻の針で一刺しする突進技を持つ(上段)。もちろん,敵もメガガンになってこちらを襲ってくる。トモダチ2.0のメガガンは「トモダチ2000」。両手のビームと拡散弾,パンチが厄介(下段)
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 自分のフィールドに出てくるハーベスターを撃墜していくだけでもチェインが発動して対戦っぽくなるが,システムを理解し,対戦相手の存在を意識するとゲームがより面白くなる。

 相手のミスを誘うなら,ハーベスターの攻撃が激しい難所でアタックを使うのが効果的だ。しかし,本作は同じステージを同時にスタートするため,相手が難所にいるときは自分も同じ難所にいることになる。おまけに,アタックを仕掛けるときはショットを撃てないため,妨害をかけるにもそれなりの覚悟が必要になる。気合いで避けたり,ボムで安全を確保したり,敵を素早く倒して先に難所を抜けたりといった戦術が効果的だろう。つまり,シューティングゲームの腕前と,相手フィールドの状況を確認する観察力の両方が問われるわけで,シューティングの面白さと対戦要素がうまく両立している。

アタックの際にはショットが撃てず,自機は無防備になる
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 また,メガガンになって戦う際も,ハーベスターをうまく使えば対戦相手をより効率よく追い込める。相手がハーベスターの攻撃を避けたところに突進などの大技を叩き込むといった連携も可能で,これは本作ならではの楽しさと言えるだろう。
 メガガンはボムに弱く,使われると攻撃を消されたうえに大ダメージを受けてしまう。ゲージが溜まったからといってすぐに変身するのではなく,対戦相手がボムを使い切るまで待つような戦略も有効だ。もちろん,あまり待っていてはこちらが被弾しかねない。対戦相手がメガガンへの変身タイミングを見計っているようなら,アタックで牽制するのもアリだろう。

ハーベスターが猛攻を掛けている隙に,こちらはメガガンになって対戦相手のフィールドへ突撃
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ハードモードで遊ぶと,このとおり。お互いの強烈な攻撃が激突するさまに,いやがうえにもテンションが上がる
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 ゲームを進めていくと,自機に追随してショットを撃つ「オプション」や,ショットの射程が短くなる代わりに攻撃力が上がる「近距離ブラスター」といった「ギア」を取得でき,これを装備して自機をカスタマイズできる。また,チェインを決めた際のドローン出現パターンも任意に決められるなど,戦略を練って戦うこともできる。

入手した「ギア」で機体をカスタマイズ(上段)。下段の画像はどちらの機体もトモダチ2.0だが,左側は射程を犠牲に攻撃力を上げる「近距離ブラスター」を装備しており,ビームが短くなっているのが分かる
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ドローンの出現パターンも自分でカスタマイズできる
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 高難度で遊ぶと,ハーベスターの攻撃や対戦相手からの妨害が激しくなり,それだけに,猛攻を耐え抜いてゲージを溜め,メガガンやスペシャルウェポンを決めたときの爽快感は格別だ。シューティングゲームとしての面白さに,隣のフィールドにいる相手を意識する対戦ものとしての緊張感を加え,対戦型シューティングとして面白い仕上がりになっている。シューティングと対戦が好きな人に,ぜひお勧めしたいゲームだ。

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