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「キネマ51」:第16回上映作品は「ブリングリング」
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印刷2013/11/30 00:00

連載

「キネマ51」:第16回上映作品は「ブリングリング」


 グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏が支配人を務める架空の映画館,「キネマ51」。この劇場では,新作映画を中心としたさまざまな映像作品が上映される。
 第16回の上映作品は,ハリウッドセレブ宅を荒らしまくったティーン窃盗団の実話を元に,ハリウッドセレブのソフィア・コッポラが映画化したセレブムービー「ブリングリング」だ。

「ブリングリング」(原題:The Bling Ring)
提供:東北新社
配給:アークエンタテインメント/東北新社
R15+
12月14日(土)渋谷シネクイント ほか 全国順次ロードショー

映画「ブリングリング」公式サイト


須田:
 部長,セコムしてますか?

関根:
 セコムはしてるんですけど,スイッチ入れ忘れてましたね。

須田:
 あー,いわゆる,一つのねー,いけませんねー,世の中何が起こるか分かりませんからね。僕はちゃんとセコムしてますよー。

関根:
 本当ですか? でも,そう簡単に泥棒なんて入らないでしょう。

須田:
 そう思うでしょー? 鍵を玄関の鉢の下とか,マットの下に入れておいちゃダメですよ。すぐにバレますから。あと,二階の窓の鍵を閉めないとか。いつ,窃盗犯が入ってくるか分かりませんよ。

関根:
 分かりました,気をつけます。でも,なんで突然そんな話を?

須田:
 実は,そんな無用心な部長にぴったりの映画があるんです。

関根:
 えー,そうなんですか!

須田:
 はい

4Gamer:
 お二人で一緒に観にいってるんですよね?

関根:
 TeTさん,本当のことは……。こういうくだりがないと支配人は本編に入れない病気なんですよ。

須田:
 病気って……。

4Gamer:
 なら仕方がないですね。

須田:
 仕方がないって,そんな……。


支配人の大好物は……?


関根:
 そういえば,支配人のもう一つの病気に,ゴシップ中毒がありましたね。

須田:
 だから病気って,そういう言い方は……(ブツブツ)。

関根:
 支配人なんだから細かいこと気にしないでくださいよ。
 先に進めますよ?

須田:
 あ,はいはい。
 で,僕,そんなにゴシップ好きでしたっけ?

関根:
 ハリウッドセレブのゴシップなんか,大好物じゃないですか。

須田:
 そう言う部長だって,パリス・ヒルトン[1]大好きじゃないですか。

関根:
 ま,まぁ,嫌いじゃないですけどね。

4Gamer:
 うわごとのように,嫁にしたい嫁にしたいと。

関根:
 そりゃそうですよ。嫁にしたいですよ。ボケでもなんでもなく。究極の逆玉ですもん。

須田:
 確かに。ですよね(笑)。

関根:
 そんなパリス・ヒルトンもちょこっと出演してるのが,今回紹介する「ブリングリング」。これはですね,ソフィア・コッポラの新作なんですよ。

須田:
 まぁ,みなさんご存じ,フランシス・F・コッポラ監督の娘さんですよ。

関根:
 支配人の大好きなハリウッドセレブの一人ですね。

須田:
 この作品は,実際に起こった事件を元にしているんですよね。セレブを狙ったティーンエイジャーの窃盗団,しかも逮捕されたメンバーもまた,全員金持ちの家の子だったという。

関根:
 ですね。

須田:
 それをソフィア・コッポラというね,本物のセレブが撮ったことによって,より,リアルに描かれているんですよ。

関根:
 あれですよ,アルバイトしながらこつこつと,みたいな映画監督には絶対に撮れない作品ですよね。

須田:
 撮れないですねぇ。

関根:
 プレス資料のソフィアのコメントを読むと,「彼女達の物語からアイデアを得て,そこに私自身の子供時代の経験も加えてみたの。(中略)キャラクターについては,実話からひらめいたアイデアをもとに,自分の知り合いと混ぜ合わせた新たなキャラクターを作り出しました」なんて書いてあって。

4Gamer:
 そうかー。子供時代の知り合いもやっぱり金持ちの子かー。……それ以外いないんでしょうねぇ。

須田:
 リアルにも程がありますね。まあ,そんな世界を描いたこの映画なんですけど,やっぱりとにかく何が一番凄かったって,パリス・ヒルトンじゃないかと思うんですよ。

関根:
 (笑)。

須田:
 パリス・ヒルトンがどれだけ凄いかっていうのを,僕達はもうねぇ,焼き付けられたんですよ。

関根:
 そうですね。この映画,”パリス・ヒルトン”ザ・ムービーですよ。

須田:
 まさに。パリス半端ねぇって,ほんと,半端ないっすよ,パリス。

関根:
 彼女は,実際の事件で窃盗団に複数回,物を盗まれているんですけど,「パーティ会場で私の盗んだドレスを着た犯人と会ってたのに,気付かなかったの」って,インタビューで答えているんですよね。気がつかないって。

須田:
 劇中でね,パリスの家に入って,クローゼットからグラスホッパーカラーとしておなじみの緑のドレスを盗もうとしたときに,二人の女の子が取り合うんですよ,私が欲しいって。で,争ってる途中で,あ,もう一着あったって。なんでもう一着あるの? まあいいわ,なんつってね。

4Gamer:
 日本だと,同じ服を何着も持っているのはかりあげクンぐらいでしょうね。植田まさしの。

関根:
 とにかく量が半端ないですよね。靴の部屋,宝石の部屋,サングラスの部屋とかね。全部一部屋ずつなんですよ。

須田:
 桁が違いすぎちゃって,ほかのセレブなんてちっぽけなもんですよ,パリスに比べたら。

関根:
 なんか,凄すぎて笑いが止まらないくらいですよね。

須田:
 そうそうそうそう,ホントに凄い。あそこまでいくと,格好いいと思いました。


4Gamer:
 しかもこの作品では,撮影場所として自宅を貸してるんですよね。

須田:
 そうそう,被害に遭った自宅をそのまま貸してるのも凄いし,そのね,パリス・ヒルトンに交渉できるソフィアも凄いですよ。
 たぶん,二つ返事だと思うんですよ。「あのさぁ,パリスさぁ,今度あの事件の映画撮るんだけど,あなたの家,撮影さしてくんない?」「いいわよ〜」って。こんなんですよ,きっと。短い交渉ですよ。

関根:
 僕達とは別の世界の話ですね。

須田:
 あと,気になったのは,出演者のエマ・ワトソンですかね。

関根:
 主犯格の役ではないんですけど,脇でいい味を出してましたよね。

須田:
 でね,エマ・ワトソン,僕にとっては,今でも,ハーマイオニー[1]なんですよ,「ハリー・ポッター」シリーズの。
 そのハーマイオニーが盗みをやったり,腰振りダンスしてるのをハラハラしながら観るんですよ。だー,ダメでしょ,みたいな。ハリーと仲間が泣いてるよって思うわけですよ。

関根:
 エマ・ワトソンの新作がもう一本あるんですけども,今,公開中かな,「ウォールフラワー」っていう作品なんですけど,この作品での彼女の役も,“奔放で恋多き少女”なんで,きっとそういう娘なんじゃないんですかね。本当は。

須田:
 そういうことなんですね……って,いやいや,そんなことないですよ! そういうことを言わないでください。そんなことはないんです,うちの姪っ子は。

関根:
 擁護するあまり,言ってることが分からなくなってますよ。
 そういやハリー・ポッターでも,最初はハリーのことを好きな風だったけど,最後にはハリーの親友のロンと結婚したわけですから,案外,そういうことなんじゃないんですか?

須田:
 うーん,確かに。いやいや,考えたくない。

関根:
 でも,登場する女子達は実に楽しそうに,盗みをやってましたよね。

須田:
 この作品,冴えない転校生の男の子であるマークが,レベッカという主犯格の女の子と親友になって,パリス・ヒルトンの家に侵入したのが物語の始まりで。

関根:
 そこにエマ・ワトソン演じるニッキー一派が加わってって感じで,ティーンの窃盗団が結成されるんですよね。

須田:
 で,これは事実に基づいているんで言っちゃって大丈夫だと思いますけど,最後に捕まるんですよ。そこで顕れる男と女の腹の据わり方の違いっていうんですか,それが面白いんですよね。
 たぶんマークは,一生この事件のことを悔いて生きると思うんです。でも,ほかの4人の女の子達は,この事件とはどっかで決別して,違う道を歩むんだろうなと。

4Gamer:
 まあ,いい想い出だったな,と。

須田:
 そう,青春のいい想い出。そこをねぇ,この映画は映し込んでますよね。まあ,実際にそうなのかは分かんないですけども。やっぱ女性の強さというか,男より腹が据わっている部分を,まざまざと見せつけられました。


関根:
 マークは,前の学校でキモオタ扱いされてて,転校して不良の女の子にはみ出し仲間として存在を肯定された。おしゃれな女の子達と仲良くなって,パーティもさんざん楽しんだ。そういった経験を通じて,以前とは変わったつもりでいたけど,結局は変わってなかった。ダサいままだったんですよね。

須田:
 それがねー,痛いですよね。女の子達が捕まって収監されているシーンって一回も無いんですけど,マークがオレンジの囚人服で鎖につながれて護送車で連れて行かれるシーンは,じっくり描かれている。

関根:
 そんなダサい男がソフィアって大嫌いなんでしょうね,きっと。だから,そんな描写をしたんじゃないかと。

須田:
 そうなんでしょうね。

関根:
 実際,女友達が出来ない17,8歳の男の子が,突然,ちょっと可愛い女の子に声をかけられて,一緒にセレブの家に忍び込んだりしたら,もう,自分主演のショートムービー気分ですよね。

須田:
 そうそうそうそう,そうですよね,フィルムの中の自分。

関根:
 勝手にサントラ作って。

須田:
 もう,浜省鳴ってますよ。マネーーーって!

関根:
 浜省ですか? ドン・ペリニヨン的な?[1]

須田:
 すいません。僕達の時代だと,そんな感じになるんじゃないかと。

関根:
 今だったらなんですかね。湘南乃風とか?

須田:
 あー悪そう(笑)。

関根:
 悪そうって,雑なコメントですよ。タオル振り回してね。

4Gamer:
 靴下に石入れてね。

須田:
 振り回してね。

関根:
 それは,ホントに悪いでしょ。



セレブのゲームって


関根:
 で,ゲームなんですけど,例えば,ひたすらセレブがパーティーをやってるゲームってないんですか?

4Gamer:
 うーん,「マリオパーティ」……とか?

須田・関根:
 (笑)。

須田:
 まあそれはそれとして,あれですかね,「ザ・シムズ」シリーズ。

関根:
 どんなゲームなんですか?

須田:
 「シムシティ」はご存じですよね?

関根:
 はい。

須田:
 あれは市長となって街を大きくしていくゲームじゃないですか。ザ・シムズは,街の人にフォーカスを当てて,彼らの暮らしぶりをシミュレートするんですよ。家を買って,結婚して……みたいな。

4Gamer:
 ある種,シム人達の生活をずっと覗いているゲームですよね。

須田:
 そうそう。で,「The Sims 3」には,「ハイエンド・ロフト・パック」という拡張パックがあって,これはセレブな家具なんかを使えるようになるものなんですよ。

関根:
 泥棒も出てくるんですか?

須田:
 もちろんです。家に泥棒が入ることもあるし,泥棒が育っていくようなこともあります。

関根:
 それは面白いですね。

須田:
 あとね,僕にとってザ・シムズって,パーティーのイメージしかないんですよ。なんだかしょっちゅうパーティーやってるんですよ。

「キネマ51」:第16回上映作品は「ブリングリング」 「キネマ51」:第16回上映作品は「ブリングリング」
「キネマ51」:第16回上映作品は「ブリングリング」

関根:
 きっとアメリカのゲームなんでしょうねぇ。

須田:
 そうですね,EAのゲームです。

関根:
 はい。

須田:
 エレクトロニック・アーツのゲームです。

関根:
 はい。

須田:
 エレクトロニック・アーツのゲームです。

関根:
 分かりました! なんなんですか。いったい。

須田:
 わはははははー。アーツって!

関根:
 支配人の笑いのツボがまったくわかりません,アメリカン・ジョーク並みの不可解さですよ。

須田:
 たぶん,ソフィアもあのゲームをやってますよ。
 映画の中に,俯瞰の固定カメラで家の中に入っていく主人公達を外からずーっと追ってるシーンがありますよね。

関根:
 はい,いいシーンでした。

須田:
 あれなんか,まさに,ザ・シムズですよ。

関根:
 とはいえ,彼女がやっているとは,さすがに……。

須田:
 いやいやいやいや,アメリカの人口の半分は遊んでいるといわれているゲームですから。間違いなく,いや,絶対にやってますね!

関根:
 そ,そうですか。分かりました,じゃあ,ザ・シムズで決まりですね。泥棒も出てくるということで。

須田:
 あとね,最後に一つ言っておくと,この映画というか事件って,青春を謳歌する若者達が冒険に旅立つ物語でもあるんですよね,きっと。
 セレブの家に忍び込むのは,彼らにとってネット上の仲間達とドラゴンを倒しに行くのと同じような感覚だったんじゃないかな,と。
 だから,SNSで戦利品を身にまとった写真を軽い感覚でアップしたりできたんでしょう。

関根:
 なるほど,レアアイテムを獲得したときと同じですね。じゃあ,闘う相手は,さしずめファッション・モンスターってことですね。

須田:
 そう,まさにファッション・モンスター。そのラスボスですよ,パリス・ヒルトンは。何回攻略しに行っても,倒せないですからね。

関根:
 本人,倒された気はしてないですもんね。

須田:
 HP減ってないですよ。まさにレイドボス。何人もの窃盗団で行っても倒せない。

関根:
 なるほど。そう考えるとこの映画を元にしたちょっと不謹慎な青春アクションゲーム,やってみたくなりました。

須田:
 BGMは浜省でね。誰もぐぁ〜〜!

関根:
 しつこい!

映画「ブリングリング」公式サイト

 
  • 関連タイトル:

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