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[Gamescom]「Crysis 3」で明らかになったマルチプレイモード,「Hunter」「Crash Site」がプレイアブル展示。その遊び心地をチェック
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印刷2012/08/16 14:05

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[Gamescom]「Crysis 3」で明らかになったマルチプレイモード,「Hunter」「Crash Site」がプレイアブル展示。その遊び心地をチェック

 欧米で2013年2月の発売が予定されている,Electronic Artsの「クライシス 3」PC / PlayStation 3 / Xbox 360)。Gamescom 2012の開催前日にEAが行ったプレスカンファレンスにおいて,本作の新たなマルチプレイモード「Hunter」が発表されたことはお伝えしたとおりだが,そのHunterモードで遊べる試遊台がGamescom 2012の会場に用意されていた。プレイアブル展示はショーフロアとビジネスエリアの両方にあるEAブースで行われており,ショーフロアにはPC版,ビジネスエリアにはXbox 360版が設置されていた。今回はビジネスエリアでXbox 360版を試してきたので,さっそくその模様をお伝えしよう。

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 Hunterモードとは,プレイヤーが「Hunter」側と「C.E.L.L.」側の2つのチームに分かれて戦うチーム戦のモードだ。ちなみにC.E.L.L.とは,シングルプレイに出てくる悪役企業「CryNet」が所有している私兵部隊の名称。クラッシュした輸送機から,からくも脱出したC.E.L.L.の兵士達を,ナノスーツに身を包んだHunterが襲うという状況設定になっていた。

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 C.E.L.L.の兵士達は,ナノスーツではない通常の戦闘服および,アサルトライフルやショットガンなどを装備しているが,Hunterは機能拡張されたナノスーツに身を包んでいるほか,Crysis 3で初登場となる「コンポジッドボウ」関連記事)を携えている。スタッフの説明によれば,マルチプレイの最大参加人数はPC版が16人で,コンシューマ機版が12人となっており,PC版では2人がHuterとなって,残りの14人を,コンシューマ機版では2人が残り10人を倒すというハンディ戦となっている。

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 人数が少ないぶん,Hunterは姿が透明になる「クロークモード」を無制限に維持できるほか,「こちら」の記事ではうっかり書き忘れてしまったが,C.E.L.L.のプレイヤーが倒されると,Hunterとしてリスポーンする仕組みが用意されている。つまり,順調にいけば,Hunter側は最終的に15人で1人のC.E.L.L.を追い詰めることになるわけだ。

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 そんなこんなで,カンファレンスでのデモや公開されたムービーでは,Hunter側がかなり強そうなイメージだったが,実際にやってみると,必ずしもそうではないようだ。
 まず,クロークモードとはいっても完全に姿が見えなくなるわけではなく,移動すればシルエットはそれなりに認識できる。また,マップが広いため,C.E.L.L.側は「タイムアップまで隠れている」という戦略をとることも可能なのだ。
 一方のC.E.L.L.については,携行武器の弾数が少なめに設定されている印象で,調子に乗って撃ちまくっていると,すぐに弾切れを起こしてコンポジットボウの餌食となる。筆者のことだが。
 1回の対戦の設定時間は2分と非常に短いため,次々とマッチをこなしていく感じになるだろう。今回は,結果としてC.E.L.L.の勝利に終わり,なかなかムービーのようにはいかなかった。

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 Crysis 3にはもう1つのマルチプレイモード,「Crash Site」が用意されている(マルチプレイモードがほかにもあるかどうか,現時点では不明)。
 Crash Siteは,同数の2チームがお互いにナノスーツを着込んで対戦するもので,エイリアンシップが落としていくポッドを,一定時間確保する(ポッドの一定範囲内に居続ける)のが目的のゲームモードだ。ポッドの占領時間や倒した敵の数などでポイントが入り,それがより早く所定の値になったチームの勝ちとなる。

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 落下してきたポッドをめぐって参加プレイヤー全員の戦いが繰り広げられるわけだが,先にポッドを確保したほうが,場所の移動が制限されるぶん,やや不利。ただし,ポッドの外装をひっぺがせば盾として使えるほか,それを敵に投げて倒すことができる。とはいえ,実際にやってみたところ,盾の効果はほどほどだった。

 またこのモードでは,マップ上に三本足の搭乗兵器「Pinger」が出現するので,これに乗り込んだ側のチームは,強力な火力支援によって優位に立つことができる。敵が乗っている場合は,Pingerの上に飛び乗り,ハッチをこじ開けて敵を引きずり出すことが可能だ。とはいえ,銃で倒せるような相手ではないので,迫られると飛び乗るどころか,大変狼狽してしまう。
 どちらかのチームがポッドを一定時間確保すると,そのポッドは爆発し,再びエイリアンシップが現れて,ランダムな場所にポッドを投下していくという流れだ。

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 このCrash Siteは,戦闘がポッド周辺に集中するため,少ない参加人数でも激しい戦いになる。また,ワンポイントとしてのPingerの存在も面白い。ただ,「落下地点に早く集まって敵をうまく倒す」以外の戦略があまりなさそうな気もするので,そういう点ではシンプルだ。ナノスーツを着た者同士の戦いなので,各種モードをうまく使いこなす点が重要となるだろう。

 もっぱらシングルプレイに注目が集まり,マルチプレイではあまり強い印象を残せてこなかったCrysisシリーズだが,最新作ではユニークなモードを採用して,マルチプレイにおいても存在感を発揮しようとしている。短い時間のプレイで,開発途中のバージョンならも,Hunterモードは多くのプレイヤーを熱中させるポテンシャルを秘めていると感じた。まださまざまな情報が隠されていそうな本作だけに,さらに個性的な新モードも用意されているのかもしれない。

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