オーバーランド，モリで突いて魚を捕るスピアフィッシングシム「デプス ハンター」を，2012年5月18日にリリース

　オーバーランドは，ダイビングシミュレーション「デプス ハンター」を2012年5月18日にリリースすると発表した。価格は1980円（税込）で，同社の公式サイトからダウンロード購入が可能だ。また，定価＋500円でのCD-R販売にも対応している。

「デプス ハンター」公式サイト

　デプス ハンターは，「ダイバー ディープウォーター アドベンチャー」や「ダイバー チェックダイブ」など，スキューバダインビングのシミュレーションゲームを数多く制作するBiartの作品で，テーマはスピアフィッシングだ。スピアフィッシングとは，モリを使って魚やカニ，エビなどを捕る漁法で，現在はスポーツとして認知されており，地中海や南アメリカなどで人気の高い競技とのこと。
　プレイヤーは，25種類用意されたミッションに従って獲物を探し，モリを突くことになる。とはいえ，スピアフィッシングは基本的に素潜りで行うスポーツなので，獲物を捕らえる前に息が苦しくなることもあり，こうしたことを考えてゲームを進めなければならない。ときには，獲物をあきらめて息つぎに浮上する必要もあるのだ。
　また，現実にはあまり起きないことだが，獰猛な生き物に襲われたり，お宝探しに挑んだりすることもあるという。


　ゲームエンジンとして今回，独自開発の「biEngine」が採用されており，比較的ロースペックのPCでも，従来作とは一線を画する美しい海中シーンが堪能できるという。さらに，自由な海中散歩が楽しめるフリー探索モードや，水中撮影モードが用意されているほか，NVIDIAの「3D VISION」に対応した3D立体視モードや，「Razer Hydra」を使ったモーションコントロールといったシステムなども興味深い。


　Biartは，こうしたダイビングシミュレーションのほか，「DEEP BLACK」や「FISH＆REEFS」など，海にこだわったゲームを作り続けるメーカーだ。そろそろ夏めいてきて，水辺が恋しくなる季節。まさに息詰まるスピアフィッシングを，あなたも楽しんでみよう。