テストレポート
HW短評:MSI「GTX 960 GAMING 2G」(1)
→短評(2)
4Gamerでは,新しく「HW短評」(ハードウェア短評)を始めます。これは,「テスターが,テストできたところまで」のインプレッションを簡潔にまとめた記事です。4Gamerのハードウェアレビューは,「大規模なテストを行い,結論まで導く」のをテーマとしていますが,HW短評では,その時点における総試用時間を示しつつ,「その時点でのテスト結果や使ってみた印象」をお伝えしていきます。テストの進行度合いに応じ,取り扱うハードウェアによっては複数回にわたって記事を掲載することもあり,最初の短評と使い続けた後の短評で,評価が180度変わることも起こり得ますので,この点は注意してください。
また,テスト方法も,通常のレビュー時とは異なることがあります。「レビューの小型版」ではなく,「ライブ感を重視した,レビューとは異なる,新しい形の評価記事」を目指して試行錯誤していきますので,お気づきの点などがあれば,4Gamerの問い合わせフォームにある「記事について(掲載情報の間違いや修正依頼など)」から,遠慮なくご意見をお聞かせください。
なお,ご好評いただいているハードウェアレビュー記事は,これまでどおり掲載していく予定です。
カード長は実測268mm(※突起部除く)だが,基板は253mmでGPUクーラーが後方にはみ出る格好となっている。垂直方向にもヒートパイプがブラケットから23mmほどはみ出ている |
ディスプレイ出力は,Dual-Link DVI-I×1,HDMI(2.0,Type A)×1,DisplayPort(1.2)×3という構成だ |
Twin Frozr Vではさらに,GPUの温度が50℃以下ならファンを停止し,60℃を超えてようやく回転し始めるという「Zero Frozr Technology」を採用している。そのため,描画負荷が比較的低いタイトルでは,ゲーム側のグラフィックス設定で一定レベルを保ち,GPU温度を低めに保つことで,ファンを停止させたままプレイするといったことが可能となる。
下に示したのは,カードに正対する形で30cm離れた地点にマイクを置き,アイドル状態で1分間放置してから「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を実行したときのファンの動作音を録音したものとなる。開始から1分40秒後(※ベンチマーク実行から40秒後)まではファンが回らない。また,回り出した後の動作音もかなり静かだ。
GTX 960 GAMING 2GにおけるTwin Frozr Vの挙動
なお,どのモードでもメモリクロックは7010MHz相当で,リファレンス仕様そのままだった。
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MSIのGTX 960 GAMING 2G製品情報ページ
※HW短評に関する注意
- HW短評は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
- HW短評について,お気づきの点や,「こんな追加テストをしてほしい」という要望があれば,問い合わせフォームの「記事について(掲載情報の間違いや修正依頼など)」からお伝えいただければ幸いです。ただし,ご要望にお応えできない場合もありますので,この点はご容赦ください
- 関連タイトル:
G Series
- 関連タイトル:
GeForce GTX 900
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