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印刷2015/06/19 14:47

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[E3 2015]「FFXIV:蒼天のイシュガルド」の飛空艇や新ロットシステムの詳細が発表された「第22回プロデューサーレターLIVE」

 スクウェア・エニックスがサービス中のMMORPG「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」PC / PS4 / PS3)が間もなく一つの大きなうねりを迎える。
 2015年6月23日に発売される「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」PC / PS4 / PS3 / Mac。以下,蒼天のイシュガルド)は,同作初の拡張パッケージにして,最新の大型アップデートとなる。新職業の追加やレベルキャップの開放,さらに新たな物語の舞台となるイシュガルドと,それにまつわる多数のダンジョンの実装が予定されており,まさに新章突入といった雰囲気だ。

関連記事:「FFXIV:蒼天のイシュガルド」アーリーアクセスは明日から。サーバーやコンテンツの混雑,AFK放置対策はどうなるのか,吉田直樹氏にインタビュー

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 とくに,本日(6月19日)18:00には,蒼天のイシュガルドの予約購入者向けのアーリーアクセスが始まるとあって,気持ちが“高まっている”プレイヤーも多いはず。
 本稿では,そんな読者に向けて,日本時間の19日2:00に行われた,本作プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏による「第22回プロデューサーレターLIVE」の発表内容をまとめていこう。なお,今回のゲーム内コンテンツに関する発表は,「カンパニークラフト/エアシップボイジャー」と「ロットシステムの詳細」の2つが目玉になっている。

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カンパニークラフト/エアシップボイジャー


 フリーカンパニーのメンバーが協力して行う「カンパニークラフト/エアシップボイジャー」は,ハウジングや飛空艇に関係するコンテンツだ。カンパニークラフトでは新しい家や飛空艇の製作が可能になり,エアシップボイジャーでは製作した飛空艇を運用して“お宝探し”のような遊びができるようになる。

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・カンパニークラフト

 カンパニークラフトは,吉田氏によると“100万ギル以下”でハウス内に増設できる“ワークショップ”へ移動して利用する。ワークショップに入ると,左側に新たなレシピを開発する「製図台」,右側にエアシップボイジャー(探索)を行うための装置,そして中央にクラフト台が設置されている。
 クラフト台にアクセスすると,カンパニークラフト用の製作手帳が表示され「エーテリアルホイール」「飛空艇」「ハウス」の3つが製作できるようになっている。

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ハウスはL・M・Sの3サイズごとに用意されている
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 今回は,その中でも飛空艇について,詳しい説明が行われた。
 飛空艇は,船体やエンジン,帆,フロントという4つのパーツを別々に製作し,それらを組み合わせてカスタマイズしていくのだという。しかも,たとえば船体ならば竜骨(いわば船の背骨となる部分)から作っていく必要があるらしい。難度はそこまで高くはなく,クラフターのレベルを上げながらでも作れる程度になるとのことだ。しかし,その行程は1つのパーツでも,船体のフェーズ1,船体のフェーズ2,といった具合に順番にカンパニークラフトを進めなければならず,完成までの道はなかなか険しそうだ。


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 なお,フェーズごとの流れは,まずフリーカンパニーのメンバーで協力して素材を納品して進捗を進めることになる。そしてそのフェーズで必要な素材が揃った時点で,“4人パーティ”を組んで“組み立て”という作業を行う。こうすることで,そのパーツのフェーズが1から2へと上昇するといった具合になっている。
 この作業を繰り返すことで,最終的にパーツができあがり,それらを組み合われば1つの飛空艇が完成するというわけである。

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 もちろん一息に素材を集めたり組み立てを行ったりする必要はない。一度パーツの製作が始まれば,クラフト台にいま何を作ろうとしているかが表示されるため,各々がそのときに必要なアイテムを納品すれば良い形になっている。

 飛空艇のパーツやハウスの設計図は初めから用意されているものもあるが,ゆくゆくは製図台でレシピを開発していくことになる。レシピの開発も通常の製作などと同じように,必要なアイテムを集めればいいとのことだ。

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・エアシップボイジャー

 さて,フリーカンパニーで協力して製作した飛空艇で結局何をするのか? その答えは,簡単にいえば最初は“お宝探し”ということになるようだ。4つのパーツを組み合わせて完成した飛空艇は,航路を指定することで地図に点在する島の探索に向かわせることができ,そこでさまざまなアイテムを見つけてくるという。なかには島特有の貴重なアイテムもあり,それらをマーケットに出品するといった運用方法もあるとのことだった。

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 飛空艇の航路は,一度に複数の島を探索するように指定できるが,当然その分だけ,戻ってくるまでの時間が長くなる。PLL内で例としてあげられたランク50の飛空艇では,3つの島を回るのに約24時間を要していた。
 この時間や探索の性能はパーツの組み合わせによってカスタマイズでき,効率を上昇させられるという。たとえば,サッと探索に行って,パッと帰って来てほしい場合は,スピードの速い飛空艇を作ることもできるのだ。ただし,残念ながらスピードが速いと探索性能が上がりづらいといったように,パーツ性能の特徴には善し悪しがある。
 パーツの中には総合的に優れたものもあるようだが,飛空艇の組み合わせにはキャパシティが存在しており,それを超えるコストのパーツは搭載できなくなっている。キャパシティは探索をとおして経験値を獲得し,飛空艇のランクを上げていけば徐々に上昇していくので,育成する感覚で飛空艇の性能を上げていくことになるだろう。

 なお,飛空艇はハウスの大きさに関わらず,ひとつのフリーカンパニーで4隻保有できる。それぞれ特徴の異なった飛空艇を揃えたり,ある性能に特化させた船だけを多数揃えてみたりといった,ちょっとした戦略も楽しめるようだ。さらに飛空艇は探索をとおして航海日誌のようなものが記載されていき,どの島で何が起きて何が発見できたか,といった情報がまとめられていくという。これらをコミュニティを活用し,情報交換していくことがエアシップボイジャー成功の鍵になるようだ。

エアシップボイジャーで獲得してきたアイテムの中に,新たなレシピを開発するためのアイテムが混じっていることもあるらしい。それでレシピを開発し,新たな船を作っている間に,既存の船を飛ばしていくといった運用になるだろう。一週間ほどの長期スケジュールで飛空艇を運用することもできるので,週末にメンバーで集まって,その週の航路などを相談しておくといった使い方もオススメだそうだ
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 ちなみに,飛空艇の操縦はワークショップ内にいるマメットが担当しており,基本的には勝手に行って勝手に帰ってくるのだが,パッチ3.x以降のアップデートでプレイヤーたちが直接島へと降り立つこともできるようになるという。そこではほかのフリーカンパニーとの出会いなどもあり,吉田氏いわく「何かしら,わちゃわちゃしたことになったりする」そうだ。


ロットシステムの詳細


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 蒼天のイシュガルドで多数の新規コンテンツが実装されるにあたり,ロットルールが全体的に見直されることになった。まず,パーティを組んでダンジョンやレイドに突入した際のロットルールが3種類に分けられる。内容的には,蒼天のイシュガルド以前から,プレイヤー自身で取り決めていたロットルールを,システムでサポートしたものになっている。

なお,規定人数を満たさないコンテンツファインダーでの突入時には,これまでと同様のロットが行われる
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 また,蒼天のイシュガルドの正式サービス開始から2週間後にオープンする新レイド「機工城アレキサンダー」(ノーマル)には,専用のロットシステムが用意されている。

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 これまでのレイドであった「大迷宮バハムート」と大きく異なるのは,装備が直接ドロップするのではなく,任意の装備と交換するための“交換用アイテム”がドロップするという点だ。これによって,あらかじめ交換したい装備部位を決めておけば,そこから装備を強化していくといった事前の準備ができるようになる。
 ただし,交換用アイテムの種類によって,獲得できる装備部位が決まるため,何でも手に入るというわけではない。要するに,胴装備の交換にはそれ専用の交換用アイテムが獲得できる階層をクリアする必要がある,ということだろう。それでも,これまでのように,数週間ずっと別のジョブ装備ばかりドロップして装備の強化が進まない……という情況は改善されることになる。
 なお,一人のプレイヤーが獲得できる交換用アイテムは,1週間につき,各層でひとつずつになる。

 加えて,「大迷宮バハムート」では週制限のため,一度クリアした階層は制限が解けるまで再プレイできなかったのだが,アレキサンダーでは,同一プレイヤーが複数回,同じ階層に突入できるようになる。すでにその層で交換用アイテムを獲得したプレイヤーは,一定期間ロット権を失うが,このあたりは緩和前の「クリスタルタワー」と同じ方式なので,既存のプレイヤーには分かりやすいはずだ。

 一方,さらに後発となるレイド「機工城アレキサンダー:零式」では,また上記とは異なるロットシステムが用意されるとのこと。この詳細は7月10日放送予定の「第23回プロデューサーレターLIVE」であらためて説明されるという。

 今回のプロデューサーレターLIVEでのゲームコンテンツに関する大きな発表はここまでで,あとは蒼天のイシュガルドに合わせたキャンペーンの開催やサウンドトラックの発売,今後のスケジュールが明らかにされた。下記にまとめておくので,合わせて確認してほしい。

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「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」公式サイト

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」公式サイト


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