管理社会を風刺するインディーズゲーム，「Orwell: Keeping an Eye on You」が24時間限定で無料配布中

　2016年にOsmotic Studiosというインディーズスタジオからリリースされた「Orwell: Keeping an Eye on You」が，24時間限定ながら現在，Steamで無料公開されている。

「Orwell」公式サイト

Steam「Orwell」公式ストアページ

　「Orwell: Keeping an Eye on You」は，1週間ごとにリリースされた「Orwell」のエピソード，「The Clocks Were Striking Thirteen」「A Place Where There Is No Darkness」「Unperson」「Memory Hole」，そして「Under the Spreading Chestnut Tree」をセットしたバージョンだ。プレイヤーは，「オーウェル」と呼ばれるセキュリティプログラムを駆使するインターネット監視官となり，さまざまなキャラクターのSNSをチェックしてテロリストを見つけるという設定で，多くの情報の中から必要と思われるものを選別する能力が問われるユニークなゲームになっている。


　すでに多くのゲーム賞を受賞しており，2018年初頭には3つのエピソードからなる「Orwell: Ignorance is Strength」が発売された。日本語に対応しておらず，しかも上記のようなシステムからそれなりの英文読解力が必要になるが，じっくりと楽しめるゲームであることは間違いない。終了時間が見つからなかったが，前例にならえば，無料公開中に「インストール」ボタンを押してライブラリに追加すれば，ダウンロードはいつでも可能だと思われる。手元にPCがないという人は，スマートフォンででもSteamにアクセスしておこう。