第一次世界大戦がテーマのオンラインFPS「Tannenberg」に，オオカミの群れが襲い掛かるイベント「Wolf Truce」が再び開催

　オランダのBlackmill GamesとM2Hは，最大64人のプレイヤーが第一次世界大戦の東部戦線へと身を投じるオンライン専用FPS「Tannenberg」で，2019年3月に開催したゲーム内イベントとなる「Wolf Truce（オオカミ停戦）」を再び実施した。

Steamの「Tannenberg」配信ページ

　Tannenbergは，ドイツを主力とする中央同盟国軍とロシア勢力の連合国軍に分かれた32対32人のチーム対戦において，プレイヤーたちは4人1組の分隊で参加するというゲームだ。2015年に発売された前作「Verdun」（PC / Xbox One）と同様に，服装から武器の能力などの再現にもこだわった，アクションというよりもミリタリーシミュレーションに近いコンセプトを持つゲームとして，コアファンを持つ作品である。


　Wolf Truceは，血に飢えたオオカミの集団がプレイヤーに襲い掛かってくるというものだ。Steamの公式ストアページには，ポーランド地域で両軍が死体を貪ろうとやってくるオオカミの大群に悩まされ，機関銃や手りゅう弾を使って追い払っていたという当時のニュース記事を元にしたことが紹介されている。
　前回のイベントよりも，ゲームマップの占有エリアに応じてオオカミの集団が出現するようになったり，オオカミが到達できないプレイヤーを追いかけなくなるなど，さまざまな改善がなされているようだ。なお，Wolf Truceは12月4日まで開催される予定だ。


　Steamでは現在，Tannenbergが60％オフになるセールが実施されており，このイベントに参加するとWolf Truceの勲章を得られるという。時間帯によってはマッチが成立しにくい状況になることも増えているようだが，前回のイベントに参加した人や，塹壕だらけの第一次世界大戦にまだ参戦したことのないというプレイヤーは，この機会にチェックしてみるのもいいかもしれない。

「Tannenberg」公式サイト