秋葉原が戦術人形に占拠された。ドルフロのリアルイベント「秋葉原上陸前線」発表会をレポート

　サンボーンジャパンは本日（2018年12月21日），スマホゲーム「ドールズフロントライン」（iOS / Android。以下，ドルフロ）のリアルジャックイベント“秋葉原上陸前線”に関する発表会を実施した。

　本発表会では，本日から2019年1月6日まで開催されるリアルイベントの詳細（運営：コラボ総研）が明かされた。会場となったのは，秋葉原にあるシューティングカフェ＆バー「アキバベース」で，ゲームの雰囲気と実にマッチした店舗である。

発表会の進行役は，Gr G11姿の紫花 菫さん（左）とM1895を演じる篠原なるみさん（右）

　秋葉原上陸前線の実施期間中はこちらのアキバベースをはじめ，ビックカメラやヨドバシカメラなど，イベントMAPに記載された対象15店舗を利用すると，特典として「戦術人形メンコ」（全26種・ランダム配布）がもらえる。

　利用方法は食事やレジャーなどさまざまで，「鉄血を倒すストラックアウト」などもあるとか。料金も無料で特典を得られる場所や，120円ほどの安価で利用できるFALリスペクトな場所もありと，それぞれの店舗が気合の入った施策を練っている。なお，対象店舗のそばには“戦術人形の立て看板”が設置されているので，確認するのは容易いだろう。

食べて飲んで撃ってできるアキバベース（Akiba☆Base）

こちらでは，実弾サイズのチョコを添えた「自家製フレンチトースト M4A1 Ver.」，手榴弾をイメージした「デンジャーパフェ ステンMk-II Ver.」（※臭くありません）が提供される

　特典のメンコにはAR小隊や404小隊をはじめ，ネゲヴやスオミといった人気人形，PKPやカルカノ姉妹といった冬の新人形がデザインされており，コレクションするだけでも楽しいアイテムになっている。裏面にはSDキャラクターと「じゃんけんマーク」が記載されているので，街角でドルフロバトルをするのもいい（※トレーディングの意です）。

　なお，“メンコの本来の使い方”も想定した本格的な作りであるのは確かだが，激戦らしさを演出するためのチッピングでもなければ，紙が痛むのでやめておくのが吉である。


　メンコをただ集めるだけでもハッピーになれるが，本イベントではもっとハッピーになれる仕掛けが用意されている。このメンコをイベントの旗艦店「ボークス秋葉原ホビー天国」に持っていくと，メンコ5枚につき“ドルフロコイン 1枚”をもらえる。そしてこのコインを使うと，さらにリッチなドルフログッズと交換できるのだ。

　なお，AR小隊の計5名（M4A1，M16A1，RO635，ST AR-15，M4 SOPMOD II），あるいは404小隊の計4名（UMP45，UMP9，416，Gr G11）のメンコを集めると「AR小隊 or 404小隊ボーナスとしてコイン2枚」と交換できる。それと懸念点を解消しておくが，コインの交換時，メンコには「このメンコはすでにコインと引き換えしましたよハンコ」が押印されるが，メンコ自体は手元に残るので安心しておこう。

グリフィンマークが細工されたコインは“記念硬貨並の作り込み”らしく，ケースに入れて飾れるくらい精巧なものになっている。なので，コイン自体もコレクション対象と言える

　コインの具体的な使い道だが，これはボークス秋葉原ホビー天国1Fにある“特設レンタルケース”で使用できる。コインは，スキンで着飾ったWA2000などが描かれた「レアメンコ」（全4種）や「アクリルスタンド」などとの直接交換のほか，「Thompson パーカー」「416の闇落ちTシャツ」「FALのフィギュア」などのお高めな景品がラインナップされた，1回3枚の抽選に使用する。

　抽選に関しては，気分的には大型製造みたいなものである。方法こそ違えど，ドルフロの人形製造に慣れた読者なら，各々で抽選結果の期待値くらい図れるだろうから，思う存分回すとよい。


　一応，レンタルケースというものを知らない人に説明しておくと，（今回は企業だが）これは個々人が一定期間のレンタル料を支払い，不特定多数の人にケースの中のものを見てもらい，買ってもらえるというものだ。フリーマーケットの縮小版と言えば，分かりやすいだろう。

　どうでもいい小ネタであるが，ケースの位置に関しては“人の目線に近い高さほどレンタル料が高値”らしい。真相はレンタル側に回ったときに報告してほしい。


■アキバベースの利用案内
　詳しくは店舗でも案内されるが，アキバベースではガス銃などのシューティング体験を楽しめる。利用方法やその安全には細心の注意が払われているが，射撃の威力は“ケガと言うしかないほどのケガ”が生じる可能性もあるので，ゴーグルの着用と意識的な注意は心がけよう。初心者ほど「撃って，食べて飲んで」の順で楽しむのがベターだ。

※こちらのモデルガンには弾は入っておりません

■イベントの簡単なおさらい
　見目麗しい女性陣や，いかついモデルガンしか見てなかった人は，下記のスライド画像であらためて復習しておこう。本イベントは難しいものではなく“秋葉原という街と一帯になって楽しむもの”であるから，自分なりのやり方で楽しんでみるといいだろう。

画像は景品の一部です

　また，JR秋葉原駅の電気街口改札内では12月25日23：59まで「ドルフロの撮影セット」が設置される。ここで好きな写真を撮影し，Twitterでハッシュタグ「#ドルフロアキバ駅」をつけてツイートすることでプレゼントの抽選応募に参加できる。景品は「ダイヤ×2019」が30名に，「ドルフロのコーヒーサイフォン」が1名に贈られる予定だ。

　さらに，12月22日から12月24日の各日14：00〜18：00の間，上記の場所で1日先着200名のみが参加できる“プレゼント抽選会”を実施するとのこと。こちらでは1等「FALのフィギュア」（最大4組），2等「404小隊 もちもち饅頭」（最大120組），ハズレ枠では「はがき」がもらえる予定だ。



　ついでに先の早い話ではあるが，本イベントが終了した翌日の1月7日からは，秋葉原にある「ゴーゴーカレー」2店舗とのコラボが開始される予定だ。

　こちらの実施期間中は，秋葉原中央通店に描き下ろしイラスト看板が掲示されるほか，両店舗にて限定メニュー「鉄血犬カレー」が提供される。コラボカレーを食べた人には先着で，“UMP9が描かれた限定クリアファイル”もプレゼントされるので，2019年の景気づけをしたい人は憶えておくといいだろう。



　最後に，秋葉原上陸前線に関する余談であるが，特設サイトに記載されているイベント概要によると――。


　やっぱり，鉄血のせい（にされるみたい）である。しかし，奪われたというコインを貯めているのはボークス秋葉原ホビー天国なわけだから，もしかして，ボークスは，鉄血だった……？　いや，深入りはやめよう。つまるところ，すべて鉄血が悪いのだ。

ドルフロ「秋葉原上陸前線」特設サイト

「ドルフロ」4Gamer内サテライトサイト

「ドールズフロントライン（旧名：少女前線）」公式サイト

「ドールズフロントライン（旧名：少女前線）」ダウンロードページ

「ドールズフロントライン（旧名：少女前線）」ダウンロードページ