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  • 発売日:2020/06/24
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スマホ向けRPG「LYN:The Lightbringer」を遊んでみた。美麗な2Dイラストが立体的に動くような3D処理に注目
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印刷2020/06/29 19:23

プレイレポート

スマホ向けRPG「LYN:The Lightbringer」を遊んでみた。美麗な2Dイラストが立体的に動くような3D処理に注目

画像集#001のサムネイル/スマホ向けRPG「LYN:The Lightbringer」を遊んでみた。美麗な2Dイラストが立体的に動くような3D処理に注目
 Pulsar Creativeは2020年6月24日,新作スマートフォン向けアプリ「LYN: The Lightbringer」iOS / Android 以下,LYN)の正式サービスを開始した。

 本作のキャラクターデザインを手がけるジョン・ジュノ氏は,PC向けMMORPG「リネージュ2」で,アートディレクターを務めた経歴を持つ(※4Gamer関連記事)。LYNのゲーム内では,氏による美麗なイラストが極力そのままの形で3D化されており,ここが本作の大きな見どころとなっているようだ。
 そんなLYNを,6月24日の正式サービス開始後にさっそく遊んでみたので,主なゲームシステムなどを本稿で紹介しよう。



イラストがそのまま動くような幻想的な3Dモデリング

アートテクスチャペインティングに注目


 上述した,2Dのイラストの魅力を極力そのままの形で3D化するという本作の手法は,アートテクスチャペインティングと名付けられている。

 ゲームプレイの最中は,カットインムービーやアルティメットスキル(必殺技)の発動時など,キャラクターがダイナミックに動くことが多いが,じっくり見ても2Dイラストとの違和感が少ない。しかも,どのシーンでスクリーンショットを撮影しても,きちんと映えるのだ。

 ジョン・ジュノ氏が手がけたイラストに,命が吹き込まれたかのような印象である。氏のイラストに親しんできたような歴戦のPCオンラインゲーマーなら,本作のアートテクスチャペインティングは十分に魅力的に映るだろう。

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 イラストという意味では,本作のメインビジュアルなどに登場する少女が気になる読者も多いだろう。彼女が本作のタイトル名にもなっている「リン」で,主人公の少年「ジン」と共に冒険を行うところからメインストーリーが始まる。

 ……ところがリンは特別な力を秘めており,それを狙う「黒の教団」なる組織に拉致されてしまう。そしてプレイヤーはジンの視点で,リンを取り戻すべく冒険を繰り広げるのだ。

リンは本作のタイトル名にもなっているが,実際のゲームプレイが彼女の視点ではないというのは予想外であった。実は,ジンにも特別な能力が備わっており,メインストーリーを通じてその謎が少しずつ明らかになる。ジンがどのようにしてリンを取り戻すのかも気になるばかり
画像集#011のサムネイル/スマホ向けRPG「LYN:The Lightbringer」を遊んでみた。美麗な2Dイラストが立体的に動くような3D処理に注目

 メインストーリーを進めるゲームモードの「冒険」では,プレイヤーキャラ×5体と,「神獣」と呼ばれるペット1体によるチームを編成して挑む。バトルの際は,敵のターゲット指定や通常攻撃がオートで行われ,それに対し各種スキルの発動をプレイヤーが手動操作するセミオートや,全部AI任せのフルオートの機能が利用可能だ。

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 スクリーンショットを見て気付いた人もいるだろうが,スマホ向けRPGとしての基本システムは全体的にオーソドックスな作りで,とても遊びやすい。もちろん,倍速プレイやオート周回などの定番のシステムも搭載しており,経験者ならチュートリアルを読まずともサクっと進められるだろう。

バトルにおいて1体のキャラは,2種類のアクティブスキルと,アルティメットスキル(必殺技)を使用できる。また,複数のキャラがアルティメットスキルを連続で繰り出すと「チェイン」を発生させられる。拮抗した敵とのバトルでは,スキルを任意で発動できるセミオートがプレイしやすい
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チームには前衛,中衛,後衛といった隊列の概念があり,これらに計5体のキャラを配置する。また,各列に対し,攻撃力上昇,防御力上昇,体力上昇のバフから1種類を選んで付与可能だ。たとえばタンク系のキャラを配置するときは前列に防御力上昇を,アタッカー系を配置するときは中列や後列に攻撃力上昇のバフを付与することで,それぞれの持ち味を活かせるだろう
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メインストーリーの冒険は,10本分のエピソードをクリアするたびに舞台となるエリアの景観が大きく変化する。リンを追い求めるジンは,草原,森林,雪原,砂漠……といった風に転戦していくことになる
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メインストーリーを進めるだけなら難度は易しめ


 ゲーム序盤におけるメインストーリーの難度は低めとなっている。また,各エピソードの攻略時にキャラクターの強化素材も多く獲得できるので,たとえば新たに高レアリティのキャラを獲得した場合でも戦線に投入しやすい。LYNのグラフィックスは美麗なので,当面のあいだは色々なキャラを試しつつ,お気に入りを探すのも良いだろう。

 ちなみにキャラ5名+神獣1体のチームを編成すると,その全体の強さの目安として「戦闘力」が算出される。メインストーリーの各エピソードに挑戦する際は推奨戦闘力が示されるが,ゲーム序盤は適当にプレイしていてもこれを十分に満たせるだろう。

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 メインストーリーをしばらく進めて,エピソードの推奨戦闘力を満たせなくなってきたら,各種育成システムに目を向けるとよい。
 今回筆者が無課金でプレイした際は,「エピソード 4-5」で初めて敗退を喫した。そこで,サブコンテンツを利用してキャラレベルの上昇や装備アイテム集めに勤しんだところ,着実に戦闘力を高めて再びエピソードを進められるようになった。

 さらにメインストーリーを進めると,そのほかのサブコンテンツにも目を向ける必要性が出てくる。ゲーム開始してから約1.5時間が経過する頃には,歯ごたえのあるサブコンテンツも登場し,攻略する醍醐味も味わえるようになる。コアゲーマー的には,このあたりからオンラインRPGとしての本格的なゲームプレイが楽しめそうだ。
 ここでは,ゲーム序盤〜中盤にかけて挑めるサブコンテンツを,画像とキャプションでいくつか紹介しよう。

エピソードのクリア時に最高評価の「★★★」が獲得できなくなった場合も,オートバトルなどを利用して,いったん戦闘力を底上げするほうが良いかもしれない。ちなみに,各エピソードで高評価を獲得し続けるとレッドダイヤ(※有料ポイント)を獲得し,ゆくゆくは10連ガチャも回せる
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【髄の大地】
キャラクターのレベルを上昇させるために必要な素材アイテムを獲得できるサブコンテンツ。曜日によって獲得できる素材アイテムの種別が異なる,いわゆる曜日ダンジョンと呼ばれるものだ
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【討伐】
押し寄せるモンスターの大群を撃退するサブコンテンツで,クリアすると装備アイテムを獲得できる。ゲーム開始直後は装備アイテムをほとんど持っていないため,たとえ低ランクの品でも獲得できれば戦闘力を着実に高められる
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【レイド】
計3人のプレイヤーと協力プレイを行う高難度コンテンツ。このゲームモードでは,バーチャルパッドでチーム全体の移動を操作することになる。ドラゴンがブレスを吐く直前などは,その範囲が赤く示されるので,すかさず操作して逃げるといった感じだ
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 昔ながらのオンラインゲームの経験者なら共感してくれるだろうが,2Dイラストとゲーム内のモデリングが大きく違うのは,ある意味当たり前といってよい。イラストはあくまでもイメージだと割り切っている人も多いはず。
 筆者もそれが普通だと思っていただけに,LYNの3Dモデリングには驚かされた。本作の公式サイトでは,主要キャラの2Dイラストと3Dモデルが併せて紹介されているので,ぜひ見比べてみてほしい。

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 もともとのイラストが魅力的で,しかもその魅力が損なわれずに3D化されているため,お気に入りのキャラを育成したり,待機画面でその姿を眺めていたりするだけで,人によっては存分に楽しめるだろう。キャラに愛着を持つタイプのゲーマーで,本作のイラストを見て興味を持ったのなら,一度ダウンロードしてみる価値がありそうだ。

 一方でバトル等の各種システムは遊びやすく,古き良き日本のコンシューマRPGのテイストも感じられる。また,将来的にはワールドレイド,大戦場,ギルドレイド,ギルド戦といったエンドコンテンツの実装も予定されており,コアゲーマーにとっても期待できる。

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 本作は正式サービス開始前の段階でApp Storeの無料ランキングで1位を獲得するなど,高い注目を集めている。ゲーム内のワールドチャットやギルドチャットなども盛り上がりを見せているので,本稿を見てもし興味を持ったらぜひプレイしてほしい。

画像集#029のサムネイル/スマホ向けRPG「LYN:The Lightbringer」を遊んでみた。美麗な2Dイラストが立体的に動くような3D処理に注目

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 「LYN:The Lightbringer」は,あの「リネージュ2」でアートディレクターを務めたジョン・ジュノ氏がすべてのキャラデザインを手がけている新作アプリだ。そんな本作の配信に先駆け,氏にメールインタビューする機会を得られたので,本稿を通じてその内容をお届けする。

[2020/06/25 12:00]

「LYN: The Lightbringer」公式サイト

「LYN:The Lightbringer」ダウンロードページ

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