「Marvel's Avengers」，βテストの詳細が明らかに。新たなプレイアブルキャラクター，ホークアイの登場もアナウンス

　スクウェア・エニックスが2020年9月4日のリリースを予定している「Marvel's Avengers」（PC / PS4 / Xbox One）のオンライン番組「War Table」の第2弾が公開され，βテストを8月中に実施することが発表された。

「Marvel's Avengers」公式サイト

　βテストは何度かに分けて行われる予定で，以下のようなスケジュールが発表されている（以下はすべて北米時間）。プレイするにはスクウェア・エニックスのメンバーアカウントの登録が必要になるという。

8月7日〜9日：PlayStation 4版を予約した人が対象
8月14日〜16日：PS4，Xbox One，そしてPC版を予約した人が対象
8月21日〜23日：全プラットフォームを対象にしたオープンβテスト

　番組ではβテストのコンテンツも紹介されており，いくつかのイベントで公開された，アベンジャーズがサンフランシスコの吊り橋で強敵タスクマスターと戦う冒頭のミッションがプレイ可能とのこと。主要メンバーであるアイアンマン，ブラック・ウィドウ，マイティ・ソー，超人ハルク，そしてキャプテン・アメリカの5人を切り替えながら迫力のある戦いが楽しめる（関連記事）。
　その後，「ヒーローミッション」がプレイ可能になる。このミッションでは，2013年にコミックスでデビューしたミズ・マーベルことカマラ・カーンが超人ハルクと共に，アベンジャーズを崩壊に陥れた謎の組織AIMの研究施設やシベリアの基地などを巡り，ヴィランのアボミネーションと戦う。また，ヘリ空母の中にある作戦立案用の「ウォーテーブル」にアクセスできるようになる。


　このウォーテーブルでβテスト向けに公開されるのは，「ハームルーム」「ウォーゾーン」「ドロップゾーン」の3種類で，アイアンマン，カマラ・カーン，ブラック・ウィドウ，超人ハルク，の4人のキャラクターを使ったプレイが楽しめる。
　ハームルームはキャラクターの操作を学べるバーチャル訓練場という趣向だが，最大で4人の仲間とのプレイが可能なうえ，いくつかのチャレンジも用意されている。それぞれのキャラクター向けに用意されたカスタマイズ要素を確かめたり，ほかのキャラクターとの相性などがチェックできるようだ。
　ウォーゾーンは，ソロ，AIキャラクターとの協力モード，そして最大4人のプレイヤーによる協力モードがプレイでき，新しい装備やコレクティブルにもアクセスできる5つのミッションが用意される。ドロップゾーンは，ウォーゾーンのミッションをコンパクトにしたもので，アクションにフォーカスした内容とのことだ。


　仲間とのプレイが楽しそうな「Marvel's Avengers」だが，自分が育てたヒーロー達をAIコンパニオンとして使用できるのも大きな特徴だろう。上記のように，本作にはそれぞれのキャラクター向けに，さまざまなスキルやパワー，装備などが用意されており，こうした要素に詳しいコミックファンなら，自分でカスタマイズしたキャラクターと一緒にプレイしたいという気持ちになるだろう。ここは，デベロッパもこだわっている部分だそうだ。
　また，PS4/Xbox Oneでβテストに参加したプレイヤーは，Epic Gamesとのタイアップした2種類のデジタルアイテム，「Hulk Smashers Pickaxe」と「Hulkbuster」が，Epic Gamesのバトルロイヤルゲーム「Fortnite」で使用可能になるという。


　以上のように，相当なコンテンツ量のβテストになるようだが，ゲーム本編ではさらに，50種の敵が登場する80種類のウォーゾーンミッションと，シングルプレイキャンペーンが用意されており，ハームルームやドロップゾーンなど，無料アップデートが定期的に実施される予定だ。
　今回の配信でも，新たなプレイアブルキャラクターとなる「ホークアイ」のティザー映像が公開されており，9月4日のローンチ初日には，無料DLCとしてホークアイがダウンロードできるという発表も行われている。
　発売まで1か月ほどに迫った「Marvel's Avengers」だけに，8月中にはさまざまな追加情報が公開されていくだろう。ファンは続報に注目してほしい。

「Marvel's Avengers」公式サイト