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「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか
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印刷2020/03/18 11:00

プレイレポート

「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか

 Pearl Abyssが2020年内にリリースを予定している新作バトルロイヤルゲーム「シャドウアリーナ」のクローズドβテスト(以下,CBT)が,2020年2月27日から3月8日にかけて実施された。

 シャドウアリーナの基本システムはG-Star 2019の取材記事や,前回のCBTレポートなどでご存じの読者もいることだろう。今回は,昨年11月に続いて2回目となるCBTに参加してきた。新たなプレイアブルキャラクターや,前回のCBTにはなかった新要素,そして本作の原型でありPearl Abyssが開発しているPC向けMMORPG「黒い砂漠」(以下,黒い砂漠)にて実装されていた「影の戦場」からどう変わったのかをお伝えしよう。

画像集#001のサムネイル/「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか

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 Pearl Abyssの新作バトルロイヤルゲーム「シャドウアリーナ」のクローズドβテストが先週に開催された。“バトロワ+アクションRPG”という,新たなゲームジャンルの到来を感じさせる本作の各種システムを,本稿であらためて紹介しよう。

[2019/11/25 16:06]
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[2019/11/18 15:32]


「シャドウアリーナ」は「黒い砂漠」のスピンオフ作品? 2つのタイトルの関係を改めて紹介


 まずはシャドウアリーナの生い立ちを紹介しておこう。シャドウアリーナの原型となったのは,黒い砂漠のPvPコンテンツ「影の戦場」だ。黒い砂漠のプレイアブルキャラクターを使ったバトルロイヤルゲームで,日本では2019年1月に実装された。装備を揃えるなどの事前準備が必要なく,20分ほどでサクッと遊べる手軽さ,報酬としてもらえるゲーム内アイテムの良さなどで好評を博した。

 だが,不正ツールへの対策が追いつかないなどの理由によって,実装からわずか3か月あまりで終了してしまう。当時,対策や改良を施したうえでイベント型コンテンツとしての復活をほのめかしていたが,2019年11月に開催された「G-Star 2019」でシャドウアリーナがスタンドアロンのタイトルとして発表され,驚いた黒い砂漠プレイヤーも多かったのではないだろうか。

 結果として影の戦場は黒い砂漠に戻らず,シャドウアリーナとして独り立ちした。しかし,黒い砂漠の世界観を引き継いでおり,戦場となるフィールドマップも黒い砂漠の一地域に少し手を加えたものだ。
 キー操作やプレイフィールも概ね同じで,黒い砂漠のプレイヤーならば違和感なくプレイできる。これらのことからシャドウアリーナは,黒い砂漠の世界観やシステムを踏襲したスピンオフ作品といってよいだろう。

画像集#002のサムネイル/「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか
CBTでは黒い砂漠でいうところのハイデル地方がフィールドマップとして採用された。ハイデルの街や農場など,黒い砂漠をプレイしたことのある人ならば,見慣れた風景が戦場となる
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戦場を駆けめぐる9人の英雄たち。どれも黒い砂漠に深く関わるキャラクターだ


 影の戦場ではプレイフィールド内に封印されたキャラクターがおり,それに闇の精霊と化したプレイヤーが憑依して戦うという設定だったが,シャドウアリーナは参加時に使用するキャラクターを選択する形式になった。
 CBTで使用できたキャラクターは9種類で,黒い砂漠に深く関わっている人物ばかり。実際にゲームには登場していないキャラクターもおり,黒い砂漠に逆輸入されるかもしれないなど今後の展開が楽しみでもある。それでは,その9人のキャラクターを紹介していこう。

後述するキャラクターの熟練度で見られる一覧では,最後のマスが鍵のマークになっている。もしかしたら,もう1キャラクター用意されているのかも……?
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●ジョルダイン
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黒い砂漠のメインシナリオに登場するハイデルの若き侍従長。本作ではその少し前のさらに若い姿で登場。片手剣と盾を持つ黒い砂漠のクラスではウォーリアーに相当し,攻防のバランスがいい。槍を投げる遠距離攻撃スキル「セレンディアスピアクラッシュ」も持っており,万能的なキャラクターだ
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●蓮花
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黒い砂漠では刀と弓を使うツバキのクラスに相当する女剣客。蓮花としては黒い砂漠には登場していない。素早い動きと剣術による隙のない攻撃が特徴で,扱いやすいキャラクターのひとりといえる
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●アーホン・キルス

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闇の魔法による遠距離攻撃と拳による近接攻撃が得意なソーサレスのアーホン・キルスは,黒い砂漠ではソーサレスの故郷ともいえるタリフ村の指導者だ。条件付きではあるが,敵を気絶させられる「シャドウレゾナンス」が脅威。操作難度は少し高いが,使いこなせればかなり強いテクニカルなキャラだ
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●ゲハルト・シュルツ

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2本の片手斧を駆使するパワフルなキャラクターで,黒い砂漠のジャイアントのクラスにあたる。少々当てづらいが,強力な攻撃スキルを持つほか,投げ技も持っている。黒い砂漠では故人だが,彼の暗殺の真相を追うクエストがある
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●ハル

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蓮花と同様に黒い砂漠には未登場のキャラクター。ベースとなったクラスはくノ一で,攻撃スタイルは短刀による近接攻撃が主体。「シャドウハイド」という一定時間姿を消す固有スキルを持っており,背後からの奇襲も思いのまま。トリッキーな動きで翻弄し,常に主導権を握って戦いたい
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●ヘラウェン
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黒い砂漠ではカーマスリブ寺院の寺院長を務めている女性。クラスはウィッチで,通常攻撃は杖による打撃だが,魔法による遠距離攻撃が主戦力。「氷結の種」で相手の動きを止め,「古竜の息吹」などで大ダメージを与えるコンボが強力だが,魔法スキルは発動までに若干隙ができてしまう。攻撃以外にも「カーマスリブの若木」でHPを持続的に回復することもできる。チーム戦で真価を発揮しそうだ
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●オーウェン
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メインクエストに関わる重要NPCのひとり。黒い砂漠のレンジャーと同等のクラスで,弓による遠距離攻撃を得意とする。弓はそれほど連射は効かないが,距離を取って攻撃できるアドバンテージは大きい。近接時は短剣による近距離攻撃もできるほか,罠を設置するスキル「爆発トラップ」を仕掛けて寄ってきた敵に大ダメージを与えるといった絡め手もこなせる
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●ゴイェン
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両手持ちの大剣を振り回すパワフルなキャラで,ウォーリアーの覚醒クラスであるバーサーカーに相当する。スキルの初動に隙があるが非常に強力で,通常攻撃にHP吸収効果が付いているため初心者でも扱いやすい。黒い砂漠では大陸中に名を馳せたゴイェン傭兵団の団長で,ハイデルの東の丘で彼の墓を見ることができる
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●黄金のバダル
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黒い砂漠でのクラスは徒手空拳で戦う格闘家。ゲームには登場していないが,覚醒実装時のキービジュアルがバダルと同じ姿をしている。リーチは短いが回転数の高い近接攻撃が特徴で,相手の攻撃に割り込むようにして一方的にダメージを与えることもできる。CBT終盤では猛威を振るっていたクラスで,操作難度は高いが使いこなせればかなりのポテンシャルがありそうなキャラだ
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 それぞれのキャラクターのベースとなっているのは,黒い砂漠に実装されているクラスだ。使用する武器やスキル,ロール時の挙動などは元となったクラスのプレイフィールに近く,また方向キーとの組み合わせで通常攻撃とは異なる攻撃が出るキャラクターも存在する。

 だが,黒い砂漠のクラスをそのまま持ってきたというわけではなく,例えば同じようなスキルであっても名前と使い勝手は本作向けにカスタマイズされている。黒い砂漠のプレイヤーが触ると,「操作はほとんど同じだけど何か違う?」といった,なんとも言えない違和感に囚われるかもしれない。普通にプレイするぶんには黒い砂漠プレイヤーは違和感なくとけ込めると思うが,トップを目指すならシャドウアリーナの操作,とくにスキルの感覚に慣れる必要があるだろう。

対戦開始前にプレイヤーが集うエリアでは,画面右に操作法一覧表示されていて,初めての人でも分かりやすい。操作キーはシステムで任意に変更できる。画面下にはショートカットキーが配置されているが,初期状態だとアイテムを拾う[R]キーが優先され,ショートカットの[R]キーが機能しないので変更をお勧めしたい
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スキル育成やアイテム持ち込み機能も追加。ゲームモードや新システムを紹介


 メイン画面からはゲームのプレイやスキルの育成,ランキングの参照ができる。これらは影の戦場にはなく,シャドウアリーナ独自のものだ。前回のCBTにもなかった新機能もあるので,それぞれ紹介していこう。

基本的なメニューは画面上に横並びで表示。左は選択しているプレイヤーのランクとキャラクターの熟練度。左はチャットウインドウが表示でき,フレンド登録などもできる
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キャラクターの熟練度は,対戦してスコアを得ると上がる。熟練度があがると,スキル特化に必要な「スキルストーン」を獲得可能だ。名前の下にあるボタンを押すと,すべてのキャラの熟練度を一覧で確認できる
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 ゲームプレイは,本作のメインとなるバトルロイヤルを楽しめるモードだ。対戦形式は,ソロで挑む「個人戦」,2人でチームを組んで共闘する「チーム戦」,プレイフィールやコンボを確かめられる「練習戦」,特定の仲間だけでプレイできる「秘密ルーム」の4つだ。
 秘密ルーム以外はオートマッチングで対戦相手が選ばれる。CBT終盤には,同レベルのプレイヤーがマッチングされる形式にアップデートされ,実力の伯仲した戦いが楽しめた。チーム戦で共闘する相手は,フレンドとオートマッチングの2種類が選択できる。

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 対戦形式を選んだ後は,キャラクターを選択する。その後,持ち込むアイテムの有無を決めたらゲームスタートとなり,神殿へと降り立つことになる。

キャラクター選択画面では,後述する強化したスキルを持っていくかのの選択もできる
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持ち込めるアイテムは1つだけ。持ち込まずに対戦をスタートしてもいい
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 スキル特化は,熟練度のアップで得たスキルストーンを使い,キャラクターの持つ4つのスキルと,右クリックで使用する固有スキルを強化するシステムだ。それぞれ1段階づつ強化できる。スキルストーンはアカウント共通で,例えばジョルダインの熟練度アップで得たスキルストーンを,ヘラウェンのスキル特化に使うことも可能だ。
 ここで特化したスキルは通常時で2つまで,5つのスキルすべてを特化し終えた場合は3つまで対戦に持ち込める。

攻撃スキルの強化内容は基本的に攻撃力アップとなっている。ただ,ハルの持つ姿を消す固有スキル「シャドウハイド」は,消えている間の移動速度アップなどそのスキルの特性にあったものになっている
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1つスキルを特化するのに必要なスキルストーンは10。2つめは15,3つめは20と5個ずつ増えていく。5つすべてのスキルを強化するのには合計100個のスキルストーンが必要となる
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対戦前のキャラクター選択で,持ち込むスキルをクリックで選ぶ。選ばれたスキルは,少し濃いめのオレンジ色で表示される。5つ特化して3つ持ち込めるようにするのは少し手間だが,それだけの価値はある
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 ランキングは,個人戦とチーム戦の2種類を確認できる。ランキングは,対戦で得られるランキングポイントによって順位が変動する仕組みだ。また,このポイントが一定値以上になると「昇格戦」が発生し,上位ランクになるための挑戦が可能になる。ランクが上昇するメリットは不明だが,おそらくオートマッチング時の指標となっているのではないだろうか。

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対戦前に表示される昇格戦のお知らせには,そのための条件も表示される。手段を選ばなければ10位ぐらいは結構余裕で達成できるので楽といえば楽だ
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 倉庫からは,現在所持しているアイテムを確認できる。アイテムは対戦時に1つだけ選んで持ち込むことが可能だ。対戦に持ち込んだアイテムは封印されており,クエストのような条件を満たすことで使用可能になる。対戦終了時には戦利品となったアイテムを選んで倉庫に保管することも可能だ。

保管できるアイテムは武器や防具といったものから,HP回復アイテムまでさまざま。正直,持ち込まなくても十分戦えるが,昇格戦など絶対負けられない戦いに赴くときには,強力な装備や消費アイテムを持っていくのもアリだろう
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アイテムを持ち込むと,画面右に封印解除のための条件が表示される。それほど難しい条件ではないのですぐに解除できる
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 最後の「商店」というモードは,CBTでは使用できなかった。おそらく,正式サービス後に課金サービスとしてアイテムやアバターなどが購入できるようになるのではないだろうか。


血湧き肉躍るバトルロイヤルが開幕! モンスターを撃破してアイテムを集めることが勝利のポイントだ


 ゲームを開始すると,マップ上にある円形の神殿のような場所にプレイヤーが集められる。バトルは30人以上,最大40人で行われ,人数が集まるまで,もしくは30人以上集まってから一定時間経過でスタートとなる。影の戦場や前回のCBTでは50人だったので,参戦数を減らしてよりスピーディな決着を求めたのだろう。

集合待ちの間にも周囲のプレイヤーと自由にバトルができる。1vs.1の決闘もできるが,例えやられたとしてもデメリットはない。稀に40人以上で試合が行われたこともあったりと,CBTらしい一場面もあった
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 メンバーが集まったらバトル開始だ。各プレイヤーは,黒い砂漠でもおなじみの闇の精霊と化して神殿から四方八方に解き放たれる。この状態を含めて最初の4分間は猶予期間が設けられており,フィールドに出現するモンスターを倒して装備品やアイテムを入手し,戦いに備えることになる。

モンスターを倒すと必ず宝箱をドロップする。これを開けてアイテムを手に入れ,とにかくキャラクターを成長させていく
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モンスタードロップの宝箱のほかに,黄金のオーラを放つ宝箱がフィールド上や建物内に配置されていることもある。通常よりもいい物が入っているという触れ込みだが,とくにそんなことはなかった
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 入手できるアイテムは,装備品,スキル秘伝書,消費アイテム,バフアイテムの4つに分けられる。

 装備品は,キャラクターの攻撃力と防御力を直接アップするものだ。ゲーム序盤は最低限のメイン武器と補助武器を装備しており,フィールドを探索して新たな武器や防具(ヘルム,アーマー,グローブ,シューズ)を手に入れていく。現状よりもグレードの高い装備品を拾うと,Gキーで即座に装備できる。影の戦場との大きな違いは,同じ装備品が3個集まるとGキーで1段階グレードアップできるという点だ。これにより不運に涙することなく,着実に装備を調えていける。

HPバーの下に現在の攻撃力と防御力,そして各部位の装備グレードが色付きのアイコンで表示されているので,現在の状況が一目で分かる。装備品のグレードは「白→緑→青→黄→赤」で強くなる。黒い砂漠ではレイドボスドロップの装備品が,ザコを倒して手軽に入るのは少し複雑な気分だ
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 スキルについては,影の戦場では入手した「正体不明のスキル書」を使用することでランダムに覚えるという仕様だったが,本作ではこの部分が大きく変更され,「スキル秘伝書」を持っていれば任意のスキルを習得できるようになっている。
 さらにスキル秘伝書はゲーム開始時に1つ,猶予期間中に2つが必ず手に入るので,4つのアクティブスキルのうち3つは確実に使用可能になる。影の戦場では入手も習得スキルもランダムで,最悪通常攻撃のみで戦うハメになっていたのでこの仕様は嬉しい。

Ctrlキーを押すと,画面左にスキルウインドウが表示される。ここから任意のスキルを選んで,スキルを習得できる。Ctrlキーとスキルのショートカット先のキーでもスキル習得も可能
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 習得済みのスキルに,さらにスキル秘伝書を使うことでレベルアップも図れるようになっている。1段階から2段階にするにはスキル秘伝書が2つ,2段階から3段階にするにはスキル秘伝書が3つ必要となる。すべてのスキルを育てきるのは少し難しいが,一通り覚えたうえで,自分が使いやすいスキルや特化済みのスキルを中心に上げていくといいだろう。

スキル特化で強化したスキルの段階を上げることで,相乗的な戦力アップが見込める。こればかりはドロップ運次第だが,スキル秘伝書を溜め込んでいても意味がないので,ガンガン段階を上げていこう
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 消費アイテムについては,HPを回復するポーションから,相手の行動を阻害する気絶トラップ,遠距離攻撃が可能な火縄銃などさまざまなものが用意されている。そのほとんどが影の戦場から引き継がれているものだが,例外なのが「レッドドラゴンの生け贄」で,使用することで戦場にレッドドラゴンを召喚できる。

CBT期間中に手に入ったのはわずか2回だけ。それを含めてドラゴンを目にしたのは4回ほどで,かなりのレアアイテムのようだ
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 使用するとどこからともなくレッドドラゴンが空を飛んで現れ,地上に火を噴いてほかのプレイヤーを一掃するのだが,その対象には当然アイテムを使った自分も含まれる。非常に強力だが諸刃の剣なので,使用するときは注意したい。

初めて使用してレッドドラゴンが現れた時は「よし,これで勝つる!」と疑う余地はなかった。その直後にドラゴンブレスの直撃を浴びて昇天したマヌケが筆者である。読者諸君はこのようなことにならないよう教訓としてほしい
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 バフアイテムは,入手と同時にキャラクターの攻撃力や防御力が一定時間アップする。ほかのプレイヤーと戦う前に手に入れたいものだが,そう都合よく手に入るものでもないので,巡り合わせに期待しよう。

バフアイテムを取ると,キャラクターの右辺りにバフの種類と残り時間が表示される。バフの量は一律ではなく,+100,+75,+50の3種類が確認できた
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相手の行動を制限するという意味では猶予期間内のPKはアリだが,PKに励む間は自身もアイテムを集めることができず,また相手を倒しても何も手に入らないので,手間のわりにはメリットが少ない
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 猶予期間が終わると,いよいよ本格的なバトルがスタートする。バトルフィールドの外周は「黒い霧」となっていて,霧の中にいると持続的にダメージを受ける。この霧は一定時間ごとに活動可能エリアを狭めてくるのだ。その活動可能エリア内でしのぎを削るのは従来のバトルロイヤルゲームと同様だが,ベストなポジションで一方的に相手を削れるチャンスはなかなか巡ってこない。自らの身を隠しつつ相手の位置を把握して,一気に迫って先手を取ることが勝敗を分けるポイントとなる。

赤い円が黒い霧の現在位置で,活動可能エリアとなる青い円の位置まで徐々に迫ってくる。霧の中でモンスターを倒すとHPが回復し,また霧内の宝箱からは良いアイテムが入手しやすいという
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活動可能エリアが最小まで狭まると,活動可能エリアそのものが移動するようになる。移動と戦闘を同時にこなす必要がありスリリングなバトルとなる
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黒い砂漠の戦闘のように,背後からの攻撃はバックアタックとなり,正面からの攻撃よりも高いダメージが与えられる。相手が混乱すれば一方的に攻撃できる可能性もあるので,背後からのダッシュ攻撃を初撃に狙いたい
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 黒い霧が迫りエリアが狭まってもモンスターはそのまま存在し,さらに強力なモンスターも出現する。これらを倒してアイテムを集められるので,急いでPKに走る必要はない。ただし,ほかのプレイヤーも同じような行動を取っていることが多く,道行く先にモンスターの死体が連なっている場面は多い。
 つまりモンスターの死体は,その先にプレイヤーがいることを示している。戦いたいのならそれを追えばいいし,避けたいなら別の方向に移動すればいい。

相手の位置を把握するのと同じぐらい,自分が把握されないことも重要なポイントだ。バトルフィールドの建物や森林,麦畑など隠れられる場所はいくらでもある。しゃがんだり伏せたりと身を隠しつつ周囲を警戒しよう。黒い霧が狭まるときは,ダッシュで移動するプレイヤーを確認しやすいタイミングでもある
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戦闘後で疲弊,背後からの奇襲,戦っているところへの横槍など,あらゆる手段でキルを狙え。ヤバイと思ったら逃げるのも忘れるな。要は最後まで生き延びてればいいのだ
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影の戦場と同じく,ほかのプレイヤーを倒すと所持していたアイテムがその場にばらまかれる。アイテムゲットと相手を倒した興奮で警戒が緩みやすいタイミングでもあるので,気を緩めずに周囲を見回しつつ素早く回収してその場を離れよう
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中に入るとダメージを受ける黒い霧だが,即死するほどのダメージは受けない。あとで回復する必要があるが,逃げるときにワザと黒い霧に入って相手を振り切るという手段が意外と有効だ。……と考えるほかのプレイヤーを追いかけてトドメを刺すという選択もある
画像集#063のサムネイル/「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか

残り2人になる前にやられた場合は,退場するか,決着が付くまで観戦できる。観戦は闇の精霊となって自由にフィールドを動き回れる自由移動視点モードと,選んだプレイヤーと一体となって観戦できる英雄視点モードの2タイプ。どうすれば勝てるのか立ち回りを学ぶなら,断然英雄視点モードだ
画像集#064のサムネイル/「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか 画像集#065のサムネイル/「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか

最後まで生き延びた英雄は,苦しむようにして闇の精霊となってしまう。この演出は影の戦場と同じだが,どうしてそうなってしまうのかは明かされていない
画像集#066のサムネイル/「シャドウアリーナ」CBTプレイレポート。「黒い砂漠」で生まれた近接戦型バトロワは「影の戦場」からどのように進化したのか

 バトルが終わるとリザルト画面へ。ここではそのバトルのランキングのほか,得られた熟練度やポイントのほか,シルバー(ゲーム内マネー)や戦利品を入手できる。シルバーはバトルフィールド内でも稀に入手でき,CBT時点では戦利品の切り替えにのみ使われていた。

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ほかのプレイヤーをキルできた場合は,その瞬間がリザルトで見られてちょっと嬉しい。得られた総ポイントが多いほど,熟練度も増えるようだ
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1プレイが短く手軽に遊べるバトロワゲーム。駆け引きの熱い近接バトルが魅力


 黒い砂漠から生まれた影の戦場は,シャドウアリーナとなった。操作をはじめとした基本的な概念は黒い砂漠と影の戦場を受け継いでいるが,プレイフィールはPvP向けに調整され,また遊びやすさも向上している。
 なにより,FPS系のバトルロイヤルゲームのように,知覚できない相手から一方的に遠距離狙撃で終了といった(それはそれで高度な戦術ではあるが)理不尽さがなく,近接戦闘で戦って負けたという分かりやすさは誰もが納得のいくものだ。

 「死ににくさ」に直結したダッシュ,ロール,ダークシフト(無敵になりつつ周囲の相手を気絶),テレポート(前方への瞬間移動)といった豊富な回避手段をフル活用して逃げに徹すれば,そうそうやられることはなく,初めてのプレイでも運が良ければトップに立つのも夢じゃない。1プレイも20分程度,長くても25分ぐらいで,ちょっとした時間に手軽にプレイできるので,これまでのバトルロイヤルゲームが苦手だという人は,ぜひ一度体験してみてほしい。

個人的に使いやすかったのは大剣使いのゴイェン。直線移動しながら突く「鋼鉄の衝動」やスーパーアーマー属性の「デッドスマッシュ」「デッドリーインパクト」が威力もあって使いやすく,ゴリ押しで戦える。ゴィエンはスキル使用時にHPを消費する特性があるが,通常攻撃にHP吸収効果があり,実際はあまりHPを気にせず戦えるの初心者向きのキャラだ
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 さて,黒い砂漠プレイヤーから見た本作はというと,操作方法などもほぼ同じなのですぐにプレイを楽しめるはずだ。影の戦場の体験者からすれば,装備の集まり具合やスキル習得などの調整が好感触で,「こんな快適になったのか!」と驚き,嬉しくなるに違いない。ただ,前述の通りスキルの使用感が黒い砂漠とは異なり,とくにスキルの出かかりを相手の攻撃で潰されやすく,この辺りの感覚をシャドウアリーナ向けに慣らす必要がある。

 影の戦場の復活を望んでいたプレイヤーにとっては,その機会がようやく目の前までやってきたことになる。CBT中でも頻繁にアップデートは行われていたが,ゲームが落ちたり止まったりといった不具合はとくになく,また日本語対応もバッチリだった。このままオープンβテストが始まってもおかしくないクオリティだったので,続報に期待したいところだ。

「シャドウアリーナ」公式サイト

  • 関連タイトル:

    シャドウアリーナ

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