怪しい隣人の家に潜入する「Hello Neighbor」のスピンオフ，「Hello Engineer: Scrap Machines Constructor」を8月17日にリリース

　パブリッシャtinyBuildは，ラトビアの傘下スタジオtinyBuild Rigaが開発する「Hello Engineer: Scrap Machines Constructor」のデモ版をSteamとMicrosoft Storeで公開した。

「Hello Engineer: Scrap Machines Constructor」公式サイト

　2022年12月に制作が発表された「Hello Engineer: Scrap Machines Constructor」は，2017年にPC版がリリースされた「Hello Neighbor」のスピンオフタイトルだ。「Hello Neighbor」は，引っ越したばかりの主人公が，何か隠し事があるとしか思えない怪しい隣人，ピーターソン氏の住む向かいの家に潜入しようとする，ホラームードのあふれる一人称視点のステルスアクション。さまざまな機種で展開される人気作になり，2022年には続編「Hello Neighbor 2」がリリースされている。


　この「Hello Engineer: Scrap Machines Constructor」は，そんな「Hello Neighbor」の世界観を使いつつ，クラフト系のレースゲームになるという驚きの展開を見せている。
　ピーターソン氏によって，謎に満ちた奇妙な遊園地に閉じ込められてしまった子供となったプレイヤーが，スクラップを拾い集めて乗り物を作り，ピーターソン氏や配下の邪悪なボットたちに挑戦する。最大4人のプレイヤーによるマルチプレイに対応しており，仲間と共に遊園地の廃品である歯車，車輪，武器，さらにジェットエンジンまでも使って，奇天烈なマシンを組み立てていくのだ。


　公開されたトレイラーからも分かるように，物理演算ベースのゲームでもあり，組み立てた乗り物が思ったとおりに動いてくれるためには，十分な想像力を働かせなくてはならない。

　発売が2023年8月17日に決定したことも新たに発表されており，対応プラットフォームはPCのほか，PlayStation，Xbox，Nintendo Switchが予定されている。コンシューマ機版の日本展開は今のところ発表されていないようだが，Steamのストアページによれば，インタフェースが日本語に対応するとのこと。続報に期待したい。