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印刷2026/06/11 12:00

プレイレポート

[プレイレポ]「Echoes of Aincrad」は「SAO」がデスゲームとなった,“あの瞬間”にプレイヤーとして立ち会える。手鏡を使った素顔バレのシーンなどを体験してきた

 バンダイナムコエンターテインメントは,2026年7月9日に「Echoes of Aincrad」PS5 / Xbox Series X|S / PC)を発売する(Steam版は7月10日発売)。

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 本作は,「ソードアート・オンライン」のアインクラッド編をテーマにした新作RPGだ。プレイヤーは世界初のフルダイブ型MMORPG「ソードアート・オンライン」に参加したプレイヤーの1人となり,浮遊城アインクラッドの攻略を目指す。
 今回その序盤の内容に触れられるメディア向けの体験会に参加してきたので,その内容をお届けしよう。

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 試遊では,ゲームが始まってしばらく経った状態……作中の時系列では「ソードアート・オンライン」のベータテストも終わり,正式サービスが始まった日を体験できた。

 「ソードアート・オンライン」を起動すると,ゲーム世界へのダイブに使うVRマシン「ナーヴギア」が起動,“現実世界の身体をスキャンして,ボディデータの登録”が行われる。

 ボディデータの登録は,いわゆるキャラクタークリエイトで,ボディのタイプから,髪型や髪色,上腕や太ももの太さ,目の形にそばかすやほくろなど細かい部分まで設定できる。
 ここで注意しておきたいのが,このキャラクリエイトで作成するのは,MMORPG上のアバターではなく,“主人公であるプレイヤーの現実の姿”ということだ。ベータテスト編や正式サービスが開始してしばらくゲーム内アバターとして使用するのは,デフォルトで用意された少年剣士の姿で変更はできない。
るポイントだ。
 また,現実世界の姿という設定なので,キャラクタークリエイトのやり直しはできないので,注意しよう。

現実の肉体をスキャンしてボディデータを登録する。なぜMMORPGを遊ぶのに現実の肉体のデータが要るのかは,この後の展開を知っているファンなら察しが付くだろう
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こちらは主人公が「ソードアート・オンライン」をプレイするために作成したアバター。容姿の変更はできない
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 「ソードアート・オンライン」の正式サービスでは,“地上人である自分が,使命のため異世界に召喚された”というオープニングが入っており,召喚士たちの時代がかったセリフ回しがいかにもゲームのイントロダクションっぽい。
 バトルをしつつ先に進んでいくと,ベータテスト中に知り合ったイオリと出会うことに。イオリの言動や行動ひとつひとつが,ネットゲーム黎明期のあるあるというか,当時を知る人であればとても懐かしく感じられる。

「ソードアート・オンライン」プレイヤーの1人であるイオリ
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 ちなみにこのイオリ,攻略にガチで取り組み過ぎるあまり,周囲のプレイヤーからドン引きされてソロになったという,クセのある人物だ。

 この日は主人公よりも少し先にログインしていたというが,主人公がログインしたのを察知し,スタート地点の近くで待っていたという。会ってすぐに「アインクラッドのてっぺんを目指したいが,一緒に来ないか」といきなり攻略沼に引き込もうとするし,なんというか……重い。

 「オレはいつでも大丈夫だから,都合が合えばよろしく!」というセリフを聞くと,この人はリアルで何をしているのかと心配になってくる。しかしネットゲームの黎明期に,確かにこんな感じの人はいた。ゲームに情熱を持ち,攻略には誰よりも真摯な姿勢で臨み,いつログインしてもゲーム内にいる。ネットゲームとしてのリアルさが感じられた。

正式サービスでは人もギルドも増えるから,ガチ勢の自分も引かれないのでは……と大喜びのイオリさん。ゲームを進めると,ここまで入れ込む理由も明らかになる。プロモーションアニメ「Unanswered//butterfly」も合わせて見ると,さらに深みが増すキャラクターだ
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 こうして「はじまりの街」に着き,リアルの知り合いやイオリと談笑していると,突如,鐘の音が鳴り響き,空から謎の男が現れた。

 彼は「ソードアート・オンライン」の開発者である茅場晶彦と名乗り,ゲームを攻略しない限りログアウトが不可能なこと,ゲーム内での死が現実の死となることを告げ,「これはゲームであっても遊びではない」とデスゲームの開始を宣言する。

 そして,皆のインベントリには茅場からのプレゼントとして「手鏡」が追加されており,これを使うとアバターが“現実の姿”(本作では先にクリエイトした姿)になるのだ。

「はじまりの街」は無数の人々が行きかう
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開発者である茅場晶彦。デスゲームの開始を宣言する
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茅場から与えられた「手鏡」を使うと,プレイヤーたちの姿が現実のものとなった
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 いうまでもなく,これはアニメ「ソードアート・オンライン」の第1話における印象的なシーンの再現である。アニメで見慣れたあのシーンもゲームというインタラクティブなものとして体験すると,臨場感が違う。“あの手鏡”にしても,メニューから実際に使用する必要があり,本当にあのデスゲームの一員になったかのような気分だ。

実際にユーザーが操作して手鏡を使う。アニメの世界に入ったかのような体験だ
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 そして,手鏡によってイオリが現実では女性プレイヤーであることが明らかになる。
 女性プレイヤーが男性アバターを使うのも,MMORPGでは珍しくないことだ。勘の鋭い人であれば,アバターの時点でしぐさや言葉の端々が妙に女性っぽいことに違和感を覚えるだろう。
 「この人,アバターとリアル性別違うんじゃないの?」と正体探しを始めてしまうあたりも,ネットゲームの黎明期らしい光景といえるだろう。これは主人公側も同様で,“現実の姿”はどちらのボディタイプにもできる。

イオリの真の姿。アバターのときは男性的な口調だったが,素の喋り方になっている
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アバターのときの表情もよく見ると少し柔らかい印象がある
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主人公のボディタイプも自由に決められるため,イオリと自分でお互いに性別を偽っていた,なんてことにもできる
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 続くクエストも,原作初期を再現したものだ。ベータテスターである主人公たちは,ゲームを攻略するべく,密かにホルンカの村へと向かう。これはデスゲームに怯える一般プレイヤーを刺激しないためで,原作でもベータテスターであるキリトが同様の判断をしていた。
 キリトや主人公たち以外にもこうした隠密行動をしていたプレイヤーがいてもおかしくなく,MMORPGの先行攻略組に入れたようで,ワクワクさせてくれる。

このクエストでは,原作アニメに登場するアルゴをパートナーにすることもできる
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 2月に掲載したこちらのプレイレポートでもお伝えしているが,「Echoes of Aincrad」のプレイサイクルは探索とバトルを繰り返すものである。フィールド上を歩いていると「セーフティエリア」があり,ここにアクセスすればキャラクターの回復と同時に周囲の地図が明らかになる。

 周囲を見回すと,意味ありげな光の柱やモンスターの群れなど,好奇心を刺激してくれるものがいっぱいで,あちこちと寄り道したくなってくる。アニメで見たままの猪もいて,やはりバトルの練習にはもってこい。草原で猪と戯れていると,アニメの世界に入ったような気分になれた。

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アニメにも登場した猪たちとも戦える
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敵を倒すとアイテムがドロップし,光の柱が立つ
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パートナーにはスキル使用を指示できる
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 アバターにまつわる原作の再現や魅力的なキャラクターが登場し,「ソードアート・オンライン」ファンにはたまらない作品になっているという印象だった。なお,デスゲーム宣言のシーンでは,キリトとアスナをはじめとしたキャラクターたちの姿も見えた。彼らと一緒に冒険できるかは不明だが,続報を楽しみに待とう。

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