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日本ボードゲーム界の父・鈴木銀一郎氏が逝去
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印刷2021/01/06 17:50

業界動向

日本ボードゲーム界の父・鈴木銀一郎氏が逝去

 ファンタジーカードゲーム「モンスターメーカー」シリーズを世に送り出し,日本ボードゲーム界の父とも呼ばれるゲームデザイナー・鈴木銀一郎氏が,本日(2021年1月6日)老衰で亡くなった。86歳だった。ご子息でありゲームデザイナーの鈴木一也氏が自身のFacebookページ(※外部リンク)で伝えている。鈴木一也氏の投稿によれば,コロナ禍のため通夜は行わず,葬儀は1月9日に文京区の本法寺にて行うという。

※1月7日15:55追記。鈴木一也氏は自身のTwitterアカウントにて「父と直接お知り合いの方は以外は、緊急事態宣言下なので、参列のお気持ちだけ頂ければと思います。」と伝えており,一般の参列を控えるように要請しています(該当ツイート)。

 鈴木銀一郎氏はカードゲームブームの火付け役ともいえるモンスターメーカーシリーズ(第1弾は1988年発売)のデザイナーであり,近年もフリーランスのゲームデザイナーとして,シミュレーションゲームやボードゲームなど幅広くデザインを手がけていた大御所。小説やTRPG関連書籍,エッセイの執筆を含むさまざまな活動を行う一方,「生涯一ゲーマー」を標榜し,精力的にゲームをプレイする人物としても大きな魅力を放っていた。4Gamerでも「ハーツ オブ アイアンII」や「空母決戦」などをフィーチャーしたインタビューなどで,楽しく,そして興味深い話をいただいている。

 「ファンの皆さんに愛され幸せな人生だったと思います」と,鈴木一也氏は綴っている。投稿によれば,鈴木銀一郎氏は亡くなるひと月前まで,寝たきりだったが読書三昧の生活だったという。FacebookやTwitterなどのSNSには,鈴木氏との別れを惜しむ声が数多く寄せられている。

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[2008/01/09 20:13]
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[2008/05/02 22:01]
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[2010/01/04 12:00]

鈴木一也氏のFacebookページ

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