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[E3 2005#066]シド・マイヤー氏の「Civilization IV」ついに公開!
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印刷2005/05/20 22:51

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[E3 2005#066]シド・マイヤー氏の「Civilization IV」ついに公開!

Civilization IVの開発を担うプロデューサーのジェシー・スミス氏(左)と,リードデザイナーのソーレン・ジョンソン氏。
 「Sid Meier's Civilization IV」(以下,Civilization IV)が,E3においてようやく正式発表にこぎ着けた。2004年の早い段階からすでに開発が進めらていたことはよく知られており,しばらく前にはα版の画面写真も公開されるなどしていたが,3D化した都市がマップ上に存在するという以外は,ほとんど何も分からないままだった。
 本作のデザインチームをリードするのは,Firaxis Games社の若手開発者として台頭してきたソーレン・ジョンソン(Soren Johnson)氏。シド・マイヤー(Sid Meier)氏は名前こそタイトルに付いているものの,やはり監修という立場にあるようだ。
 今回は,このジョンソン氏と,プロデューサーであるジェシー・スミス(Jesse Smith)氏にデモをしていただいた。

 デモが始まって最初に気づくのは,やはり,Civilization IVが完全3Dになっているということだ。最もズームアウトさせたマップでは,地球が球体であることが再確認できる。ちょうど最近発表されたばかりのMaxis社の「Spore」のような雰囲気だが,実際に地球全体までは表示できないほどになっている。それでも,雲は東から西へと流れており,地表の隆起も確認できるほどになっていた。
 Civilization IVでは,「Sid Meier's Pirates!」と同じくGamebryo社のゲームエンジンを使用しており,最近のグラフィックス性能と比較するほどでもないにせよ,独特の雰囲気や明るめの色彩が万人受けしそうな雰囲気だった。
 雲を抜けて地球に近づいていくと,そこにはデモ用に作られた文明(ギリシャ)が存在していた。その大陸の面積と近隣諸国の国境線から推測して,ここではスーパーパワーに成長しているようだ。前評判どおり各都市は3D化されて立体的な建物が並び,中にはピラミッドが街の外れにある都市もあった。このように,それぞれの町に建設した施設やワンダーは,すべて視覚的に表現されるとのことである。
 また,ズームアップの状態では街なら街の騒音が,野原なら鳥のさえずり声が,ジャングルなら野生動物の叫び声がと,地域の属性に合わせたサウンド効果が用意されてているの点も,Firaxis社らしい細かい仕事だ。

 文明の種類は全部で18種類となっており,もちろん日本も中に含まれている。それぞれの文明には最低一人のリーダーユニットが用意されていて,総計では26人になるらしい。フランスの場合は,好戦的でユニットの攻撃力にプラスαが加味されるナポレオンと,無料で文化のアップグレードをしてくれるルイ14世の2人がいるということだった。リーダーのほかにも"Great People(偉人)"達が登場し,科学や宗教,開発,軍事などの面で手助けしてくれる。
 都市の上にはガリソンしている兵士ユニットが確認できるが,ほとんどのユニットは3体の兵士で構成されている。これは,どうやらユニットのヘルスバーそのものを意味しているらしく,公開されている画面写真では6体分ほどが表示されたものもある。
 デモでは,結果的に負けたほうのユニットが戦闘中に二人となり,やがて一人となって最後は消滅してしまっていた。マップ上にいた非戦闘ユニットには,戦闘ユニットのヘルスを回復するプリーストと,近隣の非文明都市を文化的に感化できる能力を持つミッショナリーがいた。
 スミス氏は,従来作のような数多くのユニットを生産するこれまでのゲームプレイを見直し,もっと少ないユニット数でも一つ一つを大事に使っていくようなものに変更したようだ。

 Civilization IVのテクノロジツリーは,前作からずいぶんスリムに統合されている。タイプごとに分けるのは,やめてしまったようだ。
 ツリー自体は細くなったものの,「枝」は各所で引っ付いたり離れたりなど分岐している。これで,同じツリーにたどり着くために,同じ経路を取る必要がなくなった。例えば"産業革命"のような重大な進歩を達成するための最低条件が複数になったことで,プレイヤーや文明によっては異なる選択肢を選ぶ可能性もある。プレイヤーが素通りしてしまうテクノロジも少なくないはずだ。
 ざっとスミス氏がスクロールした限りは,テクノロジツリーには"製鉄"や"ロケット"などシリーズでは見覚えのあるものがほとんどだったが,例えば"Paper(製紙)"と書かれたテクノロジも筆者の目に留まった。アジア系の発明やワンダーも,これまでより増やしているようだった。



 最も大きな変更点は,政府のアライメントをさらに複雑化させて,多様な国政に対応できるようにしたことである。これまでのような民主主義,共和主義,共産主義など数種類の固定枠に束縛されなくなったのだ。
 Civilization IVでは,新たに「Civics」という概念が与えられ,ここで政治,軍事,教育などの運営方針をそれぞれの選択肢から選ぶようになった。細かい選択もでき,文明が成熟するに連れて"奴隷解放"だとか"自由投票"といったオプションが選択できるようになる。またこれらのオプションを最初に利用した文明には,ワンダーと似たボーナスが加算されるとスミス氏は説明した。
 なお,宗教の概念もここに組み込まれており,プレイヤーはキリスト教,仏教,ヒンズー教などのリサーチによって知識を得ることのできる七つの宗教を国教化することも可能だ。

 最後になるが,Civilization IVでは"リリース時点で",インターネットやLANによるマルチプレイヤーモードをサポートするとのこと。ターンベースなので対戦には時間がかかることだろうが,時間制限を設けたり,文明の進化の途中からプレイできるようにしたり,マップを小型化したりといったオプションを設定できる模様。
 ほかにも,仲間とのEメールを使ったPlay-by mailモードをサポートしているだけでなく,チーム戦のサポートやエディタの配布など,今後詳しく発表されるであろう要素もまだまだ多い。「Pitbulls」と名付けられた半恒久的な広大な文明戦略を楽しめるサーバーも用意するとのことだ。

 2K Games社は,"Grand Theft Autoシリーズ"で,Rockstar GamesおよびTake-Two InteractiveのPCやXboxゲーム販売用ブランドとして立ち上がったばかりで,2005年が初めてのE3参入となった。「Serious Sam 2」や「Prey」など過激なソフトが多い中でも,Civilization IVは,2K Gamesのフラッグシップ的なソフトであるのは間違いない。なお発売は,2005年11月が予定されている。(奥谷海人)

  • 関連タイトル:

    シヴィライゼーション4【完全日本語版】

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