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    ※本作は2026年7月16日より早期アクセス開始
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[プレイレポ]まもなく早期アクセス開始の「Hell Maiden」は,美少女ダンテが地獄を駆けめぐるヴァンサバ系デッキ構築ローグライトだった[BW2026]
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印刷2026/07/14 08:00

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[プレイレポ]まもなく早期アクセス開始の「Hell Maiden」は,美少女ダンテが地獄を駆けめぐるヴァンサバ系デッキ構築ローグライトだった[BW2026]

 ポルトガルを拠点とするインディー開発スタジオAstralShiftが開発中の新作「Hell Maiden」が,2026年7月10日から12日まで開催された「Bilibili World 2026」に出展されていた。

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 2026年7月16日の早期アクセス開始が迫るなか,会場ではそんな本作をいち早く体験できたので,本稿ではそのプレイフィールを紹介していこう。

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 AstralShiftは,「Hell Maiden」の早期アクセスを2026年7月16日に開始すると発表した。本作は,ダンテの叙事詩「神曲」の結末後を描く,弾幕サバイバル系のデッキ構築ローグライトアクションゲームだ。美少女として再解釈されたダンテが,記憶を失った状態で再び地獄を巡り,天国を目指していく。

[2026/06/25 14:54]


美少女化したダンテたちが地獄に挑む「Hell Maiden」


 「Hell Maiden」は,イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの代表作「神曲」を題材とした,デッキ構築型のローグライトアクションゲームだ。
 ただし,主人公のダンテをはじめ,ウェルギリウスホラティウスなど,作中に登場する古代の詩人たちは,いずれも美少女として描かれている。

「Hell Maiden」のキービジュアル。ダンテをはじめ,美少女として描かれた古代の詩人たちが並んでいる
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ピンク色の髪をしたウェルギリウスと,オレンジ色の髪をしたホラティウス。偉大な詩人たちがこれほどかわいらしく描かれていると少し罰当たりな気もするが,これはこれでうれしい
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 本作でまず目を引くのは,2000年代初頭の美少女ゲームを思わせる,レトロなアニメ調のビジュアルだ。
 くっきりとした輪郭線や大きな瞳,鮮やかな色使いが取り入れられており,セルアニメ時代のキャラクター造形とデジタル彩色を組み合わせたような,どこか懐かしい雰囲気を漂わせている。

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 立ち絵だけでなく,ゲーム中のグラフィックスも繊細に描かれている。キャラクターの動きは滑らかで,細部まで丁寧に作り込まれていると感じられた。
 舞台となる地獄の第一圏「辺獄」(Limbo)には,かすかな寂しさが漂うものの,怪物や死霊の存在を除けば,地獄とは思えないほど美しい風景が広がっている。

 ゲームは見下ろし視点で展開され,地形にも気を配りながら,[Space]キーによるダッシュを駆使して敵の攻撃をかわしていくのが基本となる(以下,説明はキーボード・マウス操作に準拠)。
 攻撃は,いわゆるヴァンサバ系のメカニクスを採用し,一定間隔で自動的に繰り出される仕組みだ。カードに走る光のエフェクトが次の攻撃までの目安で,マウスカーソルの位置に合わせて攻撃方向が調整できるようになっていた。

地獄へ向かう前には,初期装備となる詩魂武器を選択できる。今回の体験版で使えた武器は2種類で,ダンテの武器「烈火の羽ペン」は,近距離に灼熱の斬撃を放つ攻撃。一方,ウェルギリウスの武器「アストロラーベ」は,軌道の曲がる弾を飛ばし,敵に命中すると範囲ダメージを与える攻撃となっていた
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[Q]キーを押すと,詩魂武器の固有スペルを発動できる。強力な効果を持つ一方,発動にはスペルトークンの消費が必要となる
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エリアには,いくつかの神殿がランダムに点在している。神殿の範囲内に一定時間止まると祝福によるバフがかかり,最大HPや与ダメージ,移動速度などが一時的に強化される
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 敵を倒すと経験値アイテムが落ち,それを拾うことで経験値ゲージが増加。一定に達するとレベルアップし,そのたびに複数の強化項目が提示されることになる。そのなかから1つを選んでダンテを成長させていくわけだ。

カードのイラストはさながら絵本の挿絵のようで,どこかメルヘン調の雰囲気を感じさせる。改造カードはレベルアップのたびに性能が強化されるだけでなく,外観も変化していく
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 レベルアップ時に選べる強化項目は,大きく分けて武器カード改造カード護符の3種類だ。
 本作のデッキには最大4つのスロットがあり,各スロットには武器カードを1枚と,改造カードを最大3枚まで配置できる。スロットは最初1つしか使用できないが,武器カードを手に入れることで拡張されていく仕組みである。

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 改造カードには,背景色が異なる5つの種別が用意されている。それぞれ,

  • 配置したスロットの武器性能を高めるもの
  • 追加効果を付与するもの
  • 複数の恩恵をもたらす奇跡カード
  • 大きなデメリットと引き換えに特別な力を与える呪縛カード
  • 配置したスロットの左右にある武器へ強化効果を及ぼす拡散カード

となっており,つまりどのスロットにどのカードを配置するかまで,デッキ構築の戦略に組み込まれていることになる。

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 ちなみにレベルアップ時に提示されるカードは,仲間となる古代の詩人と関係しているそうで,詩人を1人救出するごとに,新たな系統のカードが加わるとのこと。今回の体験版ではウェルギリウスとホラティウスが仲間に加わり,2人が持つ力を行使できるようになっていた。

 カードとは別に,ベアトリーチェから護符を授けられることもある。護符はそのランの間のみ効果を発揮するもので,ダンテのステータスを強化できる。レア度はブロンズ,シルバー,ゴールドの3段階に分かれているようだ。

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 フィールドに登場する敵はこちらへ突進してくるもののほか,飛び道具を放つもの,剣で斬りかかってくるものなどさまざまだ。時間の経過と共に敵の種類や強さも変化し,後半になればエリート格の強敵も登場するようになる。

時間が経過するとダンテの周囲に火の輪が現れ,その範囲が徐々に縮小していく。輪が消えるまで,限られた空間のなかで生き延びなければならない
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 そして12分が経過すると異空間へ転送され,ボス戦が始まる。ボスは多彩な攻撃を仕掛けてくるので,一つひとつの攻撃パターンを見極め,対処法を考えていく必要がある。

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 今回の体験では,基本となるゲームサイクルを体験したのみだったが,その魅力は十分に味わうことができ,敗北しても自然ともう1ラン挑みたくなるなど手触りは好印象だった。
 古代の詩人を仲間にするほどデッキ構築の幅も広がっていくので,早期アクセス開始時点でもやり込みがいのある内容になりそうである。今後のコンテンツ追加も考えれば,遊びの厚みはさらに増すことだろう。

 本作を紹介してくれたスタッフによれば,本作の物語は「神曲」の結末後を描いたものだという。
 ダンテは一度天国へ到達したものの,何らかの理由で再び地獄へ落とされ,最初の地獄巡りに関する記憶もすべて失ってしまったのだ。彼女がなぜ再び地獄へ落とされたのか,記憶が失われている間に何が起きたのか,物語としても続きが気になるところだ。

 冒頭でもお伝えしたように,本作の早期アクセスは2026年7月16日に開始予定となっている。日本語表示にも対応しているので,ヴァンサバ系の作品や美少女となったダンテが気になる人はSteamのストアページをチェックしてみよう。

「Hell Maiden」のブースでダンテのコスプレをしていたコンパニオンさん。かわいい
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