オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
パッケージ
Second Life公式サイトへ
  • Linden Lab
  • 発売日:2003/06/23
  • 価格:無料(ファーストベーシック)
読者の評価
87
投稿数:11
レビューを投稿する
準備中
Second Life
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
Linden LabとIBM,Second LifeのキャラクターをOpenSimのメタバースへ転送実験に成功
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2008/07/09 14:50

ニュース

Linden LabとIBM,Second LifeのキャラクターをOpenSimのメタバースへ転送実験に成功

画像集#001のサムネイル/Linden LabとIBM,Second LifeのキャラクターをOpenSimのメタバースへ転送実験に成功
 Linden LabとIBMは,「Second Life」上のキャラクターを「OpenSim」のワールド上にテレポートさせることに成功したと発表した。
 Linden LabとIBMは,ともにバーチャルワールドのオープン化を進めており,今回は,オープンソース版Second LifeというべきOpenSimにSecond Lifeのキャラクターを転送することに成功したという。

 OpenSimとは,Second Lifeのクライアントソフトのオープンソース化によって発生したプロジェクトで,Windows PC上で,独自のSIM(サーバー)を立てることができる。発祥からして,Second Lifeと親和性が良いのは当然の話なので,技術的には,まず第一歩が踏み出されたといったところか。今後はまったく違った方式で実装されているバーチャルワールドとのキャラクター相互転送なども試みられるものと思われる。

 今回の実験は,Linden Labのテスト用グリッドが使用されており,実際のSecond Lifeのグリッドでの運用時期などについては明らかにされていないが,今回用いられたプロトコルについては,Second Lifeアーキテクチャワーキンググループで公開される予定だ。
 本格的な相互運用となると,キャラクター転送以外にもさまざまなプロトコルが必要になると思われるが,個人やLinden Labとは別団体が立てたSimに,Second Lifeから集客が見込めるとなれば,Second Lifeの仮想土地バブル状態も解消されたり,新しいビジネスモデルなども登場したりしてくるだろう。 
 ゲームとはちょっと違った方向性の話とはいえ,バーチャルワールドとMMOゲームの境界ははっきりしたものでもない。今回の実験は,バーチャルワールド間の相互運用へのほんの一歩にすぎず,行く手には難関が存在する。しかし,そこで得られたノウハウや手法はゲームにも影響を与える可能性がある。現在のところ,ゲーム間で同じキャラクターが使えるようにしようというような動きはほとんど見られないが,可能性がまったくないわけでもないだろう。今後の動向に注目しておきたい。

Second Lifeアーキテクチャワーキンググループ

http://wiki.secondlife.com/wiki/Architecture_Working_Group

キャラクターテレポート実験の模様(動画)

http://torley.s3.amazonaws.com/Across-the-Metaverse.mp4
(MPEG-4コーデックが必要。開かない場合はダウンロードして拡張子をmpgに直すと開く場合もある)
  • 関連タイトル:

    Second Life

  • 関連タイトル:

    Second Life(Macintosh)

  • この記事のURL:
AD(最終更新日:2020/10/08)
セカンドライフ 歩き方ハンドブック
amazon
Book
発売日:1970/01/01
セカンドライフ公式ガイド Second life the official guide
amazon
Book
発売日:1970/01/01

セカンドライフアバターメイキングブック
amazon
Book
発売日:1970/01/01
セカンドライフの達人 [本]
Yahoo!価格:1628円


4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月16日〜04月17日