2009年12月18日に全世界で公開される，ジェームズ・キャメロン監督のSF大作をベースにしたUbisoft Entertainmentのアクションゲーム，「James Cameron's Avatar the Game」のデモ版を4GamerにUpした。地球を遠く離れた惑星を舞台に，人類に敵対する種族，ナヴィと戦う一人の兵士を描く三人称視点のアクションアドベンチャーだ。


　デモ版では惑星パンドラを探索し，テレポート用機材のスイッチを入れて回るというシンプルなミッションをプレイできる。パンドラの地表は，木々がうっそうと茂るジャングルで，動物がこちらを見かけるなり襲ってくるだけでなく，植物や昆虫までもが人間に敵対している危険地帯だ。敵の姿が木々の間に隠れ，どこから襲われているのか分からないようなこともあるので，気が抜けない。

　プレイヤーが進んでいくルートは，途中でいくつかの分岐はあるものの基本的に一本道。とはいえ，似たような風景の場所が多いので，戦っているうちにどちらへ向かうか分からなくなることもあるのは，筆者だけだろうか？　戦闘用の二足歩行ロボットに乗り込んだり，バギーのような戦闘車両に乗って進む場面などもあり，ただ銃を撃つだけではない。


　武器は最初から4種類装備しているが，弾が無制限に使える拳銃を基本武器として，敵に応じてそれ以外の武器を使い分けていくようにするのがよさそうだ。なお弾薬の補給ポイントがメインルートから外れたところにあったりするので，行けそうなところはすべて行くようにしたい。またプレイヤースキルには，自分の姿を透明にして敵の目を欺いたり，周囲の敵を弾き飛ばしたり，自らを回復したりするものなどが用意されている。これらも活用していこう。
　やがて，敵が次々と襲ってくる場所に着くと，その場で激しい戦闘に突入する。木の上や，茂みに姿を隠していたりなど敵はゲリラ的な攻撃を仕掛けてくるので，周囲に注意を払いつつ戦っていこう。

美しいグラフィックスと激しい戦闘シーンが楽しめ，短めとはいえ充実したデモ版だ。ベースとなっている映画に興味のある人はもちろん，そうでない人もぜひプレイしよう。

※現在のデモ版は，インストール時にReadMe_uk.txtファイルに関するエラーを表示することがありますが，編集部でテストした結果，「無視」を選んでインストールを続行しても問題はないようです。また，インストールの前にDirectXやグラフィックスカードのドライバなどを最新のものにアップデートしたほうがいい場合もあります。最新ドライバは，「こちら」からの入手が便利です。

「James Cameron’s Avatar the Game」公式サイト（要年齢認証）

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