「LJL 2020 Summer Split」Week2の試合結果をお届け。V3がSGを下し，単独首位に浮上

　2020年6月20日，「リーグ・オブ・レジェンド」の国内プロリーグ「League of Legends Japan League 2020 Summer Split」のWeek2の試合がオンラインで行われた。以下，試合結果をお届けする。

Week2 試合結果

-	勝利チーム	-
第1試合	Sengoku Gaming	SoftBank HAWKS Gaming
第2試合	V3 Esports	Sengoku Gaming
第3試合	V3 Esports	Crest Gaming Act
第4試合	Crest Gaming Act	SoftBank HAWKS Gaming
第5試合	DetonatioN FocusMe	Rascal Jester
第6試合	Barning Core	Rascal Jester
第7試合	Barning Core	AXIZ
第8試合	DetonatioN FocusMe	AXIZ

　昨シーズンの2位と3位の対決として注目されていた，SG vs. V3のカードはV3が勝利を収めた。V3は強力な前衛としてウーコン，ガリオ，トランドルをピックし，安全度の高い後衛としてエズリアルとユーミをピックして，集団戦の面でSGを圧倒していった。
　また，試合前半では，Bugi選手のトランドルが見事なタイミングでガンクを決めていたのもチームへの大きな後押しとなっていた。

Week2 順位表

　DFMはこの日，2連勝という結果を残したものの，第5試合のRJ戦ではCeros選手のミスが目立ち，あわや敗北かというところからの勝利をおさめ，試合内容には疑問が残る形となった。今シーズン不調と言われているDFMだが，本来の姿を取り戻すのはいつになるのだろうか。


　一方，波に乗っているのはV3。第2試合で強敵SGを破り，第3試合のCGA戦では，Raina選手のスレッシュがGango選手のエズリアルに何度もフック（Qスキル：死の宣告）を決め，レベル3でのタワーダイブを決行して2キルを獲得し，試合を決定づけた。

Week2　ロール別　ピック回数TOP3

ロール	TOP	JG	MID	ADC	SUP
1位	エイトロックス	ニダリー	ゾーイ	アフェリオス	ユーミ
	1勝3敗	2勝0敗	3勝0敗	4勝2敗	1勝3敗
2位	レネクトン	オラフ	ルブラン	エズリアル	スレッシュ
	2勝1敗	1勝1敗	1勝1敗	2勝4敗	2勝1敗
3位	オーン	トランドル	シンドラ	ヴァルス	バード
	1勝2敗	1勝1敗	1勝1敗	0勝1敗	2勝0敗

　ボットレーンではエズリアル＆ユーミのコンビを重視する傾向が高まり，8試合中4試合でピックされた。なお，このコンビに対しては，スレッシュやノーチラスなどのキャッチ＆ロームが強力なサポートをピックするのが対抗策のようだ。

Week2　バン回数TOP5

順位	チャンピオン	バン回数
1位	グレイブス	6バン／2ピック
2位	ヴァルス	6バン／1ピック
3位	トランドル	5バン／2ピック
4位	セト	5バン／1ピック
4位	カリスタ	5バン／1ピック

　バン／ピックでは「まず最初にヴァルスをバンして，アフェリオス or エズリアルをピックする」というのが大まかな流れとなっている。
　そんな中，第5試合のDFM vs. RJは，パッチ10.11の環境で非常に珍しい「ヴァルスがバンもピックもされないプロリーグの試合」となった。ちなみに，試合はエズリアルをピックしたDFM側が勝利をおさめている。

Week3 試合予定

　Week3は6月28日，13：00にSHG vs. BCの試合で開幕する。
　注目は第3試合のDFM vs. V3。絶好調のV3に対して，不調のDFMは本来の力を取り戻さなければ苦しい戦いになると予想される。順位争いの面でも注目の一戦だ。

「League of Legends Japan League（LJL）」公式サイト

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