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[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分
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印刷2010/08/20 12:13

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[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分

 北米では2010年10月12日(ヨーロッパは10月15日。日本は10月14日)の発売が予定されている「Medal of Honor」PS3/Xbox 360/PC)。人気FPSシリーズの最新作では,従来作の第二次世界大戦から,戦場を現代のアフガニスタンに移し,アメリカ軍特殊部隊Tier 1の隊員として,さまざまなミッションに挑んでいくことになる。
 Gamescomでは,展示ホールに設けられたElectronic Artsのブースでマルチプレイのプレイアブル展示が,またビジネスセンターのメディア向けスペースではシングルプレイが紹介されていた。

画像集#006のサムネイル/[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分

 本作では,シングルプレイの開発を担当するのがElectronic Artsのロサンゼルススタジオ(EALA),またマルチプレイ部分を担当するのが「Battlefield」シリーズで知られるスウェーデンのEA DICEという,豪華二本立ての開発体制が敷かれているのは,読者の皆さんもよくご存じのとおり。
 とはいえ,PC版,PlayStation 3版に続き,ちょっと遅れていたXbox 360版のβテストがついに開始されるなど,順調に開発が進んでいる雰囲気のマルチプレイに対し,EALAが担当するシングルプレイについては,これまでほとんど情報が出てこなかった。
 一般のメディアに向けてシングルプレイの様子が紹介されるのは,このGamescomが初めてのことになる。

「Medal of Honor」のProduct Manager,Kevin O'Leary氏。ヒゲがポイントだ
画像集#001のサムネイル/[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分 画像集#002のサムネイル/[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分

 説明を担当してくれたのは,EALAでProduct Managerを務めるKevin O'Leary氏。現地時間8月17日に開催されたEAのカンファレンスで本作を紹介したExective ProducerのGreg Goodrich氏もそうだったが,ヒゲがポイントであるようだ。
 O'Leary氏によれば,これまでに何度もEAが言ってきたように,Medal of Honorは戦場のリアリティを追求した作品になっているとのこと。数多くのベテラン兵士や現役の特殊部隊にインタビューを重ね,戦場をより正確に描き出すことにゲーム制作の重点が置かれているということだ。
 もっとも,“リアルさ”と“ゲームの面白さ”はしばしば相反するし,リアリティをできる限り重視したミリタリーFPSも過去に例がないわけではなく,どういうリアリティなのかが重要だ。「敵弾一発命中で即死」はリアルかもしれないが,ゲームとしてはいかがなものか,ということである。

画像集#004のサムネイル/[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分

 紹介されたのは,「Gunfighter」と名付けられたミッションで,アフガニスタンのShahkot Valleyを舞台とした,ヘリコプターによる地上掃討戦がテーマの内容だ。Medal of Honorにはこうした,大型兵器や多数の兵士が参加する大規模戦闘を扱うものと,少人数で潜入や偵察を行う,性格の異なる2タイプのミッションが用意されているとO'Leary氏は言う。
 トータルのミッション数は教えてもらえなかったが,プレイアブルキャラクターは4人で,4つの違う立場,視点でミッションをこなしていくことになる。とはいえ,ストーリーについては詳しく説明してもらえなかったので,4人の物語がやがて収斂して,一つのストーリーを形作るのか,それともバラバラのまま進んでいくのか,といったことはまだ分からない。

画像集#003のサムネイル/[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分

 プレイヤーは戦闘ヘリの兵器オペレーター役であり,機体の操縦はAIが行う。また,戦闘は2機で行うのだが,僚機の操作もAIの役目だ。まずは,地上の指示に従って,ヘルファイアミサイルで軽く腕ならし。超望遠で敵の姿を捉えたところ,敵の兵士が迫撃砲攻撃の準備をしている。とはいえ,すぐにミサイルを撃ち込むのではなく,彼らが砲撃を開始して,敵対する勢力であることが完全にはっきりするまでは,攻撃を控えるのだ。
 こういう段取りは実際の特殊部隊兵士にインタビューして分かったとのことで,本作におけるリアルさは,もっぱらこうした戦闘の手続き,段取り方面で発揮されるようだ。
 ともあれ,敵の迫撃砲チームを吹き飛ばし,続いて,さびれた小さな街に立てこもる敵の掃討を開始する。果てしなく現れる敵兵を,マシンガンとミサイルで片っ端から無力化していくのだ。ここで使う機関銃弾とミサイルは無限に発射可能で,この点ではリアルさよりゲーム性が重視されているわけだ。ヘリコプターのダメージも自動回復だったりするし。
 いずれにせよ,ゲリラ兵の撃つRPGが次々に爆発するなか,こちらのミサイルも地上で派手に炸裂し,ゲーム的な迫力は十分だ。

画像集#005のサムネイル/[Gamescom]ついにシングルプレイの様子が公開された「Medal of Honor」。戦闘ヘリコプターからの地上攻撃は,現代戦の迫力十分

 ミッションの最初から最後までは,およそ20分というところで,最近のFPSの流行りかもしれないが,展開は非常にスピーディだ。村の掃討が終わったところでデモは終了となった。銃を持って敵を撃つという,FPSの基本的な部分が見られなかったのが残念だが,爽快感は強く,かなり面白かったことは確かだ。「Unreal Engine 3」の描き出す,中央アジアの荒涼とした光景と,高地らしい抜けるような青空のグラフィックスも美しい。
 2010年11月にはライバルである「Call of Duty: Black Ops」がリリースされ,まさに「歴史あるミリタリーFPSシリーズの最新作」同士の対決が演じられることになる。続報を楽しみにしよう。

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