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Intel,2011年はSandy Bridgeの年だったと振り返り,2012年の「Ivy Bridge」投入をあらためて予告
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印刷2011/12/20 21:07

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Intel,2011年はSandy Bridgeの年だったと振り返り,2012年の「Ivy Bridge」投入をあらためて予告

 Intelの日本法人であるインテルは,2011年12月20日,報道関係者向け説明会「インテルIAアップデート」を都内で開催した。これは,年末恒例となっている説明会であり,その年を振り返るという内容になっている。

2011年のインテル10大ニュース。ランキング形式ではないとのことだが,トップにある第2世代Coreプロセッサの話題が最も大きなトピックだったことは間違いない
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吉田和正氏(インテル 代表取締役社長)は,「今年で設立35周年を迎えたインテルは,今後も革新的な製品を世に送り続ける」とアピールする
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第2世代Coreプロセッサの登場が2011年で最も大きな話題だったと吉田氏は述べていた
 説明会に登壇したインテルの吉田和正代表取締役社長は,インテル10大ニュースを列挙し,2011年を振り返る。なかでも,開発コードネーム「Sandy Bridge」こと第2世代Coreプロセッサが最も大きなトピックだったと吉田氏はいう。
 1月の発表に始まり,Intelが提唱するノートPCの「Ultrabook」が同CPUを搭載して発売,そして11月には6コア搭載の「Sandy Bridge-E」(開発コードネーム)の発表があったとし,「2011年は第2世代Coreプロセッサファミリーの年だった」と吉田氏は語る。

 そのうえで,「2012年はUltrabook飛躍の年になる」と氏は強調する。吉田氏は,Ultrabookのロードマップを披露し,2012年の発表が予定されている開発コードネーム「Ivy Bridge」,さらにその次に控えている開発コードネーム「Haswell」によって,Ultrabookの普及が進むとしていた。

Ultrabookのロードマップを示したスライド。2011年は登場の年だったが,2012年には拡張性の向上などの進化を果たすという
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震災によりICTの重要性を再認識したとのことだ
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 なお,吉田氏は,日本国内の10大ニュースも披露。そのなかでも今年の3月に発生した東日本大震災を振り返り,ICT(情報通信技術)の重要性を再認識したと語る。つくば市にオフィスを構えるインテルは,復旧までに7か月もの時間を要したのだという。「その間,オフィスなしで業務を続けられたことは,今後のイノベーションにつながる経験だった」と吉田氏は語る。

日本国内の10大ニュース。何と言っても3月に発生した東日本大震災の印象が大きいと吉田氏はいう。つくば市にオフィスを持つインテルも震災の影響を受けた企業である
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技術や製品,サービスなどに使用者への思いやりを組み込むことが重要だと吉田氏はいう
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 また,今回の震災を受け,人と技術の共存が重要だと氏は強調する。企業は技術や製品,サービスなどへ積極的に国際標準を採用し,使う人への思いやりや優しさを組み込んで行くことが必要だという。これを実現していくことが今後は重要になっていくと述べていた。

 そのほか,筑波大学,つくば市役所,インテルの共同で2009年にスタートした「つくば2015」というプロジェクトが紹介された。つくば市にITCの導入を進めたり,起業家育成などの人材育成に力を入れたりしていくと吉田氏はアピールしてする。

 最後に吉田氏は,「インテルのコンピューティング技術の革新を通じてあらゆる人々の絆を深め,より豊かな社会を実現します」とインテルのビジョンを述べて締めくくった。

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筑波大学,つくば市役所,インテルの共同で進められている「つくば2015」プロジェクト
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今年で設立35周年を迎えたインテルは,ICTの活用と普及を進めるとしていた

会場に展示されていた同社の歴代CPU。「Intel 8008」など相当に懐かしい製品も見られた
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インテル公式Webサイト

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