殺人現場で警察の目を盗んで遺体や証拠品を回収していくという前作が築いたゲームシステムを継承しつつ,グラフィックス,プレイアブルキャラクターやステージの数など,あらゆる面でグレードアップしている。
2022年9月12日,505 Gamesが開催したメディア向けイベント「ROUTE 505」では,ほぼ完成バージョンのPC版「シリアルクリーナーズ」が出展されており,チュートリアルモードと,LATI,VIPER,PSYCHOが最初に挑む殺人現場でのゲームプレイが楽しめた。
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掃除屋たちがステージクリアのためになすべきことは決まっているようで,どの殺人現場においても指定された場所への死体の廃棄,証拠品の回収を完了したうえで,“ステージ内の血痕を一定量以下”にすることが求められる。この3つの目標が完了されるまでは現場を離れることはできず,完璧な“掃除”が達成されるまでは,常に警官の目を避けつつ仕事に励む必要がある。
なお,警官は一時的であればキャラクターの持つスキルで無力化できるが,殺害してステージから排除することはできないようだ。
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過酷な現場での労働を強いられる本作だが,仕事を完遂する過程,つまりどうやってステージを攻略するかは,完全にプレイヤーの手に委ねられているのが面白いポイント。死体を廃棄できるポイントは1か所と決まっているものの,死体や証拠品の回収する順番や運ぶルートはもちろん,ステージのどこを掃除して血痕ゲージを一定値以下にまで下げるかも自由だ。
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また,警官に見つかり触れられると一発ゲームオーバーというルールではあるものの,死体と証拠品の廃棄場所に隣接しているセーブポイントは無制限に利用できるため,なにかしら仕事が進捗した際には自然な流れでゲームの進行を記録できる。そのためリトライでストレスが溜まることもなかった。
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試遊ということで限られたプレイ時間ではあったものの,操作するキャラクターによって掃除へのアプローチが変えられる点にも魅力を感じた。筆者がステージクリアまでプレイしたLATIという黒人女性のキャラクターは,身体能力を生かした障害物の飛び越えやフェンスでのよじ登り,ダッシュ中にくり出せるスライディングで警官を一時的にダウンさせられるなど,俊敏性の高さがウリで,チュートリアルキャラのBOBよりもかなりすばやくステージを駆け回れた。
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LATIほどプレイ時間は取れなかったものの,VIPER,PSYCHOも独自のスキルを持っていることは確認できた。女性ハッカーのVIPERは,キャラクター設定通りハッキングで警官の行動を攪乱でき,4体のプレイアブルキャラクターの中でもっとも大柄に見える白人男性のPSYCHOは,チェーンソーを使って死体を分解できる。ステージにはそれぞれのキャラクターのスキルを生かして攻略できるギミックが用意されているようだ。
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2022年9月23日にリリースされる「シリアルクリーナーズ」。アクションパートの自由度の高さが肌に合いそうと思った人だけでなく,1990年代のクライム映画,とくにクエンティン・タランティーノ監督作品をオマージュした世界観やグラフィックスが気になる人にもオススメできるタイトルだ。題材の割にはゴア描写も控えめなので,興味を持った人は臆することなく遊んでみてほしい。
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