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来年40周年を迎える「FF」シリーズの原点。スマホで遊ぶピクセルリマスター版「FINAL FANTASY+」(今日から始めろApple Arcade #82)
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印刷2026/09/04 20:30

プレイレポート

来年40周年を迎える「FF」シリーズの原点。スマホで遊ぶピクセルリマスター版「FINAL FANTASY+」(今日から始めろApple Arcade #82)

画像ギャラリー No.022のサムネイル画像 / 来年40周年を迎える「FF」シリーズの原点。スマホで遊ぶピクセルリマスター版「FINAL FANTASY+」(今日から始めろApple Arcade #82)

 「Apple Arcade」は,Appleが月額900円(税込)でiPhone / iPad / Mac / Apple TV / Apple Vision向けに提供している,ゲームのサブスクリプションサービスだ。
 この連載では,広告やゲーム内課金なしでプレイできる200種類以上のタイトルのなかから,4Gamerがチョイスした作品を紹介していく。

 第82回では,スクウェア・エニックスより配信されている「FINAL FANTASY+」を紹介する。


「FINAL FANTASY+」


リリース日:2025年1月10日
配信元:スクウェア・エニックス
開発元:スクウェア・エニックス
対応端末:iPhone / iPad / iPod touch / Apple Vision
ゲームパッド対応:○
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オススメポイント
1.「ブースト機能」で難度を自在に調整できる
2.片手操作も快適な「タップ移動」と柔軟な操作スタイル
3.「モンスター図鑑」「ギャラリー」「サウンドプレイヤー」などもうれしい



 スクウェア・エニックスを代表するRPGの人気シリーズ「ファイナルファンタジー」。その第1作のリメイク版が,「FINAL FANTASY+」としてApple Arcadeで配信中だ。

初代「ファイナルファンタジー(FF)」が新たなドット絵に置き換えられ,遊びやすくアレンジされた
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 クリスタルを手にする4人の戦士が,その輝きを取り戻すために旅をする物語を描く,初代「ファイナルファンタジー」。
 1987年にスクウェア(当時)からファミリーコンピュータ用のRPGとして発売され,前年にエニックス(当時)から発売された「ドラゴンクエスト」の一歩先を行き,職業&クラスチェンジや乗り物といった,当時のファミコンRPGとしては斬新なシステムを取り入れていた。

主人公となる4人の戦士は,6種類の職業を選べる。職業やメンバーの変更はできないため,どれを選ぶかは悩みどころでもあった
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ゲーム開始後すぐに戦うことになる,ボス「ガーランド」。これが後のストーリーで大きな意味を持つ
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本格的なオープニングが流れるのはガーランド討伐後のこと。この演出には驚かされた
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 本作はそんな初代「FF」を「ピクセルリマスター」化したリメイク版だ。
 オリジナルのストーリー展開やゲームシステムなどは残しつつ,ファミコン準拠だったドット絵を新たに描き起こし,現代の映像環境でも映えるようなグラフィックスに進化している。

ファミコンの時代からドット絵を手がけている渋谷員子氏が,本作のドット絵も担当している
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見た目はスーパーファミコンの「FF」シリーズに近いイメージだ
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 ゲーム全体のプレイバランスも見直され,シーンによっては進行が大変だったポイントも現代のプレイスタイルに合うよう調整が施されている。
 ダンジョンや街中でのダッシュ移動や,入力したコマンドを自動で繰り返すオートバトル,そして敵とのランダムエンカウントのオン / オフや,バトルで獲得する経験値やギル(お金)を最大4倍に引き上げられる「ブースト機能」も実装している。

固定の敵やボス以外のランダムエンカウントのオン / オフや,経験値とギルの入手量を変更するブースト機能
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オートバトルは,直前の行動を自動で行うとともに戦闘自体のスピードもアップする
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 オリジナルは今から39年前の作品であり,広大なダンジョンやそれに伴う敵の出現率,回復やセーブのシステムなどがかなりシビアなバランスで作られていて,本作でもその部分はある程度継承されている。
 当時のプレイ感覚に近い手触りを味わえるのと同時に,厳しいと感じたら前述のブースト機能で好みのバランスに調整することで,自分の感覚に合った内容で楽しめるのだ。

とくにキャラクターが強くない序盤は,ダンジョン深部の目的地にたどり着く前に疲弊してしまうことも多い。エンカウントをオフにすれば,無傷のまま目的地にたどり着ける
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戦闘で得られる経験値やギルを増やしておけば,ゲーム展開をグッと短縮できる。ただしオリジナルの感触は完全に失われてしまう
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 この「ピクセルリマスター」シリーズは,PCとモバイルで発売されたタイトルということもあり,この「FINAL FANTASY+」にもモバイル準拠の操作や機能が用意されている。
 面白いのは「タップ移動」モードで,その名のとおりマップ上のタップした場所にキャラクターが最短距離で移動するというものだ。

タップした場所まで最短距離のラインが伸び,キャラクターが自動で移動する。当然画面外の場所はタップできないので,画面のスクロールに合わせて次の場所を指定する
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 バーチャルパッドを使って進めるオリジナルに近い操作スタイルもあるが,タップ移動モードならモバイルにおける片手操作も容易で,もともとタップのみで行う戦闘時の操作とも相性がいい。
 操作スタイルは画面上のアイコンをタップすることで瞬時に切り替えられるので,環境に応じて使い分けるといいだろう。

バーチャルパッドでは斜め移動も可能で,街中やダンジョン内では高速のダッシュ移動もできる
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戦闘はどの場合でもタップによってコマンドや対象を選ぶ操作なので,同様のタップ移動操作と相性がいい
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ゲームパッドを接続するとインタフェースが大きく変わり,コンシューマー版とまったく同じ操作になる
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 こうした改良のもとにプレイする初代「FF」は実に味わい深く,当時の感覚がよみがえってくる。
 シリアスな物語の中に見られる,ちょっとゆるかわなセリフ回しや,天野喜孝氏がキャラクターデザインを手がけたモンスター達のデフォルメされた姿,世界中を敵と遭遇することなく高速で移動できるようになる飛空艇の気持ち良さなど,本作ならではの味わいが残されているのも大きなポイントだ。

ちょっとゆるい感じのセリフやメッセージが可愛らしくもある。漢字表記になっていること以外は一部を除き当時のままだ
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物語の中盤で入手する飛空艇。「ファイナルファンタジーIV」で見られた,フィールドを斜めに見下ろした視点で飛行が演出される
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 植松伸夫氏によるサウンドはアレンジ版とオリジナル版の両方が収録されており,コンフィグ画面からいつでも切り替えが可能だ。
 またボスキャラとの戦闘時も変化がなかったBGMには,アレンジ版のみ4曲が新規に用意されるなど,聴きどころも増えていて,これらを好きなときに楽しめる「サウンドプレイヤー」の存在もうれしいところだ。

オリジナルとアレンジ,両方のサウンドを自由に楽しめるサウンドプレイヤー
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 そのほか,遭遇したモンスターのデータを閲覧できる「モンスター図鑑」や,天野喜孝氏が手がけたイラストなどを見られる「ギャラリー」など,資料的な価値の高い追加要素もあり,新旧のファン双方が楽しめる内容に仕上がっている。

遭遇したモンスターのデータがリスト化されていくモンスター図鑑。エンカウントをオフにしておくと見逃してしまう可能性もあるので,コンプリートしたい人は要注意
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天野喜孝氏が手がけた貴重なイラストや,キャラクターデザインの原画を見られるギャラリー
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 来年には40周年を迎える「FF」シリーズの原点を,この「FINAL FANTASY+」でぜひとも体験していただきたい。

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Apple Arcade:月額900円(税込)
Apple One:月額1350円(税込)
※「iCloudプラス(50GB)」「Apple TV」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能


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