「Dota 2」の国際トーナメント「The International 3」で，スウェーデンのThe Allianceが初優勝。賞金143万ドルを獲得

　アメリカ・シアトルにおいて，Valveが主催する「Dota 2」の国際トーナメント「The International 3」が開催された。決勝ではスウェーデンのチーム「The Alliance」が名門「Natus Vincere（Na’Vi）」を破り，初優勝の栄冠に輝くとともに優勝賞金の143万7204ドルを獲得した。


　3回めの開催となるThe International 3には，世界中から強豪16チームが参加した。3位に入賞したのはマレーシアの「Neolution Orange」で，前回大会のファイナリストであるNa’Viをあと一歩のところまで追い詰める健闘を見せた。
　なお，前回大会の覇者「Invictus Gaming」を筆頭に，今大会には中国から5つのチームが参加しており，Dota 2の人気と実力の高さを誇示していたものの，中国勢がトップ3に食い込めなかったという波乱も起きている。


　今大会の賞金総額は約280万ドルで，準優勝のNa’Viは63万2370ドルを獲得したほか，8位までに入賞したチームが賞金を受け取った。本来の賞金総額は約160万ドルだったが，残りはコミュニティの募金によって賄われている。
　決勝戦が行われた8月11日は，Blizzard Entertainment主催の「Starcraft World Championship」も開催されており，両イベントをストリーミング配信していたTwitchでは，史上最高となる450万人の視聴者を獲得したとのこと。eスポーツのインターネットによるライブ中継は，ますます盛んになっているようだ。

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