2084年の美しくも残酷なディストピアを描く「Remember Me」，アートワークとスクリーンショットを多数公開

　Capcomが海外でパブリッシングを担当する，フランス・DONTNOD Entertainmentのアクションアドベンチャー「Remember Me」（PC / PlayStation 3 / Xbox 360）のスクリーンショットやアートワークが，北米向けCapcom公式コミュニティサイト「Capcom Unity」で多数公開された。


　2012年8月にドイツで開催されたGamescom 2012で発表（関連記事）されて以来，公式サイトの開設もなく情報がほとんど出ていないRemember Me。
　本作は，他人の記憶にアクセスできる“メモリーハンター”という職業の女性「Nilin」が記憶を取り戻すための旅に出るという作品。舞台は2084年のパリだ。何らかの理由でNilinは，これまで自分を雇用してきた企業に記憶を消されてしまい，さらにその命までが狙われるという状態にある。Nilinは自らの能力を駆使して，その陰謀を解き明かしていく。


　後頭部に花のような形状のデバイスを装着したメモリーハンターは，Nelin以外にも複数存在するらしく，今回新たに「Olga」という女性キャラクターが公開されている。また，企業が送り出した兵士やセキュリティロボットだけでなく，もはや人間の表情や姿を留めていない「Reaper」という生命体も敵として登場するようだ。


　本作では「Assassin's Creed」シリーズや「Prince of Persia」シリーズを彷彿とさせる，パルクール（フリーラニング）ライクなアクションが可能となり，マップのさまざまな場所に移動できるだけでなく，“飛び跳ねる”ようなアクションで敵と戦ったりもできる模様。既報のとおりサウンド面もかなり凝ったものになるなど，なにかと見どころの多いタイトルである。

「Remember Me」（「Capcom Unity」内関連エントリー）