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  • カプコン
  • 発売日:2014/08/07
  • 価格:パッケージ版:3990円(税別)
    アップグレード版:未定
    コレクターズ・パッケージ:4990円(税別)
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[COMIC-CON 2013]「ウルトラストリートファイターIV」のアレはいったいどうなるの? コスプレいっぱいのComic-Con会場で,小野Pに詳しく聞いてみた
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印刷2013/07/26 00:00

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[COMIC-CON 2013]「ウルトラストリートファイターIV」のアレはいったいどうなるの? コスプレいっぱいのComic-Con会場で,小野Pに詳しく聞いてみた

 北米時間の2013年7月19日,Capcom USAは,アメリカ・サンディエゴで開かれたイベント「COMIC-CON International 2013」(以下,Comic-Con 2013)にて,ストリートファイターシリーズについてのパネルセッション「Street Fighter!」を開催した。
 このセッションは,その名のとおりストリートファイターシリーズファンに向けた,さまざまな新情報を公開するというもの。カプコンの名物プロデューサー小野義徳氏も登壇し,同シリーズについて幅広いトピックが紹介されたのだ。

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 4Gamerでは,このイベントの模様を紹介すると共に,Comic-con会場で収録した小野氏(以下,小野P)へのインタビューをお届けする。とくに発表されたばかりのシリーズ最新作「ウルトラストリートファイターIV」AC / PS3 / Xbox 360 / PC)や,格闘ゲームシーンそのものについてなど,さまざまな話題のことを聞いているので,ストリートファイターファンはぜひチェックしてみてほしい。

パネルセッションでは小野Pのほか,司会者としてCapcom USAのFrancis Mao氏が,パネリストとして同じくCapcom USAのComboFiend氏などが登壇。ストリートファイターシリーズに関連するグッズの紹介なども行われた
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カプコン公認のファンメイドムービー「ストリートファイター:暗殺拳」(Street Fighter: Assassin's Fist)のクランクインが発表に。同作はイギリスのファンが制作した短編映画「Street Fighter: Legacy」の続編で,Kickstarterで製作資金の支援募集が行なわれていた(関連記事)。しかし,その後に民間の出資者が現れたため,クラウドファンディングを利用せずに製作されることに
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セッションでは,キャストがトレーニングに臨む風景や,撮影風景を映したトレイラーも公開された

「ウルトラストリートファイターIV」公式サイト



「ストリートファイターIV」シリーズプロデューサー
小野義徳氏インタビュー


「ストリートファイターIV」シリーズ総合プロデューサー 小野義徳氏
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4Gamer:
 お忙しいところお時間をいただき,ありがとうございます。EVO2013からComic-Conのパネルセッションまで,「ウルトラストリートファイターIV」(以下,ウルIV)についての情報がいろいろと公開されました。それらについて聞かせてください。

小野義徳プロデューサー(以下,小野P):
 はい。でも,言えることは大体,パネルセッションで言っちゃいましたけど(笑)。

4Gamer:
 細かい部分が気になっている読者も多いと思うので,そこは改めて質問させていただければと。まずComic-Conらしい話題から。今回のウルIVでは,アレンジコスチュームのデザインを,アメリカのUDON Entertainment(以下,UDON)が手がけるそうですね。

小野P:
 「ストリートファイターIV」シリーズの開発メンバーは,初代からずっと変わっていないので,デザイン的にも新しい風を取り入れたいと思っていたんです。そこで,シリーズのことをちゃんと分かっていて,しかもシリーズファンにも評判の高いUDONに白羽の矢を立てました。とくにComic-Conに来てくれるようなファンには,喜んでもらえるんじゃないかと。

4Gamer:
 公開されたデザインは新キャラの4名のみでしたが,日本でも人気の出そうなデザインで驚きました。スパ4のアレンジコスチュームは,これまでどちらかというとネタっぽいものが多い気がしていたのですが,今回のものはストレートにカッコ良いですね。カプコン側から,何かオーダーを出したりはしたんでしょうか。

UDONが手がけたアレンジコスチューム
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小野P:
 いやいや,UDONとは,もう10年以上も一緒に仕事をしている仲ですからね。彼らの好きにやってもらうのが,一番良いんです。だから僕らとしてもすごく楽な関係で。もちろん,攻撃が見づらくなるような衣装だと困りますから,最低限のディレクションはしますけど。

4Gamer:
 既存キャラクターにも,UDONデザインのアレンジコスチュームが用意されると考えていいのでしょうか。

小野P:
 その辺りは追々ということで(笑)。でも個人的には,UDONにはアレンジコスチューム以外にも,何か手がけてもらえたらと思っているんですよ。UDONが中心になって,色々なアーティストに参加してもらえるようになったら,キャラクターのファンには喜んでもらえるんじゃないかと。

パネルセッションのFAQタイムには,「ウルトラストリートファイターIVで,ザンギエフはどう変わるのか」との質問が。パネラーComboFiend氏が「EXバニシングフラットがヒット時にダウンするようになります」と答えると,質問者は「Yes! Thank you!」と大興奮
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4Gamer:
 おお,それは面白そうですね。期待しておきます。では次の質問に行かせてください。今回,キャラクターごとの性能の変化についても,いくつか発表されました。しかし,ゲームシステムそのものの変更については,今のところ触れられていません。ここが気になってる人は多いと思うのですが……システム面の変更については,予定されていないのでしょうか。

小野P:
 もちろん,考えてますよ。ウルトラと名前を変える以上は,名前を変えるに足るだけの手を加えるつもりです。っていうのが4Gamerさんに掲載されると,「そんなことしたらまたバランスが!」「やめろ小野!」みたいな反応が絶対出ると思うんだけど……。

(一同笑)

小野P:
 システム面の変更は,新旧のプレイヤーをシャッフルすることで,また新しい気持ちで楽しんでもらいたいという,今回のチャレンジの一つでもあるんです。それに一度出して終わりではなく,チューニングを重ねながら,できる限りパッチを出していきたいとも思っています。アーケードとコンシューマの両方でね。

4Gamer:
 本当ですか! だとすると,まだまだ長く遊べるタイトルになりそうです。ただそうなると,「ストリートファイターV」は当分なさそうな気配ですね。……あれ,そういえば,小野さんは以前,「ストリートファイターIVは“スーパー”で完結。“ウルトラ”は出しません」みたいなことおっしゃってませんでしたか?

小野P:
 4年ぐらい前の話ですね(笑)。「スーパーストリートファイターIV」のアーケード版が稼働した当初かな。いや実は,今回も「スーパーストリートファイターIV Ver.2014」みたいなネーミングで行く予定だったんですよ。

4Gamer:
 僕らも,てっきりそうなるものだと思ってました(笑)。

小野P:
 でしょう? ただ,Ver.2014になって,ゲームバランスがちょっと変わりました,だと,やっぱり華がないじゃないですか。じゃあ「ストリートファイター X 鉄拳」PS3 / Xbox 360)(以下,ストクロ)のキャラを追加しましょう,ということになったんです。

4Gamer:
 追加キャラ――ポイズン,ヒューゴー,エレナ,ロレントのことですね。でも実際のところ,キャラクターの再利用って,簡単にできるものなんですか? そもそもスパIVとストクロじゃあ,全然別のゲームですよね。

新キャラは全部で5名とのことで,残る1人が気になるところ。ストリートファイター初参戦のキャラとのことだが,パネルセッションのFAQでは,小野Pが「少なくともストライダー飛竜ではないです(笑)。あと『ASURA'S WRATH』のキャラクターでもありません」と答える一幕も
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小野P:
 これがねえ,その通りなんですよ。これ,皆さんが考えているほど使い回しできてないですから。せいぜいそのまま使えそうなのは,ボーンとモデリングデータくらいで。

4Gamer:
 やっぱり,そうなりますよね。

小野P:
 まあそれはともかく,当初の予定とは違ってキャラクターが増えることになり,それってつまり新規の人が入ってくるチャンスにつながることでもあるわけです。それならいっそ,名前から変えて,大きくアピールした方がいいだろうってことになりました。タイトルについては,「ああ。ウルトラやらないって言っちゃったなあ」って頭をよぎるものがありましたが,結局は「もう,俺が泥を被ればいいならそれでいこうよ」「気持ちが変わったって言えばいいんでしょ?」ってな感じに(笑)。

(一同笑)

4Gamer:
 それはある意味,4年前の小野さんの想像を超えるほど,多くの人に求められるシリーズになった,ということでもありますね。

小野P:
 そうですね。僕の経歴の中でも,メジャーバージョンアップなしに,ここまで長く続いたシリーズって,ストリートファイターIVが初めてなんです。しかも,今回のEVO2013を見てもらえば分かるように,プレイヤーの世代も入り乱れるようになりました。これって,2008年に初代アーケード版を出したときは,まったく想像していなかったことなんです。

4Gamer:
 あの頃の小野さんは,とにかく原点回帰,昔のプレイヤーに戻って来てほしいとおっしゃってました。でも,EVO2013で優勝したxian選手関連記事)の年齢は22歳。確かに世代を超えて遊ばれるタイトルになりましたね。それに格闘ゲームというジャンルそのものにとっても,2008年あたりは時代の変わり目だったように思います。

小野P:
 時代も良かったですね。動画サイトが普及して,さらにストリーミング配信もグッと身近になりました。小さなコミュニティが中心になって,プレイヤーさんが自分達でシーンを盛り上げてくれたことで,僕の想像を遙かに超えたスピードで拡散していったように思います。
 そうなると,わずか4年前の「ウルトラは出しません」って発言ですら,もう時代遅れなのかなと。僕自身がすごく驚いてますし,ここまで遊び続けてくれたプレイヤーの皆さんには,本当に感謝です。



次世代の格闘ゲームはどうなる?


4Gamer:
 ウルIV自体からは,少し話が離れるのですが,先ほど次世代機での開発の話がありました。ウルIVは現行機種向けのタイトルですが,次世代機に向けた格闘ゲームについては,どうお考えですか。……ちょうどPlayStation 4とXbox Oneが登場するタイミングということで,気になっている人も多いと思うのですが。

小野P:
 僕自身,ストリートファイターを“IV”というナンバリングで止めたくないと思ってます。ただ実現しようと思うと……次世代機向けのタイトルの開発には,すごい人数のスタッフと,すごい額のお金が必要なんです。お金についてはプレイヤーの皆さんも同じで,本体にソフトにアーケードスティックにって,たくさんの投資が必要になるでしょう。

4Gamer:
 確かにそのとおりだと思います。でもだからこそ,カプコンが手を上げないことには,格闘ゲームの競技シーンが,次世代機に移り変われないのでは,とも思います。

小野P:
 実はそれ,Evolution側からも同じことを言われました(笑)。とはいえ,まずはちゃんとプレイヤーと向き合っていける関係を,次世代機でも築く必要があります。それができ次第ですが「やりたいなあ」とは思っています。

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Evolutionだけでなく,Capcomは今後さまざまなe-Sportsイベントへの支援を行っていくという。2013年末に予定されているWorld Cyber Games2013との提携をはじめ,公式大会「Capcom Cup」も12月に実施予定だ
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これまで,こういったイベントへの協力にあまり積極的ではなかったというCapcomだが,2012年に行われた「Street Fighter 25th Anniversary Tournament」の成功を受け,方向転換が図られたとのこと

4Gamer:
 では,課金モデルについてはいかがでしょう。折しも「鉄拳レボリューション」「DEAD OR ALIVE Ultimate」PS3 / Xbox 360 / AC),「Killer Instinct」など,格闘ゲームにもF2P(Free to Play,基本プレイ無料)化の流れが来ているようですが。

小野P:
 格闘ゲームを競技スポーツの一種として見るなら,プレイヤー人口は多ければ多いほどいいわけで,最初にまとまったお金を払わなければならないというハードルを下げられるF2P化は,理想の一つだとは思います。だたその一方で,企業として開発費を担保できるか,という問いに対し,僕としてはまだ答えが見えてこないんです。
 だから,原田君(※バンダイナムコゲームス「鉄拳」シリーズプロデューサー)や,早矢仕君(コーエーテクモゲームス「DEAD OR ALIVE」シリーズプロデューサー)の様子を見ながら,もうちょっと考えたいなぁと(笑)。

4Gamer:
 答え,ですか。

小野P:
 商品としてのゲームを考えると,企業はどれだけお金をかけて作るのか,そしてプレイヤーはどれだけお金を払えるのかという,そのバランスが重要なわけです。例えばストリートファイターIIの頃なら,1プレイ100円,200円といった額でも開発費をまかなえましたが,今の時代,開発費はプレイヤーの皆さんが想像している以上になってしまって。僕としては,その帳尻をうまく合わせられるビジョンが見えていないんです。

4Gamer:
 なるほど。確かに「鉄拳レボリューション」も「DEAD OR ALIVE Ultimate」も完全新作ではなく,バージョンアップに近い立ち位置です。だからこそ,F2Pモデルというチャレンジが可能だったのかもしれません。

小野P:
 課金モデルについても考えるべきことは色々とあって。まず「鉄拳レボリューション」の仕組み――いわゆるアーケード式の課金モデルって,言ってしまえばすごく理不尽じゃないですか。

4Gamer:
 負けた人がお金を払い続けるという。

小野P:
 ええ。例えばトレーディングカードゲームだったら,お金を払うことで新しいカードが手に入るので,それによって強くなれるじゃないですか。でもアーケードの格闘ゲームでは,払った金額に対して,何も与えられない。ただ”強くなりたい”というモチベーションだけで,お金を払ってもらっているわけです。

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4Gamer:
 確かに,そういう見方もできますね。

小野P:
 格闘ゲームにおいて,お金を払うことで手に入る“何か”というのは,ずっと考えていることなんですよ。それがあれば,うまく回るようになるんじゃないかって。その試みの一つが,ストクロのジェムだったわけですが……。

4Gamer:
 ……EVOにおけるストクロのレギュレーション(※ジェムは初期設定のもののみ)を見ていても,あまり成功したとは言い難い状況です。これは個人的な意見ですが,コアなプレイヤーであるほど,気持ちよくお金を払える仕組みを欲しがっている気がします。ジャンルは違いますが,「League of Legends」(以下,LoL)なんかは,その辺りがうまいと感じられますし。

小野P:
 LoLはプレイヤーがお金を払いたくなる仕組みが,ゲームデザインの中にうまく組み込まれていて,それがうまいと感じますね。世界中のLoLプレイヤーが,そのサイクルを1000回ぐらい回して,「そろそろ新キャラクターがほしいな」と思い始める頃には,ちょうど新キャラの製作費が賄えている,という。格闘ゲームは,これまでそういう遊び方を想定してこなかった。

4Gamer:
 なるほど。そもそもMOBAであるLoLと格闘ゲームとでは,新キャラクターの開発にかかる費用も,大きく違うでしょうし。

小野P:
 今までのゲームデザインをなるべく崩さずに,どう気持ち良くお金を払ってもらうか――その最適なサイクルを考えるのが,今のところの僕の課題だと思っています。……あ,ちょっとマジメな話をしちゃいましたね(笑)。

4Gamer:
 いやいや,ありがとうございます。では最後に,「ヴァンパイア」の新作についても何かコメントをいただければ嬉しいのですが……。

小野P:
 ヴァンパイアは,「ヴァンパイア リザレクション」PS3 / Xbox 360,以下リザレクション)を発売したことで,日本での人気の高さを再確認できました。でも同時に,ワールドワイドで考えたときには,やはりパンチ不足なのも事実です。

4Gamer:
 それはセールス的な意味で,と考えて良いのでしょうか。

小野P:
 それもあります。ストリートファイターシリーズと比べてしまうと,海外でのヴァンパイアシリーズの人気というのは,どうしても一歩劣るんですよ。

4Gamer:
 確かにComic-Conの会場を見ていても,ストリートファイターシリーズはすごい人気ですね。コスプレイヤーもそこら中にいますし。いや,ヴァンパイアの人気がないというよりは,ストリートファイターシリーズが凄すぎるというべきなのかも……。

小野P:
 そうでしょう?(笑) なのでもう少し時間をくださいというのが正直なところです。リザレクションには,先日アップデートをしましたし,皆さんの情熱は凄く感じています。新しいヴァンパイアを世に送り出すための活動は続けてきますので,長い目で見守ってくれると嬉しいですね。

4Gamer:
 期待しています。本日はありがとうございました。

パネルセッション内で披露されたコスプレコンテスト“Mr. & Mrs. Street Fighter”の様子。参加者がそれぞれ決めポーズでアピールした後,カプコンのパネリスト達が上位を選出。さらに会場からの拍手によって,優勝者が決定された
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女性部門はやはり春麗人気が高い様子。中には子ども連れの春麗や,ちびっ子春麗の姿も……
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男性部門はリュウだけでなく,豪鬼やヤン,ダッドリーやロレントなど,幅広いコスプレが登場。写真右下は,赤ちゃん本田に百貫落としを喰らうお父さんリュウの図
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我こそはMr. Street Fighterと,行列を作る男性コスプレイヤー達の最後尾に,いつの間にやら謎のMr. Chun-Liが……。というわけで小野Pが登場。場を大いに盛り上げた
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小野Pが飛び入り参戦する中で行われた決勝戦では,Mrs. Street Fighterにはちびっ子春麗が,Mr. Street Fighterにはロレントが,それぞれ優勝に決定した
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