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ハロー!Steam広場 第119回:復讐に燃える荒野のボンバーマン「Bombslinger」
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印刷2016/08/02 12:00

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ハロー!Steam広場 第119回:復讐に燃える荒野のボンバーマン「Bombslinger」

画像集 No.002のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第119回:復讐に燃える荒野のボンバーマン「Bombslinger」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,ゲームがフリーズしたらディスプレイにお湯をかけて復帰を待つ上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第119回は,ボンバーマンから着想を得たという見下ろし型2Dアクションゲーム「Bombslinger」をメインに紹介しよう。爆弾をばら撒きながら荒野を駆け抜け,爆風を紙一重で避けるアクション性はまさにボンバーマン。広大なワイルドウェストを舞台に最大200人のプレイヤーがサバイバルを繰り広げる「Sunset Rangers」もあるので,お見逃しなく。



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妻を殺され怒りを爆発させたボンバーマンの復讐劇。見下ろし視点の2Dアクション「Bombslinger」


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 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回はブラジルのインディーズ系デベロッパ,Mode4が手掛ける見下ろし型2Dアクション「Bombslinger」を紹介しよう。

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 西部開拓時代を舞台にした本作は,荒野の悪党どもに愛する人を殺された主人公の復讐劇を描く作品だ。銃の扱いに長けた者のことをガンスリンガーと呼ぶが,この主人公の二つ名は少々変わっている。それが本作のタイトルであるボムスリンガーであり,主人公は銃ではなく爆弾を使って悪党どもと戦うのだ。

 見下ろし型の2Dアクションで,爆弾を使って戦う。このワードで,すでにピンときた読者もいるかと思われるが,ひとまず以下のスクリーンショットを見てほしい。

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 うむ,これはボンバーマンである。よく見ればデベロッパのゲーム紹介文にも,「A Bomberman-inspired Wild West action game with bombs!」と書かれており,このゲームがボンバーマンから着想を得た作品であることは間違いない。
 実際にプレイしてみると,爆弾をばら撒きながらフィールドを駆け抜けていく爽快感や,画面中を埋め尽くす爆風を紙一重で避けていく緊張感は,なるほど,ボンバーマンそのものである。90年代のゲームっぽいドットグラフィックスも良い味を出しており,「みそボンのやまちゃん」と呼ばれていたあの頃を思い出させてくれる――ような気がしなくもない。

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 筆者の異名はさておき,このゲームのシングルプレイはローグライクな作りになっており,ローカルでの4人対戦は製品版で実装される予定だ。シングルプレイでは,爆弾の威力を強化するアイテムや特殊ボムを拾いながら,ステージ上にいる敵勢力を片っ端から爆殺していくことになる。一度死亡すると初めからやり直しなうえ,ステージはランダムな自動生成なので,前回の失敗をふまえることもできないため,難度はなかなか高めだ。

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 宝箱から出現する特殊ボムは,自分のタイミングで爆発させたり,遠くに投げて爆発させたりと,その性能はさまざま。なかには,初めから最大火力というボムも存在するのだが,必ずしもそれが使いやすいとは限らない。悩ましいことに,本作では一度に1種類のボムしか持てないので,どのボムを相棒にするかは攻略における重要なカギといえるだろう。

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 現在実装されているのは,チャプター2のDEAD VALLEYまで。プレイヤーは,クリアするまでに各チャプターで計4体のボスと対決することになる。ボス戦では,相手の行動パターンをしっかりと観察して,隙ができたところに爆風を叩き込むといった戦法が有効だ。ボスを倒すとHPがフル回復するので,たとえ残りHPが1でも諦めてはいけない。

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画像集 No.015のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第119回:復讐に燃える荒野のボンバーマン「Bombslinger」 画像集 No.016のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第119回:復讐に燃える荒野のボンバーマン「Bombslinger」

 ボリュームとしては2時間ほどでクリアできる内容なのだが,ステージが自動生成であるため,毎回新鮮な気持ちでプレイできる。ボンバーマンが好きな人であれば,繰り返し楽しめるはずだ。製品版にアップグレードされれば対戦ツールとしても機能するようになるようなので,興味のある人はぜひ遊んでみてほしい。


「Bombslinger」Steamストアページ(1180円)



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広大なワイルドウェストを舞台に最大200人のプレイヤーがサバイバルを繰り広げる「Sunset Rangers」


 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回はブラジルのインディーズ系デベロッパ,9heads Game Studiosが手掛ける「Sunset Rangers」を紹介しよう。

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 Bombslingerに続き,これまたウェスタンなゲームである本作は,最大200人のプレイヤーが協力・敵対しながらサバイバルを繰り広げていくオープンワールド型のオンラインアクションゲームだ。ゲーム内では,地形や武器だけでなく,発生するイベントまでもがランダム生成となっており,サーバーごとにまったく異なるゲーム体験が可能だという。

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 PvEとPvPが混在しているので,ワイルドウェストを生き抜くためには誰が敵で誰が味方なのかを見極める必要がありそうだ。さっきまで仲良く一緒に行動していたプレイヤーが,レアアイテムを見つけた瞬間に殺しにかかってきた,……なんてことはDayZで何度も味わってきた光景である。
 ただこのゲームでは,ほかのプレイヤーを殺すと賞金首になってしまうという,西部開拓時代らしい要素も用意されているようだ。

 ランダムに発生するイベントのなかには,何十人ものプレイヤーが協力しなければ倒せない巨大ワームに挑むといったものもあり,イベントを追いかけているだけでも十分楽しめそうな雰囲気である。

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 そんな本作はすでにGREENLIGHTを通過しており,現在はα版をアーリーアクセスとしてリリースするための準備をしているとのこと。西部開拓時代が好きな人には刺さりそうなタイトルなので,興味があればフォローしておくといいだろう。


「Sunset Rangers」GREENLIGHTページ

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