「ファイアーエムブレム 風花雪月」の追加コンテンツ第4弾サイドストーリー「煤闇の章」が本日より配信。Ver.1.2.0更新データも

　任天堂は，Nintendo Switch用ソフト「ファイアーエムブレム 風花雪月」に向けた追加コンテンツ第4弾サイドストーリー「煤闇の章」の配信を，本日（2020年2月13日）開始した。煤闇の章は，ニンテンドーeショップで販売されている「ファイアーエムブレム 風花雪月 エキスパンション・パス」（税込2500円）を購入することで楽しめる。
　合わせて，Ver.1.2.0無料更新データの配信も開始（リンク）。条件を満たせばレアに贈り物・落とし物を渡したり，お茶会に誘えたりするなど，いくつか“できること”も増える更新だ。


　煤闇の章では，ガルグ＝マクの地下に広がる「アビス」を舞台に，歴史の陰へと消えた伝承を巡る物語が描かれる。担任を持たない第4の学級「灰狼の学級」（ヴォルフクラッセ）が登場するサイドストーリーだ。

灰狼の学級 ユーリス

灰狼の学級 コンスタンツェ

灰狼の学級 バルタザール

灰狼の学級 ハピ

　煤闇の章のセーブデータは本編の進行状況を引き継がない，独立したものとなっている。さまざまな制約のある中で，緊張感あふれる戦いを楽しめるのである。

　たとえば，本編ではユニットの「技能」を育てて資格試験に合格させることで，好みの兵種に就かせられるが，煤闇の章には技能の育成や資格試験がない。ゲーム開始時から各ユニットはそれぞれ定められたいくつかの兵種の資格を持っており，その中で兵種を変更できる。技能が成長しないため，スキルや戦技もあらかじめ習得しているものの中から選ぶ形となっている。


　そのほか，本編では節（月）末の課題出撃に向けて，「散策」「出撃」など週末の過ごし方を自分で決めてユニットの育成やパラメータの底上げなどを行うことが可能だが，煤闇の章の各エピソード（Ep.）は節による区切りではなく，イベントパートと戦闘パートで構成されている。
　物語が進むなかで時折，アビス内部を自由に歩き回れる機会があり，そこで生徒やアビスに住む人々と話したり戦闘の準備をしたりする。アビス内のお店は自由に利用できるが，煤闇の章で獲得できる資金や鉱石には限りがあるので，“やりくり”を考えるのも重要となりそうだ。

鍛冶屋で必要な鉱石は，煤闇の章開始時と戦闘勝利時に入手できるほか，巨大な敵をアーマーブレイクすることでも入手可能

　また煤闇の章のEp.1をクリアすることで，灰狼の学級の4名が本編第一部に登場するようになったり，本編で新たな4つの兵種が解放されたり，本編の「散策」時にアビスに行けるようになったりと，いくつか本編への影響もある。この点も頭に入れておきたい。

アビスにいる「顔役」に話しかけると，名声値を使ってアビスに人を集めてもらえる。人が集まることで，新たなクエストやアクティビティが解放される仕組みだ

「異教の祭壇」では，供物を捧げて名声値を得たり，名声値と引き換えにした“取引”が可能

顔役に人を集めてもらうことで利用できるようになる「がらくた置き場」。一節に一度だけ，地下の住人が捨てたアイテムを拾える

顔役に依頼すると，士官学校の元教師だという人物がアビスに現れる。話しかけると，主人公と行動を共にしたことによって仲間達がどれだけ成長したかを診断してくれる

第二部で顔役に依頼すると，アビスに占星術師がやってくる

第二部で顔役に依頼すると，アビスの書庫に関連するクエストが発生。達成すれば，地下書庫の書物を読めるようになる

こちらは新兵種。特級職 トリックスター

特級職 ダークペガサス

特級職　バトルモンク/バトルシスター

特級職 ヴァルキュリア

煤闇の章のEp.1クリア後，アンナを仲間にしていれば，自室で専用衣装「戦う商人の服」に着せ替えできるようになる

「ファイアーエムブレム 風花雪月」公式サイトのサイドストーリー「煤闇の章」紹介ページ