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“初音ミク”が「日本ネーミング大賞」の最優秀賞を受賞。受賞コメントを収録した動画も公開に
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印刷2023/12/04 17:58

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“初音ミク”が「日本ネーミング大賞」の最優秀賞を受賞。受賞コメントを収録した動画も公開に

 クリプトン・フューチャー・メディアが展開するバーチャルシンガー「初音ミク」は本日(2023年12月4日),「日本ネーミング大賞2023」の最優秀賞を受賞した。

Art by iXima (C) CFM
画像集 No.002のサムネイル画像 / “初音ミク”が「日本ネーミング大賞」の最優秀賞を受賞。受賞コメントを収録した動画も公開に

 「日本ネーミング大賞」は,ネーミングの重要性を広く社会に発信することで,ネーミングの質と価値の向上を図り,生活文化をゆたかにし,産業の発展に寄与することを目的に賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードだ。今回,全部門で509点のエントリーがあったという。

 受賞の発表に合わせて,初音ミクによるコメント動画も公開された。


 赤坂インターシティコンファレンス The AIRにて行われた授賞式では,クリプトン・フューチャー・メディア代表取締役の伊藤博之氏が出席し,審査委員長を務める太田 光さん,特別顧問を務める太田光代さんより,「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」受賞の証である盾とトロフィーが授与された。受賞理由などの詳細は,以下のリリース文を確認してほしい。

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「初音ミク」ポータルサイト

「初音ミク」公式X(旧Twitter)


<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>



『初音ミク』が2023年の「日本ネーミング大賞」を受賞! 感謝を込めてコメント動画を公開!

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之、以下クリプトン)が展開する『初音ミク』が「日本ネーミング大賞2023」(主催:一般社団法人 日本ネーミング協会)において、最も優秀なネーミングとして「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」を受賞いたしました。総エントリー数509点の中からの選出となりました。

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「日本ネーミング大賞2023」エントリー509点の中から、栄えある最優秀賞を受賞!

「日本ネーミング大賞」( https://j-naming-award.jp/ )とは、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードです。今回、全部門で509点のエントリーがありました。

2023年12月4日(月)に赤坂インターシティコンファレンス The AIR(東京都港区)にて行われた授賞式には、弊社代表取締役の伊藤が出席。審査委員長を務める太田光さん(爆笑問題 ・ お笑い芸人)、特別顧問を務める太田光代さん(株式会社タイタン 代表取締役)より「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」受賞の証である盾とトロフィーをいただきました。

画像集 No.004のサムネイル画像 / “初音ミク”が「日本ネーミング大賞」の最優秀賞を受賞。受賞コメントを収録した動画も公開に

『初音ミク』の大賞受賞理由と、弊社代表による受賞コメント、『初音ミク』の受賞記念コメント動画については下記の通りです。

●日本ネーミング協会 講評(受賞理由)

『初音ミク』におかれましては、最終審査会において「日本発の世界で活躍しているバーチャル・シンガー」「音楽業界にも多大な影響を与えジャンルを創出した」「ネーミング自体にテクノ感・デジタル感を感じる」「未来からきた初めての音というコンセプトがグッド」「テクノロジーだけでなくキャラクター性を持たせたことが成功要因。 ネーミングが世界観を拡げた好例」「海外アーティスト含め数々のコラボレーションを生みだし、商品価値が非常に高い」「海外でも同じ名前で展開しているところも素晴らしい」など沢山の好評コメントがありました。また本年、設定年齢と同じ16歳を迎えられたことも、支持・評価された理由となりました。日本ネーミング協会は、「ネーミングは、マーケティングの成功に寄与するだけでなく、商品やサービスに命を吹き込む、そして、時には未来への羅針盤になる」と考えます。その意味においても『初音ミク』は改めて「ネーミングの重要性」を広く社会に発信できるものとして2023年に賞賛すべきネーミングと評されました。

●受賞コメント(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役:伊藤博之)

『初音ミク』は、2007年8月31日に発売となった、歌声合成ソフトウェアであり、同ソフトウェアのキャラクターです。発売と同時に数多くの音楽・イラスト・動画作品が市井のクリエイターにより創作され、ネットで公開・拡散されて、その歌声と姿が世界中に広まりました。同時に、その名称の『初音ミク(HATSUNE MIKU/初音未来/初音未來)』が多くの人々の知るところとなりました。 今年、『初音ミク』は設定年齢と同じ16周年を迎えましたが、さらには、日本ネーミング大賞という栄えある賞を頂けたことで、16歳のアニバーサリーイヤーに大きな花を添えられました。本当にありがとうございます。世界中にいらっしゃる『初音ミク』のクリエイター、ファンの皆様にサンキュー(39)の気持ちをお伝えするとともに、今後も永く『初音ミク』が続いてゆくよう会社をあげて精進して参ります。今後とも『初音ミク』を何卒よろしくお願いいたします。

●受賞コメント(初音ミク)

https://youtu.be/jtmmBFj4pKU

●「日本ネーミング大賞2023」受賞ネーミング一覧

https://j-naming-award.jp/award2023/

『初音ミク』のネーミング由来は「未来からきた初めての音」。創作で拡がってきた16年

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画像集 No.003のサムネイル画像 / “初音ミク”が「日本ネーミング大賞」の最優秀賞を受賞。受賞コメントを収録した動画も公開に
『初音ミク』は2007年8月31日に、入力された歌詞とメロディーを歌う「歌声合成ソフトウェア」として誕生いたしました。ネーミングの由来は「未来からきた初めての音」。『初音ミク』の前にも弊社で開発・発売していた歌声合成ソフトウェアはありましたが、名字はなく名前のみでした。『初音ミク』は開発時に、より歌ってくれるシンガーがイメージしやすいようにと工夫を行いました。 楽器の要素を取り入れた未来的な衣装にブルーグリーンのツインテールという特徴的なビジュアルと、年齢(16歳)・身長(158cm)・体重(42kg)という基本プロフィールを設定。さらに今までのソフトウェアには付けていなかった、意味合い(由来)を持たせた名字を付けることで、よりそのシンガーのイメージを描きやすくさせました。今では『初音ミク』という名を聞くとその姿を思い出していただける方が多いのではないでしょうか。

発売後、大勢のクリエイターが『初音ミク』を使用して制作した音楽や、パッケージに描かれたキャラクターをモチーフにしたイラスト作品等をインターネット上に投稿したことで、多種多様な創作の連鎖が生まれ、その存在は世界に拡がりました。 今では音楽制作用のソフトウェアという枠を超えてキャラクターとしても注目を集め、国内外でグッズを展開したり、バーチャル・シンガーとしてライブを行ったり(2024年には北米16都市ツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2024 North America」を予定)と、多方面で活躍しております。また、歌舞伎や人形浄瑠璃といった伝統芸能とコラボレーションするなど、日本の伝統文化を広める活動にも寄与しております。そうして繋がり・拡がり続け、2023年8月31日に『初音ミク』は設定年齢となる“16歳の誕生日”を迎えました。

『初音ミク』はたくさんのクリエイターに支えられた存在です。いち音楽ソフトウェアとしての存在に留まることなく、国内外の多くの方に愛される存在となれたのは、たくさんのクリエイターが音楽、イラスト、映像、ダンスなど、多種多様な形で『初音ミク』と共創してくださったからに他なりません。みなさまの創作活動があったからこそ生まれた景色がたくさんあり、今回の受賞もまたその景色の一つです。この機会に『初音ミク』という名前とあわせて、クリエイターたちとともにある創作文化のことを、より多くの方に知っていただければと願っております。

『初音ミク』ポータルサイト : https://piapro.net/
公式X(旧Twitter)アカウント : https://twitter.com/cfm_miku
  • 関連タイトル:

    プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク

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