麻薬王として暗躍するアウトローな経営シム「Cartel Tycoon」のアーリーアクセス版がリリース。ローンチトレイラーも公開

　tinyBuildは，ロシアのサンクトペテルブルクを拠点にするMoon Mooseが開発する経営シミュレーション「Cartel Tycoon」のアーリーアクセス版を2021年3月18日にリリースし，そのローンチトレイラーを公開した。

Steamの「Cartel Tycoon」ストアページ

　「Cartel Tycoon」は，1980年代のラテンアメリカで麻薬カルテルを運営する麻薬王となり，マリファナ，コカイン，メスフェタミンなどの栽培や製造，運搬から密輸までを複数の部下を使って行っていくという，アウトローなシミュレーションゲームだ。拠点になりそうな近隣の町では札束をはたいて政治家を買収し，ライバルギャングを蹴落として巨大なネットワークを作り出していくことになる。


　しかし，CIAや地元警察がプレイヤーの悪事を嗅ぎ付けて，急襲してはビジネスを破壊してしまったり，逮捕されて監獄送りになったり，ライバルギャングから攻撃を受けたりすることもある。主人公である麻薬王も命を落としてしまうが，そんなときは資金だけを持ってカルテルごと移動させ，新たな場所で有能な部下をリーダーに据え，再興を図っていくという“スクラップ＆ビルト”型の経営シムになっているのがユニークな点だ。


　「Cartel Tycoon」は，Steam（リンク）に加えて，Epic Gamesストア（リンク）や，GoG.com（リンク）でアーリーアクセス版が販売されており，いずれのサイトでも現在は10％オフで購入できる。日本語はサポートされていないが，興味のある人は挑戦してみるとよいだろう。

「Cartel Tycoon」公式サイト