「終のステラ」の配信がSteamで開始。人間になりたい少女型アンドロイドとの遥か空の先を目指す旅を描いたキネティックノベル

　ビジュアルアーツは2023年9月26日，PC用ソフト「終のステラ」の配信をSteamで開始した。価格は1980円（税込）だが，リリース記念セールで10月3日まで10％オフの1782円（税込）で購入できる。


　本作は，同社のゲームブランド・Keyが開発したキネティックノベルで，シナリオを田中ロミオ氏，イラストをSWAV氏が担当している。2022年9月30日にDLsiteやDMM GAMESなどでPC版が，今年の4月21日にはスマホ版（iOS/Android）が配信されている。


　舞台となる地球は，シンギュラリティを起こした機械群に支配されており，人々は息を潜めて，生き長らえている。そんな世界で運び屋として生きるジュード・グレイのもとに舞い込んできたのは，シンギュラリティ機械群の影響を受けない少女型アンドロイド・フィリアの輸送依頼だ。ジュードは，天真爛漫で世間知らずなフィリアの行動に振り回されながらも，一緒に旅をすることになる。
　フィリアは生まれたときから「人間になりたい」と主張しており，旅の間も，幾度となく人間になりたいと口にする。遥か空の先にたどり着けば，アンドロイドは人間になれるという話があり，略奪を繰り返す人間から逃げたり，機械群が闊歩する危険地帯を通り抜けたりしながら，2人は旅の終わりを目指す。

　体験版が公式サイトなどで公開されているので，気になっている人は，まずはそちらで本作の雰囲気を掴もう。

「終のステラ」公式サイト