紙人形劇ホラーADV「Paper Ghost Stories: Third Eye Open」，デモ版と最新トレイラーが公開に

　コーラス・ワールドワイドは，マレーシアのCellar Vault Gamesが開発を行うホラーアドベンチャーゲーム「Paper Ghost Stories: Third Eye Open」（以下，Third Eye Open）のデモ版の配信をSteamで開始し，最新トレイラーを公開した。

Steamの「Paper Ghost Stories: Third Eye Open」ストアページ

　「Third Eye Open」は，周囲にいる亡霊が見えるという能力を持つ少女ティン（Ting）が主人公のADVだ。ティンは，平穏を願う亡霊のシュウ（Xiu）と出会ったことをきっかけに，現実と霊界のさまざまな問題や謎を解き明かしていくことになる。ティンとシュウの間には不思議な友情も芽生えていくが，ティンは次第に自分の持つ能力が贈り物なのか，呪いであるのかを実感していくことになるという。いわゆる“カミング・オブ・エイジ”（子供から大人になっていく過程）的なストーリーも味わえるようだ。


　ペーパークラフトで作り出したジオラマの世界に，紙から切り抜いたようなキャラクターやオブジェクトを配置する，紙人形劇のような独特のアートスタイルが目を惹く「Third Eye Open」。これまでいくつかのホラー系ゲームを開発してきているCellar Vault Gamesの作品の中でも，Paper Ghost Storiesという一連のシリーズの最新作という位置づけになっているようだ。


　「Third Eye Open」のSteamストアページの情報では，インタフェースと字幕が日本語化される予定であるのも嬉しいところ。興味のある人は，デモをプレイしてみてほしい。


　また，2020年にコーラス・ワールドワイドからリリースされている「Paper Ghost Stories: 7PM」が，5月12日までの期間限定で75％オフの130円（税込）で販売（リンク）されている。こちらは英語のみのサポートになっているが，Third Eye Openのデモと合わせてプレイして，“紙人形劇ホラーアドベンチャー”を楽しんでみるのもよさそうだ。

「Paper Ghost Stories: Third Eye Open」公式サイト