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[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露
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印刷2011/06/07 00:00

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[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露

 Cooler Masterは,COMPUTEX TAIPEI 2011で,ゲーマー向けブランド「CM Storm」の新モデルなど,未発表の製品をいくつか公開していた。


メカニカルキーボード「Trigger」と

リアル5.1chヘッドセット「Sirus」


Trigger
画像集#002のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露
 最初に紹介する「CM Storm Trigger」(以下,Trigger),ZF Electronicsのメカニカルキースイッチを採用する,USB接続のワイヤードキーボードだ。
 展示されていた試作機で実際に押下してみた限り,いわゆるCherry茶軸を採用しているようだったが,Cooler Masterの担当者いわく「最終製品でどの軸を採用するかはまだ決まっていない。北米の報道関係者からは青軸を強くプッシュされた」とのことで,まだどうなるかは分からない。4Gamerとして,「ゲーム用途に強くフォーカスするなら茶軸でしょう」と意見を述べておいたが,さてどうなるだろうか。

キーの並びはステップスカルプチャ方式。標準で大型のパームレストが付属する
画像集#003のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露 画像集#004のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露

[W/A/S/D]キーとマクロキーのみ点灯させたところ
画像集#005のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露
 ところで,写真を見てもらえれば分かると思うが,Triggerは,フルキーボードの左端に,[M1]〜[M5]のマクロキーが並ぶデザインとなっている。キーには赤色LEDバックライトが埋め込まれており,全体点灯,全体消灯,[W/A/S/D]およびマクロキーのみ点灯の3パターンから選択でき,さらに点灯時は明るさを4段階から選択可能だ。
 ちなみにマクロキーの設定内容はキーボード本体側のフラッシュメモリに登録できるそうで,同ブランドのマウス製品同様,登場となれば物議を醸しそうである。

画像集#006のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露
バックライトの光らせ方や明るさは[Fn]キーとファンクションキーの組み合わせで変更可能
画像集#007のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露
USBハブ機能は3ポート搭載。とくに説明はなかったが,セルフパワーでも動作する模様

Sirus
画像集#008のサムネイル/[COMPUTEX]Cooler Master,開発中のゲーマー向けキーボードやヘッドセットなどを披露
 お次は「CM Storm Sirus」(以下,Sirus)。リアル5.1ch出力対応のヘッドセットである。USB接続のサウンドデバイスとアナログ接続ヘッドセットのペア製品となっており,手元に引き出したサウンドデバイスのダイヤルによって,主音量だけでなく,チャネルごとの音量を調整できるのが特徴となっている。

 「リアルマルチチャネルサラウンド対応ヘッドセット/ヘッドフォンに当たりなし」のジンクスを打破できるのか。こちらもいまのところは試作機だそうなので,今後のブラッシュアップに期待したいところだ。

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片耳ごとに4基のスピーカーユニットを搭載。イヤーパッドは標準で2種類が同梱となり,好みに合わせて付け換えられる
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USBサウンドデバイス(左)。デザインは好みがあるとはいえ,LEDインジケータが写真向かって右に進むと音量が上がる仕様のため,ダイヤルを左に回すと音量アップ,右でダウンになっていたのはいただけない。これは修正の必要があるだろう。右はUSBサウンドデバイスとヘッドセット本体とをつなぐDIN端子


CPUクーラーやモバイルバッテリーなども展示


 CM Storm以外では,最終製品名ではなく,開発コードネームのまま展示されていた「Project S600」「Project V-A2」が目を引いた。

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Project S600
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Project V-A2

ハニカムっぽい構造を採用したフィン部のクローズアップ
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 まずProject S600は,ハニカムっぽい構造を採用したアルミ製のフィンと,6本のヒートパイプとを組み合わせた大型のCPUクーラー。TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)200W超級のCPUまでサポートしつつ,サイズは157(W)×114(D)×163.5(H)mmと,比較的小さくまとめられている。
 面白いのは,天板部や背面部にしっかりとした排気ファンを持つPCケースと組み合わせたとき効果を発揮できるよう,CPUに接触するヘッド部と,フィン部との間に角度が付けられており,熱を斜め上へ吹き上げるような設計になっていることだ。

ヘッド部とフィン部が傾いたデザインを採用。一般的なPCケースに取り付けると,右のようなイメージになるという
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 もう1つのProject V-A2は,120(W)×120(D)×59(H)mmという,背の低さが特徴的なCPUクーラーだ。4本のヒートパイプを採用するだけでなく,PWM制御によって回転数が500〜1600rpmの間で制御され,最大エアフローは56.1CFM(Cubic Feet per Minute,立方フィート毎分)を実現するという薄型ファン「XtraFlo 120」との組み合わせにより,小型の筐体内においても十分な冷却能力を確保できるという。

Mini-ITXマザーボードに取り付けられた状態でのみ展示されていたProject V-A2。120mm角ファンを搭載するため,マザーボードのレイアウトによっては干渉しそうである。なお,取り付けはバックプレート利用型
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 そのほか,電源ユニットやモバイルバッテリーなど,いろいろ見かけたので,そのなかから興味深いものを,以下,写真メインでお届けしたい。

「Hyper 612S」。大型のアルミフィンと大口径のヒートパイプを6本搭載したハイエンド市場向けモデルで,220W TDPに対応するという。標準装備の120mm角ファンは,回転数が900/1300rpmの2段切り替えになっている。Cooler Masterは,静音性にも配慮した高性能クーラーとして訴求する
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80 PLUS Gold認証を取得したプラグイン型1050W電源ユニット「Smart Pro Hybrid 1050W」。出力が20%を超えるまでは内蔵する135mm角のファンを動作させないことで静音性を高めている。また,5インチベイに取り付けられるファンコントローラが付属し,内蔵ファンだけでなく,PCケース内のファン回転数も制御できるという。なお,850Wモデルも用意される
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Choiixブランドのポータブルバッテリーシリーズ「Power Fort」では,タブレット端末にも対応できるよう,バッテリー容量を20Whに高めた「Power Fort 20 Whrs」を追加する。88(W)×112(D)×16(H)mm,130gという,やや大きめのバッテリーユニットで,iPadなどのタブレットで7.5時間,一般的なスマートフォンで15時間の駆動を行えるという。また,バッテリーの大容量化に伴い,本製品1台で同時に2デバイスへ給電できるように,USB出力ポートは5V/2.1Aと5V/1Aの2系統が用意されている。バッテリー残量インジケータ付き
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CM Storm公式Webサイト(英語)
Cooler Master公式Webサイト

COMPUTEX TAIPEI 2011取材記事一覧

  • 関連タイトル:

    Cooler Master(旧称:CM Storm)

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