結のほえほえゲーム演説：第178回「『ヴァルキリープロファイル−レナス−』，年末年始に刻め！　神技ニーベルン・ヴァレスティ！」

「ゲームゲノム」の平元Dからいただいた番組Tシャツです

　ごきげんよう。タレントとして活動しております，結です。

　先日放送されたNHK総合「ゲームゲノム」第9回，ご覧いただけたでしょうか（関連記事）。戦時下の民間人が主役の，戦わない戦争ゲーム「This War of Mine」（PC / PlayStation 4 / Xbox One / iOS / Android）を，このタイミングで扱うことは，大きな意味があることだと信じていましたが，まさにゲームを扱うメディアが次のステージにいくキッカケになるような，そんな素晴らしい番組だったと思います。出演させていただけたことに，心から感謝いたします。この想いを胸に，これからも頑張っていきたいですね。


　いやはや師走真っ只中ですね。ありがたいことにお仕事でバタバタしておりまして，新しいゲームを始めるタイミングに悩んでおります。もうすぐ年末年始。朝から晩までゲームやっていいよと世の中で定められている数日間がやってきます（え？　そうですよね？　違うんですか？）。年がら年中ゲームをやってる私ですが，堂々と胸を張ってぐうたらできる日々がやってくるってわけです。さて本日は，そんな年末年始にプレイしたいゲームをご紹介しましょう。

「ヴァルキリープロファイル −レナス−」

　1999年発売のシリーズ第1作「ヴァルキリープロファイル」をベースに，追加要素を加えて2006年にPSP向けに発売されたのが，「ヴァルキリープロファイル −レナス−」。これがPlayStation 5とPlayStation 4向けに移植されたということで。シリーズファンとして久しぶりにプレイせざるをえないですね。


　主人公が死に瀕している魂の声を感じるとイベントが発生し，その人物の生前の様子と，死に至る過程を経て仲間に加わっていくのですが，このエピソードがね，重くて切ないものばかりなんですよ。何も悪くないのにかわいそうな目に遭っている人もいれば，今の時代ではなかなかお目にかかれないようなやべえ奴もいます。男女問わず中年キャラが魅力的なのも本作の特徴ですね。


　ただでさえ北欧神話モチーフというオタク心をくすぐる世界設定ですが，やはりヴァルキリープロファイルの魅力といえば決め技のセリフ&大魔法の詠唱のカッコよさでしょう。

　「その身に刻め！　神技ニーベルン・ヴァレスティ！」
　「我焦がれ誘うは焦熱への儀式，其に捧げるは炎帝の抱擁！　イフリートキャレス！」
　「汝，その諷意なる封印の中で安息を得るだろう　永遠に……儚く！　セレスティアルスター！」


　カッコ良すぎるだろ!!　学生時代，公式や英単語はろくに覚えないくせに詠唱セリフは丸暗記したので今でもスラスラと出てきます。同じ魔法を唱えてもキャラによって印象が変わるのがたまらないんですよね。永遠を「とわ」と読むキャラがいたり「えいえん」と読むキャラがいるのも個性が出ていて好きでした。久々に詠唱しながらプレイしてみたいと思います。

最近プレイしているゲーム（2022/12/24）
Steam:「Among Us」
PlayStation 4：「ソウルハッカーズ2」
Nintendo Switch：「スプラトゥーン3」
メガドライブミニ2：「パーティークイズ MEGA Q 2022」
PC：「インペリアル サガ エクリプス」
iOS：「ロマンシング サガ リ・ユニバース」
iOS：「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」
iOS：「ゴッドフィールド」

■■結（女優・タレント）■■
女優・タレントとして活動中。国内映画祭にて主演女優賞を多数受賞。幼少期からのゲーム好きが高じ，数多くのゲーム番組でMCを務め，イトキチ（糸吉）の愛称で親しまれている。

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