「The Ascent」の発売は7月29日。サイバーパンク世界を舞台にした見下ろし型のアクションRPGで，日本語にも対応

　イギリスのゲームパブリッシャであるCurve Digitalは現地時間の2021年5月18日，スウェーデンのNeon Giantが開発する見下ろし型視点のアクションRPG「The Ascent」を7月29日にリリースすると発表し，最新トレイラーを公開した。対応機種はPCおよびXbox Series X，Xbox Oneで，海外での価格は29.99ドル（Steamでは税込3980円）。Steamのストアページによれば，インタフェースとテキストが日本語に対応している。

「The Ascent」公式サイト

　コンシューマ機版の日本での展開は発表されていないが，海外では予約受付が始まっており，Steamでは8月5日までの期間限定で10％オフのセールが実施されている。Xbox Game Passでもプレイできるとのこと。


　「The Ascent」の舞台となるのは巨大企業The Ascent Groupが支配するメトロポリス。開発のNeon Giantは，いわゆる「サイバーパンク」にインスパイアされたとしており，プレイヤーは，さまざまな言語が入り交じる原色のネオンサインがきらめき，同時に荒廃した雰囲気の漂う都市を自由に移動してミッションをこなしたり，探索したり，戦ったりする。
　基本は古典的なストーリードリブンのRPGで，敵を倒したりすることで手に入るサイバーウェアやオーギュメントを使って，プレイヤーキャラクターを強化していくことも可能だ。The Ascent Groupが突然崩壊してしまったことで無法地帯に陥った都市で，事件の背後にある陰謀を暴いていくという。


　掲載したスクリーンショットやトレイラーにもあるように，マップには高低差があり，こうした環境を駆使して戦っていくことが重要になる。ソロのほか，最大4人のプレイヤーによるCo-opも用意されている。ベテラン開発者達が立ち上げたNeon Giantは，総勢12人という小さなスタジオ。彼らの初の作品となる「The Ascent」が気になる人は，発売を楽しみにしよう。