ビーバーたちによる都市建設シム「Timberborn」に無料アップデート第1弾が登場。採掘や水車関連の新施設，さらには泥風呂などが追加に

　ポーランドのMechanistryは，2021年9月のローンチ以降，高い評価を維持している都市建設シム「Timberborn」の大型アップデート第1弾を配信した。

Steamの「Timberborn」配信ページ

　「Timberborn」は，人間が消滅して荒廃してしまった世界において，知性を持ったビーバーの集団が町作りを行っていくという設定のシミュレーションゲームだ。プレイヤーは，自然に優しい「フォークテイル」，もしくは働き者集団の「アイアン・ティース」の2つの種族を選んでプレイする。木造建築と水力を中心にした住居や工業施設を作ったり，ダイナマイトで掘削して荒野に水を送り込んで農地を増やしたり，たびたび発生する洪水や干ばつに耐えたりしながら，仲間を増やして生活と生産が安定した町を作り上げていく。

　今回リリースされたアップデートでは，より長期的なプレイが可能になるよう，エディタを使ったマップ制作時に，「地下廃墟」（Underground Ruins）がフィーチャーされたことに伴い，さらに多くのメタル資源が獲得できるよう「採掘所」（Mine）や，「鉄鉱炉」（Smelter）などが追加されている。


　また，水を高地へと運ぶための「機械式ポンプ」（Mechanical Water Pump）や「水車」（Water Wheel）と，そのバリエーションが加えられるなど，ファンの要望が多かった施設を中心に増やされている。


　さらに，成長は遅いが木材と共に食料の収穫が可能な「クリの木」（Chestnut Tree）やいくつか水生植物，そして新しい生成が可能になる「マツの木」（Pine）と「メープル」（Maple）なども追加されている。これに伴いグリル，製粉，パン屋などがアップデートされて，新メニューのレシピも増えている。


　ほかにも，科学ポイントをより効果的に獲得できる「天文台」（Observatory）や，ストレス解消のための「泥風呂」（Mud Bath）といった施設も登場するなど，かなりの量が追加されている。

　もちろん，このアップデートではバランス調整やさまざまなバグフィックスも行われている。Steamストアページのパッチノート（英語，リンク）でアップデートの詳細が公開されているので，目を通しておくといいだろう。

「Timberborn」公式サイト